カナダのオンタリオ州バリー(Barrie, ON)で開催された「スケートカナダオータムクラシック2015(2015 Autumn Classic International)」、日本代表-羽生結弦(Yuzuru HANYU )のフリースケーティング演技の動画です。
Date:2015年10月15日
曲名:「SEIMEI」- 梅林茂 映画『陰陽師』より
技術点: 92.95
構成点: 92.10
減点:1.00
合計:184.05
- 男子シングル・フリー得点詳細(英語)
- 男子シングル・フリージャッジスコア(英語)
- 男子シングル総合結果(英語)
スケートカナダオータムクラシック2015の出場選手・日程・結果。男子シングルは羽生結弦が優勝。女子シングルはエリザヴェート・トゥルシンバエワ が優勝、今井遥2位。
(ホームビデオ撮影)
(ニュース)
“羽生結弦 スケートカナダオータムクラシック2015 フリー演技 (解説:なし)” への342件のコメント
ジャンプの助走のこと、あまりよく知らなくて、他の選手の助走が長いことや、これから、
ジャンプするからね、するからね・・・・的な選手がほとんどだと感じていたくらいでした。
でも、
142.ゆら様、そして173.他沢山教えて下さったファントム様のおかげで、じっくり、他の選手のプログラムをチェックさせていただいて、羽生選手がいかに、助走がないか、直前までとんでもなく複雑なステップを踏んでいるかをしっかり見直したとき、驚愕しました。
他の選手のように、飛ぶよ!飛ぶよ!と、助走だけしておけば、きっと楽にジャンプ姿勢に
もっていけるでしょうに。
ついつい、やれ衣装が、振り付けが、音楽が。。。。と好き勝手言ってしまいますが、あんなに大変なことを彼はしていたんですね。
しかも、音はめをしながら。
いやー、無知とは恐ろしいことですね。恥ずかしい限りです。
これからは、ステップやジャンプそして、もっといえば、つなぎの部分をしっかりと見ながら
応援したいと思いました。大好きなプログラム、SEIMEI,本当に楽しみがいっぱいです。
四天王寺、広島、住吉神社は日本で三大石舞台を備えていると言われている。そこで雅楽が舞われる。四天王寺に雅楽楽隊があったが、東京遷都と共に関西から引っ越して宮中付の雅楽楽隊になったと言われる。なにせ中央アジアを経て入ってきたものなので、この演目でステップを踏みくるくる回る時に鳴る笙の音などは西南アジア当たりをルーツとする大変エキゾチックなものに聞こえる。私はここが一番好きである。
かめさま
忘れな草は私も大好きで、一時庭の花壇が忘れな草の草原のようにになっていた時がありました。種を蒔いたら増えてしまってw
あの衣装、確かに忘れな草色ではありますが、でっかいお花のコサージュは忘れな草に象徴される繊細な部分を破壊していると思います(笑)
忘れな草がぜんそくのお薬だとは知りませんでした。お神楽のお話といい、かめさまのお話は面白くて為になります。
あれ、羽生君が初めて着たのは、N杯のEXのオープニングとフィナーレだったんですよ。N杯だからタイムトラベラーを滑るわけでもないのにわざわざ衣装を変えてきて、なんでかな?着替えて下さいと言われたの?それとも新衣装だから見せたかった?もしや気に入ってる?などど思った覚えがあります。ただ当時は顔色もまだ青白くて、そこへあの衣装の色では余計顔色を悪く見せてしまっていて、現地ですごく気になりました。
まあ、初見がそれでしたから、余計に良くない印象がついてしまったのかもしれませんね。
ところでSEIMEIの衣装の紫色、私も今回のが非常に良いと思ってましたが、かめさまのおっしゃる桔梗色というのに、思わず膝を打ってしまいました。その通りですね!もう桔梗色にしか見えなくなりました。とても素敵。
黄緑色の草模様の刺繍は生命のイメージでまた、いいですよね。
話変わって和の表現についてですが、シンクロのお話も尤もで、一般的な外国人が派手な浴衣を好むのはよくわかるのですけど、一方で禅や侘び寂び、盆栽等に興味のある外国の方も沢山いらっしゃいますよね。『和』の精神に憧れ、理解しようとする日本オタクの方々。
一対のクロスロールに陰陽を感じたりするのはそういう方かもしれません。(投稿しているのは日本人かもしれませんが)
また、ストイコが『過剰にドラマティックじゃない。自分好みのちょっと控えめなところがある』と言っていたのも印象的でした。
続きです。
ストイコの賞賛を見るに、そういう風に和の『静』に対する理解のある人たちをも満足させられたプロであったのでは。ということは『静』の表現にも成功しているということかな、と。
その上、激しいコレオシークゥエンスでは、ちょっと歌舞伎チックな派手なところも見せられましたし、バランスが取れていていいと私は思いましたけど。
また、魔術的な部分についてですが、一対のクロスロールに陰陽を感じていた方は、ステップの始まりは何か魔法の粉を投げて術をかけるように見え、終わりの鈴の音でその術を破っているみたいだと書いてました。確かにそんな風に見えなくもないですね。
ちょっと忙しくてあまり海外の反応を追えていないのですが、チラ見しただけでも非常に評判は良いようです。
新鮮で、私たちをワクワクさせる何かを秘めたプロなのだと思います。
桔梗さま
一対のクロスロールですが、あれを見て『和』を感じる人は恐らく多いですし、非常に印象的な動きなので、私は残して欲しいですね。
また、あのクロスロールには私は女性的なものや、色気はみじんも感じませんでした。これは個人の感覚の違いでしょう。
では何かと申しますと、私には大地を踏みしめる動作に見えたのです。本番は力強さが足りなくてそこまで感じませんでしたが、少なくとも練習の時は。
でも私の解釈とも違って、やっぱりあれは『摺り足』をイメージして作っているのだと思いますよ。
他の動きも、練習時には下へ、下へという和のベクトルを感じる部分が多いなあと思ってました。
これは萬斎さんの言葉なのですが、上へ向かって跳ぶバレエの跳躍と違って和の跳躍は、下に向かって跳ぶのだそうです。身体の重心も下にありますし。
本番では余り感じられなかったこういった部分、もっと入れられたらいいのにと思っています。
時間が無いのでまとまりのない文ですみません。
何度も申し訳ありません。
私の無知について、もう1件だけ書かせていただきます。すみません。
172.で、能の摺り足のようなステップと書いて、そうは見えないと、おっしゃる方もたくさんいらっしゃって、まぁ、何の根拠もなく軽い気持ちで書いたのですが、
その後、ある方のブログに、陰陽師が行う呪法のなかに、邪気を祓うため、「禹歩」とか「反閇」ともいわれる、大地を踏みしめて呪文を唱えながら、千鳥足様に前進して歩く。。。。と
いうのがあるそうです。
それをイメージしたのではないかと書かれていたのです。
うわぁー、本当に皆さん博識で、自分の書いた能の摺り足のよう・・・というのを消したいくらいです。この方も、そのことをイメージして振付けたかどうかはわからないけど。。。と
書いていらっしゃったので、念のため。
ジャンプのつなぎといい、「摺り足」(?)といい、自分の無知が恥ずかしいです。
いろいろなことを想いながら見る、SEIMEIが、すでに、神プロであることはいうまでもありません。
ファントム様、 ファントム様、また楽しみにしております~
3連続ディフィカルトターンのご解説ありがとうございます! あの後方和風「ヘランジ」?の前に入っていたのですね。おかげさまで、この辺が~♪と思いながら鑑賞できました。ただ、全然ディフィカルトなことをやっているように見えないですね、羽生選手!
ところで身体の動きが3分の1以上等々、テクニカルジャッジはいったいどうやって測っているのだろうかと。熟練の目分量でしょうか?? GOEはまた別のジャッジ陣が付けているので、今回コリオシークエンスでも3が並び、見映えは高評価ということで良かったです。すり足を思わせるところは、アイスダンスっぽくもあり本当に綺麗と思いました!
あ、千鳥足との情報も。いずれにしてもよく融合し、フィギュアらしい美を感じますね。
私もクロスロールをスクロールと書き、ステップの名称に関する無知を露呈しました。(笑)
なるほど。あのステップは、陰陽の意味を含んでいる、とか、「禹歩」とか「反閇」とかdark eyes さんのように私が感じたような女性的な妖艶なものはお感じにはならない、など様々な解釈、感じ方があってすごく面白いです。
大地を踏みしめる・・・確かにもう少し力強さが加わればそちらに見えるかも。
体力温存のためかも、というコメントなどもありましたし。(これは案外あるかもしれない、と実は少し思っていたりして。何せ全体的にとんでもなくハードなプロなので。)
何にせよ、羽生選手及びボーンさんは何かしらの「意味」を持たせてああなさったのだと思います。
動きとしては好きなので、作品の一部として尊重したい気持ちです。
ただ、私には意図がどうあれ、能のすり足(能では「運び」という言葉を使いすり足とは言いませんが)には見えない、という意味です。
それと見栄えはしてもレベルが取れないなら他のステップでより取れる実力がある羽生選手だと競技ではちょっともったいないかな、などと思いまして。
それも他で点数は稼げるのではありましょうが。
なお能の「運び」は、基本中の基本の所作でスケートで言えば、基本的なスケーティングに当たると思います。
美しく巧みに出来る人とそうでもない人がいます。能でも形を崩さずにかなりのスピードを要求されることもありますがそれができる人苦手な人がいるわけです。
結局スケートでもステップの美しさや巧みさなどはそういう技術の高低を競っているのですよね。
和を形の上で取り入れるのは大事だとは思いますが、羽生選手自体和の要素を色濃く持っているので、型における和を過剰に意識する必要もないのでは、などと。能との共通点などあげ矛盾しているようですが、それよりは繊細に力強く技をしっかり決める羽生選手が見たいです。
Da Capo 様
シンクロの振付の話、非常に興味深かったです。
それを考えると、羽生選手は本当に賢いんだなぁ、と改めて思いました。
和プロを日本人の振付師の方にお願いすると、日本的になりすぎるかもしれないので、
あえて外国人であるシェイ・リンに振付を依頼した、と言ってましたからね。
彼にはすごく戦略家の面があるようです。
大地を踏みしめると書いた途端に、シンクロするかのようにsan pedroさまの書き込みがあったんですね。
陰陽師が行う「反閇」については、陰陽師について調べた時に目にした覚えはありますが、とっくに記憶の彼方でした。コメントを拝見して思い出したくらいです。(私も十分無知です)
だから、私が感じたのは全く何の根拠もない、ただの感覚によるものでした。ただ、日本の伝統芸能の動きには、先にも書きましたがどうも下へ向かうベクトルがあると感じていて、というのはやはり、農耕民族であるために大地が大切、大地に神がいる(八百万であれど)というのを感じることが多いのです。
摺り足もそうらしいですよ。
以下、あるサイトからの引用ですが・・
古来日本では、生命力を与えてくれる神は、地下に住んでいると信じられていた。狩猟民族や遊牧民族は、神は天空にいると考えるが、日本人をはじめとする農耕民族は地下にいると考えていたのだ。
大地には神の霊力が満ちており、そこから受けた霊力を保つには、地面から足を離さないほうがよい。そうした考えから、すり足という独特な歩き方をするようになったというのである。
そして、おそらく摺り足を元にしていると私が思ったのは、上半身は直立でぶれずに、腰から下だけ動かしているからです。親子で歌舞伎体操という動画を見ても、そんな動きをしています。
千鳥足でも無いですしね。
でも大地の霊力に関係があるのなら、どっちを表していても根っこは同じってことじゃないでしょうか。
それにしてもこのStSqは開発途上ですが、魅力的ですね。
DOIの時に、ご本人が『他にもステップとかまだ激しい部分もあるので』とおっしゃっていて、激しいStSqを入れたらせっかくのChSqが目立たなくなるなあ、激しいということはいつもの討ち入り系プロなのか、と思っていたんです。
こんな渋くて深みのあるStSqだとは想像出来ませんでした。
カナダ人のポストでsportymags、2015年7月10日掲載。羽生の事がアイスホッケーのスポーツタグで語られていた。 抜粋して和訳しています。
#239からのつづきですので、まず、#239を読んでいただいて下さい。
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“世紀のスター” 羽生弦結
羽生がどんなにすごいって? それぐらいすごいのさ。 ホッケーのGretzky, Lemieux そしてCrosbyとならぶすごさだ!もちろんフィギュアスケート界で。
羽生はまさに100年に一人の確率でしか出現しないフィギュアスケータだ。 ほかに候補者がいるかって? 世紀のプレーヤと呼べる選手なんて、羽生以外は思い当たらない。まあ、でもちょっと考えてみよう。。自分がブライアンオーサーのフアンなんで、ちょっと浮かんだけど。彼はトロフィー試合で、オリンピックの金メダルだけは取れなかったんだ、2回ともさ。ミスタートリプルアクセルと言われ、8つのカナディアンチャンピオンに勝ったし、ワールドタイトルも取ったさ。でも“世紀のプレーヤ”と呼ぶにはかなりためらいがある。今や、スケーターとしてより、コーチとして注目があるからね。
もう一人浮かんだのは、プルシェンコ。金メダルをオリンピックでも、ワールドでもとったし、他のたくさんのタイトルも取った。彼の才能と確実性がそれを全部勝ち取らせたんだ。だけど、そんなプルシェンコも、フィギュアスケート界がなにか変わるような影響を与えたかどうかを考えると、“世紀のプレーヤ”と呼ぶにはやはりなにかすっきりしない。ここではプルシェンコは“偉大なるチャンピオン”とでも言っておこうかな。
羽生伝説は今をときめく現在進行形だ! 彼はフィギュアスケートというスポーツを進化させ研ぎ澄ましていく影響力がある、スター性 ”スターパワー“があるんだ!
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”世紀のプレーヤー” 羽生弦結 : まだつづきます。。。。
今週から メジャー大会 GPS、いよいよ。
かつてTV録画でしかも早送りでみていた各試合も楽しみ満載。
どの選手もいきなり I N よりやはりトライアル的な試合は有効のようですね。
各選手の今季プロ、振付の内容から衣装に至るまで各種分析いただき、
普通の楽しみ方していた者でも予備知識もってTVの前にすわれそうです。
※ ご紹介くださる海外の関連ブログ、毎回新発売の連載雑誌を
店主に気兼ねしつつ、ワクワクしながら立ち読みする(無料で新作、翻訳つき)気分。
このブロガー氏の現在進行形・世紀のスター 「羽生結弦」 異存はございません。
記憶にないだけできっと世代・時代的に他にも並ぶ人どうだろう。
プルシェンコ、ヤグディンがフィギュア界の歴史でどの位置にいるか
またオーサーなどは試合姿はかすかに記憶あるが当時のメディアと現代では異なる。
カテリーナ・ビットなどはOP2連覇。
現代の高難度時代での栄光エレメンツは羽生選手がより近づいてるのは確か。
ネコポチさま
アイスホッケーのレジェンドであるグレツキーと比較されるなんて羽生選手は
北米のウィンタースポーツの花形になれますね
凄いなあ…
ファントムさま
ディフカルトのせつめいありがとうございます
これだけの工夫をしながらジャンプを跳ぶのですから桁違いの難易度ですね
助走いっぱいなら簡単なのに逃げない羽生選手は素晴らしいと思います
海外のサイトって良いものは良いって手放しでほめてくれるところが良いですよね。
とてもわかりやすい。羽生選手が凄いんだってことがよくわかります。
良い情報をありがとうございました。
皆さんのフィギュアスケートに対する知識や愛情にはとても及ばず、なんちゃってファンなので頓珍漢な事を言ってるかも知れませんが、お許しを。(汗)
羽生選手が腰を落として足をクロスさせながらジャッジの前を滑っていくステップがとても艶やかで美しく、感動しました。
練習着だと太ももからヒップ、ウエストのラインが綺麗な曲線を描き素敵だったのですが、衣装ではそのラインが隠れていてがっかりしました。
それに練習の時は腕の動きもはっきりと分かり、全体的にメリハリが効いていたのですが、本番では後半の体力温存為に動きをセーブしているように見えてしました。動きが小さい様に感じたのです。
いずれにしろ、例のステップは、女性の曲線とは違い、かと言って二十歳を超えた男性の逞しい筋肉でも無く、羽生選手独特の柔らかい伸びのあるしなやかな体のラインがなければ、観客を惹きつけなかったのではと思います。
私の勝手に思っていることですが、羽生選手には清明そのものを演じるより、陰陽師という世界観を前衛の舞踏の様な感じで踊って欲しいと思っています。
その方が多国籍の人々に伝わりやすい様な気がするのですが。
日本の伝統芸術やその他の宗教、歴史、風俗、文化といった日本的なものを陰陽師というアングルで前衛芸術に昇華してはいかがでしょうか。そして衣装はもっと体のラインが美しく出るものがいいなと思いました。
一ファンの勝手な希望なので、全く的外れな事言ってたらごめんなさい!です。
もし上のコメントですでに紹介されていたらスミマセン。
海外のファンの方(たぶんロシア)が2日にわたるSEIMEIの練習を編集して(ほぼ)完全版を作成してくれました。
Golden Skate のフォーラムで、別の方がこの動画をクリケットクラブにメールで紹介したところ、ブライアンと羽生選手に見せた、という返事がきたそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=FvkCejzJQ6E
http://www.goldenskate.com/forum/showthread.php?35500-Yuzuru-Hanyu/page1900
#28493 Geo1
試合での完成版を見るのが楽しみです。
皆さんのコメントを読むと、やはり中盤のあのステップはひとつのポイントみたいですね。
最初、見たときは、あの部分だけ妙に気になったし、後半のために休んでるんだろうくらいに思いましたが、よく見るとかなり意図的にやってるようです。
その意図は必ずしも明確でなく、私同様、休んでるんだろうと思ってしまうジャッジもいるかもしれませんが。
やるならもう少し明確にやった方がいいんじゃないか。
たとえ点数にはならなくても、だれもが印象に残っている荒川静香のイナバウアーのように。
大地を踏みしめるような動きという話もありましたが、フィギュアでも氷に吸いつくような動きがいいとされているので、その意味では相性はいいかも。
皆がマネしてやるようになればそれなりに意味も出てくるのでは。
和といっても「静」だけでなく歌舞伎のケレンのようなものもあるといった話もありましたが、それはそれでフィギュアのそれとは違うような。
歌舞伎で六方を踏む動作とかあって、大げさな動きでけっこうな迫力ですが、実際に動いている距離ってたいしたことなかったりする。
実際の動きより、人間の頭の中で補うことで現実以上にリアルな迫力で見せるってのが歌舞伎の荒事の真骨頂であったりする。
そんなことまで今の採点方式に求めるのも酷でしょう。
ソルトレイクのヤグディンのトウステップなんて、歌舞伎的だったと思いますが、あれも今の採点基準じゃほとんど評価されないのでは。
ストイコが今回の羽生のプログラムを評価したという話もありましたが、それはわかる気がします。
ごちゃごちゃした華美な振り付けに対して、マーシャルアーツに基づくシンプルで一刀の切れ味みたいなプログラムで対抗しようとした人ですからね。
古い話が多くなって恐縮ですが。
皆さま読んで下さってコメントなど頂きありがとう御座います。
このカナダ人は元フィギュアスケータであり、ホッケーや他のスポーツも愛するアスリート。 欧米ではホッケーやフットボール、バスケ、野球、サッカー、ラグビー、クリケット、バレーボールなど人気のある花形スポーツだけど(選手は高額所得者の花形)、メディア界からは、フィギュアスケート(特に男子)は人気スポーツ20位にもはいらないようなので、日本から彗星のように現れた日本の羽生にどれほどフィギュア界を変える救世主として、世界(フィギュア界の)から期待されているかひしとわかる。フィギュアがオリンピック正式種目とされたのは1952年なので、フィギュアそのものが100年経っていないから、羽生がフィギュア世紀初めて”フィギュア界を変える世紀のスーパースター”ということになる。 羽生が、歴史始まって以来の、100年に一度のスケーターだとはブリティッシュ放送の解説者も同じことを言っていたし、プルシェンコからも羽生はNo.1でフィギュア界の未来だ言わしめたのだから、羽生への期待はフィギュアスケートをもっと世界に知らしめたい。ポピュラーにしたいという、世界フィギュア界共通の願いなのかもしれない。
みなさんお返事ありがとうございます(^_^)/
またきますね(*^^*)
#239,#263 に続いています。 カナダ人のホッケーのタグのポストの和訳です。sportymags
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“世紀のスケーター”羽生弦結
羽生こそが真の”世紀のスケーター“だ。それは同世代の選手たちに大きな影響力を持ち、彼らの向上心をかきたて共に進化し、そして次世代の選手たちへ引き継ぐ刺激剤となるそんなカリスマ性だ。
そして、羽生のグローバルアピール。彼の世界での知名度が、同世代のどの選手よりも突出している。羽生は謙虚で魅力的でカリスマがある、こんな素質は、教えたからって得られるわけじゃないんだ。羽生は小さい頃から、フィギュア界から、天才で秘蔵っ子と大事にされてきた。幼少より彼の生粋の才能・素質は注目された。 だが、秘蔵っ子と言われた子供がそのまま頂点に上るわけではないし、また様々な理由で能力は発揮できないまま終わることもある。
羽生が彼の存在を世界に見せしめ釘付けにしたのはシニアデビューの2012年のニース世界選手権だった。17歳だった彼のあの演技こそが日本の羽生が真の大物だということを世界に知らしめた舞台だったのだ!! 少年羽生がスケート界のリーダー達に挑戦し脅威になり始めたんだ。これが理想的なスポーツの進化なんだ。
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つづく。
#239,#263 #272に続いています。 カナダ人のホッケーのタグのポストの和訳です。sportymags
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“世紀のスケーター”羽生弦結
羽生のスポーツ精神、倫理感、自己の限界につねに挑戦する自制心、そんな姿勢が他の選手達の刺激となり周りをも進化させてきた。 一緒に練習しているハビとナムは、羽生の練習中の集中力は神経が張りつめていており、日々上達したいという熱心さは半端ではないと、コメントしていた。羽生はそんなチームメートに良い刺激と影響を与えながら、お互い友人であることも楽しんでいる。 どんな選手だって、羽生の練習風景を見た暁には、おれもこうしちゃいられないって刺激されて羽生を模倣して自分の限界に挑戦したくなる気分にさせるさ。その証拠が最近のメディアに明確にでてるよ。驚くほどのスケーターたちが挑戦し始めた、クワッドジャンプやいろんな種類のジャンプを飛んでビデオでお披露目しだしたんだ。 これが “羽生効果”さ!!
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つづく。
ネコポチ様
羽生選手がいかに凄い存在かが分かりました。
北米はマッチョ文化なので、あまりの高評価にびっくりです。
スレンダーな美少年が、スパンコールとフリルを身に纏い美しく舞う姿は一番ドン引きされるパターンなのかなと思ってました。
特にアイスホッケー等の格闘を含む団体競技の男性からみれば、全く異なる世界の存在で、スポーツ選手と思ってない人もいるかもという感じがしたのですが、記事を紹介してくださって、良かったです。
今回カナダのローカルの大会で、日本から観客が来て少しは現地にお金が落ちたのではないでしょうか。
羽生選手がそういう意味でお世話になっているカナダに貢献できて現地の人に喜んでもらえるのは、日本人としてとても嬉しいです。
272番さま
>> 羽生が彼の存在を世界に見せしめ釘付けにしたのは
シニアデビューの2012年のニース世界選手権だった。
すごいブロガー。
初めてのSEIMEIランスルー映像がアップされていますね。
https://www.youtube.com/watch?v=FvkCejzJQ6E&feature=youtu.be
276番さま
まさに降臨映像。練習着の方がラインがきれい!!
こちらが本番だったら300点越え、いえもう評価外。
276 空(リス)さん
ありがとうございます。
この演技すごい!ほんとに300点越えになりますよね。
本番でもパーフェクトが観たいなぁ。
羽生君の演技はもちろんですが、皆さんのコメントが同じくらい楽しみかもしれません。
最近はまとまった時間が持てない日々ですが、皆さんの熱い思いをワクワクしながら拝見しています。
グランプリシリーズ目前ですね。
選手の皆さんが良い成績でスタートできますように期待しています。
羽生さんーーー素敵でした。
背景は平安時代! その雅さも心に込めて演じておられたのが伝わってきました。
暫らくの間、能の小鼓をおさらいしておりましたので「、能舞台のお囃子と異なる音色だわ」
と思いながら、貴方の演技にだけ目を奪われ拝見してましたが、主人公は晴明ですから
当然の事 当時の貴族社会…能の筈は御座いませんわ。笛などは雅楽=龍笛ですね。
しかも、霊感に充ちた陰陽師が転んでたら絵になりませんし、本番がスタートしましたら、
4Tも成功なさらないと・・・・完成度を上げて登場することを念じてますよ。
今月末~年末まで 良い意味でも、悪い意味でも、ドキドキの日々が続くでしょう!
既に書かれてますが、StSqはレベル2だけれど、ジャッジの評価が悪かったのではないのです。
GOE満点ということは
http://www.jsfresults.com/data/fs/pdfs/comm/comm1944j.pdf
のGOEガイドラインにある8項目のうち、少なくとも6項目を満たしたということですから。
1,3,6,7,8は素人目にも当てはまる気がします。
レベルはレベル要件を満たせなかった以上、仕方ないですよね。
体力温存のため、中盤のStSqをお休み処にしてしまう作戦もありだとは思うのですが、インタによると、少なくとも昨季のワールドからは、ただステップを踏んで休みながらレベルを取りにいくのではなく、人の心を惹き付けるステップがしたいと練習を頑張っていたようです。
それはジャッジにも観客にもきちんと伝わっていました。上海ワールドのステップは今見直しても素晴らしいものでした。
であれば、今季もお休み処にするつもりの筈がないと思います。
彼はまた、レベルによるGOE係数もしっかり意識しているので、必ずレベル4を取りにくると思います。さて振り付けがどうなるのか。クロスロールを残して欲しくて心配だけどワクワクを優先させることにしましょう。
KYさまのおっしゃるヤグディンのステップ、StSqでなく、ChSqで評価されれば、レベルは一律1です。そこにGOEが乗る形になりますが、GOE満点付きそうですよね。
ところで、空(リス)さまのご紹介の動画がまさに268番でSuzyQさまがご紹介下さっている、二つの通しをくっつけた動画です。こんな風に出来る日が近いといいですね。
また、練習着の方がいいとのお話、練習と本番はあきらかに動きが違いました。羽生君は練習のStSqの方がいいのはいつものことです。というか大抵の選手はそうです。
だから、衣装のせいではないと思いますよ。何となく物足りないのは。
ネコポチさま、ブログのご紹介ありがとうございます。
すごいベタ褒めですね!
279番様
習っておられたのですね。陰陽や仏教がシルクロードを通ってきたのは武家社会ができるずっと前ですね。雅楽の舞というのをyoutubeで見て、また聖徳太子ゆかりの四天王寺で見てこのseimeiはこの時代の楽器や舞を表していると私も思いました。笙とは確かに違いました。トルコの軍楽隊の演奏で似た音色を感じます。羽生さんが腰を落としている所は雅楽の舞で右左と脚をまげてやはり腰を落としている様子はたぶんここからヒントを得ていると感じました。私はちなみに昔西南アジアのことを勉強し、ガイドの研修に古寺をよくめぐっています。宮中式部imperial household agencyという所に四天王寺の楽隊は移ったようです。
280 dark eyes 様
こんにちわ。コメント拝見し、質問させていただきたいのですが、万年なんちゃってファンなので、面倒くさい事を言っていたらすみません。(笑)
大抵の選手は練習の方がいいのは、やっぱり本番の緊張があるからでしょうか?浅田選手や高橋選手のステップは本番でも物足りない感じが無かったのは、彼らは別格なのでしょうか?
練習では体力温存など、後の事を考えずにそのパートに集中できるからでしょうか?
私はルールとか技術的な事のお勉強は根っからのものぐさ太郎で全然わからず、好きかどうか、自分が良いと思うかどうかの感覚だけでフィギュアを見ています。なので
何も知らないど素人発言ですが、良かったら教えて下さい。
羽生選手カナダに行ってからのフリー3作品のステップはあんまり興味が沸かなかったのですが、seimeiの練習映像で久々にいいかもと思いました。なので、本番でのステップを楽しみにしていたのですが、ちょっと物足りないという感じがしたので、何故かなと思った次第です。
SuzyQさま
外出先で、動画を見ましたので、皆様とシェアしたくて、リンクを貼りました。
SuzyQさまのコメントを読まずに、張ってしまいました。ダブっていたようですね。失礼いたしました。
dark eys さま、教えていただいて、ありがとうございます。
みなさまのコメントを後じっくり拝読し、勉強させていただきます(_o_)。
別の所で、勇名トラ様から、演技の曲は管理人様もご紹介している陰陽師のサウンドトラックに加えて、陰陽師Ⅱのサウンドトラックも使っていると教えてもらいました。
それによるとステップで、曲「荒ぶる神」を使っています。ここで荒ぶる神とは、陰陽師Ⅱのあらすじから推定して、健速須佐之男の命(たけはやすさのをのみこと)だと思います。その後に使われている曲もⅡのもので、途中だけちらっと見た陰陽師Ⅱの映画の中で「ふることのふみ」という台詞があるので、脚本家が「古事記」を利用しているようですね。
さっそく、日本の神様の辞典である、「神名の釈義」(新潮日本古典集成 古事記 の付録)から、「健速須佐之男の命」の部分を抜粋してみましょう。(素戔男尊と表すことがありますが、こちらの辞典に従いました。)
『名義は「勇猛に勢い激しく進み放題になることの男」。「建」は「建依別」(たけよりわけ)、「速」は神威の速度に対する美称、「須佐」は「すさぶ・すすむ」と同根で、「物事が勢いの赴くまま進行すること」の意。・・・須佐之男命の本体が「暴風雨(嵐)神」だと考えてよい。』
この部分の太鼓の音の意味を感じる説明ですね。この部分のステップは今後重要な鍵となりそうです。
というわけで、使用曲の編集が、まったく偶然だと思いますが、ざっくりこんな感じになっているようです。
・陰陽師のテーマ(太鼓・笛・鈴を強調した)
・健速須佐之男の命
・安倍晴明(つまり五芒星)
・陰陽師のテーマ(より現代風に)
陰陽師のテーマで始まり、鈴に導かれて、一度「記記」の世界へとダイブして、安倍晴明に戻り、より現代的なテーマで締めるといった感じでしょうか。
しばらくは、SuzyQ 様や、空(リス)様ご紹介の素敵な映像を見ながら、こうした妄想で楽しめそうです。なんといっても、芸術の秋ですから。
空(リス)さま
これを見たらやっぱり紹介したくなりますよね(笑)
もう、何度も見返してはウットリしてます。
特にあのちょっと雅楽的な動きは好みです。私は大好きなんですが、ちょっとでも油断するとレベルが取りにくい感じなんでしょうかね。でも、羽生選手とチーム・ブライアンならきっと何とかするでしょう。
この Golden Skate のフォーラムだけでも海外の羽生ファンの熱さがガンガン伝わってきます。今回のようなマイナーな試合でも、試合前後の書き込みのページの進み方が異常な速さで、私も必死で英語を読んでますが、ついていくのが大変。でも、リンク等の情報も速いので、お勧めのサイトです。日本人を含めて日本語の分かる人が情報の英訳を手伝ってますが、言葉が分からなくても羽生選手のことが知りたい!という熱意がスゴイです。
上の方が、高橋選手のステップの話をしてらっしゃいましたが、練習で、特にステップの練習だけの時は、それはもうとんでもなく凄かったそうです。本田さんがどこかの番組で語ってました。本番でもあれだけ凄いのに。一度でいいから見たかったです。
話がそれましたが、試合で普段の練習通り、といのはどんな選手でも難しいと思います。あの緊張感のなかでは当然かもしれません。でも、ファンは期待しちゃうんですよねぇ。選手はその期待に応えようとする。あ、だめだ、また、ウットリし始めた。いいですよねぇ、フィギュア・スケートって。
みなさまこんばんは
ターンの大家のファントムです
一番上の動画
2:35 左フォア・インサイド・ツイズル CW
2:36 左バック・アウトサイド・カウンター CCW
2:37 左フォア・アウトサイド・ロッカー CCW
鮮やかに3連続ディフィカルトを決めました
流れるさま
エラソーなことを書いてますが、思いっきり素人ですからあんまり信用しないで下さい(笑)
選手じゃないのであくまでも想像ですけど、練習の方がいいのは、流れるさまのおっしゃるような理由だと思います。
通しの練習といっても、自分のやりたい所を重点的にやってスピンやジャンプを飛ばしたりしてますよね。やりたい所がステップなら、当然しっかり踏もうとしたり、上体の動きも思いきってやったりしますよね。
あと、たいていの選手は言い過ぎだったかも。確かにステップの上手い選手なら、本番も練習もそこまで変わらないでしょう。大ちゃんなど昔からステップが上手くて、素晴らしい見所でしたものね。
羽生君に関してですが、これ迄も結構ステップに練習との落差を感じることが多かったです。
例えば、2013年夏、仙台での練習。2分27秒あたりから〜
https://www.youtube.com/watch?v=jIyA6YmkgYQ
こんなに勢いのあるステップは一度も本番では見ることができなかった気がします。
フィン杯でも、2年とも、練習のステップはなかなか良かった気が。
また、昨季のオペラ座も、COC前のワイスクで放送された練習は良かったんですよ。
まあ、COCは仕方ないですが、その後ワールドまで素晴らしいと思えるステップはありませんでした。SPはN杯のStSqも良かったと思いますけど。
インタによると、昨季のGPFのStSqは気持ちいいだけで滑っていたけれど、ワールドではしっかり踏めていたとか。あそこは4回転2回と3Fと跳んでスピンをした後なので休みたい所だが、休まずにもっと人の心を惹き付けて得点のとれるステップを、と意識してやって良かった。手応えもあったということでした。
ジャンプで得点は稼がないといけないし、スピンも頑張らないといけないしで、これ迄なかなかStSqまで気がまわらなかったのかもしれませんが、俄然今季は期待していますw
ファントムさま、またまたありがとうございます。
見ている方は一瞬ですが、その一瞬にどれだけの高度な技術がつまっているのか。解説していただいてわかり、嬉しいです。
空(リス)さま、失礼しました。もしや1本の新しい通し練習だと思ってらっしゃったらいけないと思いまして。
SuzyQさま、私もGolden Skate時々見てます。なかなか読みにいく時間がないので、かなり飛ばし飛ばしにしか読んでませんが。以前にご紹介した海外ボードの話もGSのフォーラムでした。
あの羽生スレッド、出来た頃からまあまあ熱かったですけど、今は高熱を放っている感じですよね。
dark eyes さま
ありがとうございます。説明もなく失礼しました。つなぎ合わせたものだと分かっております(ライストを見ていましたので)。理想系という意味で紹介させていただきました。何度もリピしているのがこちらの方ですね、ジャンプ、ステップ部分を全体入っていますから(嬉)。
まだ初戦ですし、怪我なく開幕を迎えられることが何よりで、これから徐々に調子を上げていくでしょう。理想に近いSEIMEIを目指してシーズンを通して頑張っていくでしょう。 (ワクワク)楽しみにしながら、応援したいと思います。
287 dark eyes 様
返信コメントありがとうございました。
結局、自分の中で期待値が大きすぎて、勝手に楽しみにしすぎたのかも知れません。
私は基本的に踊れる選手が見たいので、練習着でモダンバレエとか、日本的な舞踏のような物が見たかったのだと思います。
なので面倒くさい質問して、親切に過去のデータやインタまで書いて下さって、お手間とらせました。ありがとうございました。
ルールや技術、過去のデータや実績、インタビューなどを細かく勉強し、分析し、自分なりの言葉で感想や意見を述べておられるのを見ると、私には到底できないので、ここにコメントを残しておられる皆さんは本当に凄いなといつも思わされます。
これからも細かい事はあんまり良く分からないし、基本、好きかどうかだけでフィギュアを見ていくと思いますが、dark eyes様はじめ、皆さんのコメントを楽しみにしています。
昨年のワールドのステップもう一度見てみます。
287 dark eyes 様
確かに、2013年夏の仙台の練習映像、確かにいいです。
本番より断然いいですね。
それに昨年ワールドのオペラ座も。
それにしても、dark eye様の理系的な頭脳で時系列的に分析的にものすごく緻密に一つ一つ細かく見ておられる事に驚いています。凄すぎる。
羽生選手の素晴らしさもさることながら、世界中のファンが息を詰めて瞬きもせず羽生選手の演技をみている事に改めて感動。私はなんちゃってファンしか絶対絶対無理です。(笑)
連続投稿失礼しました。
みなさん、よんでいただいてありがとうございます。
#239,#263 #272 #273に続いています。 元フィギュア・カナダ人のホッケーのブログの和訳です。sportymags
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“世紀のスケーター”羽生弦結
“羽生効果“ それは、スケート競技・選手に及ぼす影響以外にもたくさんある。
2006-2011頃までアイスショーのエンディングに、ジャンプやスピンを披露する場面があった。しかし2011年から羽生が地元のアイスリンクを失って練習量が減った為、彼がアイスショーのエンディングをジャンプの練習場・挑戦の場として利用しはじめたことを機に、羽生出現の2011年から”ジャンプオフ”がスケート界ですごくポピュラーなものになった。それは羽生がジャンプオフで4回転をしたりして進化するのチャレンジの場としたことが自然に他の選手達の刺激になって羽生の跡を追って挑戦の場とするようになったからだ。“羽生効果”は、この“ジャンプオフ”の進化にも見られる。
ここ数年のことだ、4回転ジャンプに種類について、4Tや4Sなんて耳に入るようになったのは。 世界のスケーターたちが、羽生がメディアで自分の挑戦するジャンプの種類を何度も口に出のを聞いていて、羽生が挑戦する同じジャンプを飛ぶ刺激となった結果の表れだ。 その羽生効果はジュニアーにも広がって、今はいろんなジャンプに挑戦し始めたジュニアーが増えたんだ!
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和訳つづく。
#239,#263 #272 #273 #292に続いています。 元フィギュア・カナダ人のホッケーのブログの和訳です。sportymags
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“世紀のスケーター”羽生弦結
みんな知ってる通り、フィギュアはジャンプやGEOの点数など、技術だけじゃ十分ではない。羽生は、技術面での限界、自己進化に挑戦し続ける傍ら、芸術面の進化への挑戦もわすれていない。 羽生に既に身についているは芸術的優美さは、 まったくこの世のものとも思われない、天上の繊細さだ(ethereal)。ショパン、パリジャン、Hello, I Love, そしてSeimeiと、羽生は幅広いジャンルで芸術面でも卓越し、私達を楽しませる。
私の見たところでは、羽生はもう、フィギュアスポーツ界という域から遥か越えたところに存在する。日本でだけじゃなく、それは世界中でだ。羽生の魅力は地球の隅々にまで行き渡っている、性別、年齢関係ないんだ! フィギュアスケート界は、羽生のような選手が出現して、ほんとうに幸運だったよ!
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“世紀のプレーヤー” 羽生弦結
抜粋式、和訳終わり。 ありがとうございました。
羽生選手が練習拠点をカナダに移した直後、それまではジャンプへのこだわりが強かったと思うのですが、基本的なスケーティングを徹底的に練習させられた、ということでした。
ジャンプは見た目も華やかですし、要高度な技術、体力で競技において大きな得点源でしょうが、時間的には普通に滑ったりステップ等の方がずっと長く全体的な作品の印象はむしろそちらに左右されるような。また基本のスケーティング技術が上がればジャンプ等の大技もより楽にきれいに決められる、ということなのでしょう。
羽生選手がその後大飛躍できたのもそのあたりが大きいような・・。
よりステップにこだわると同時に、その技術を向上させてジャンプへの助走の空間を埋めて演技的にも得点を稼ぐ意味でもより洗練されたものを目指しているのが最近の羽生選手だと感じます。
見ていてもジャンプへの助走が長いとそこに演技の空白が生まれ、プロの流れが途切れる感じがします。
しかしここまで来ると練習で100%に持っていくのもすでに至難の業かも?!
プロ全体の中でどこにどういうステップを入れるか、というのは演技構成的にも得点を稼ぐ意味でも熟考することなのでしょう。
なのであのクロスロール一つにしても芸術性のみでない目的があると思います。つい細分化して見てしまいますが、衣装にしても音楽にしても全てそうだと。
SEIMEIはこれでけして完成ではなく今回の演技を活かしシーズン中にいろいろな変化が考えられるのでは、と楽しみ!
楽器については前にも書きましたが、能楽のものではないですが、ただ萬斎さん主演の映画が元になり彼との対談も欲したことを考えるとこの作品は雅楽、神楽等と言ったそれ以前の要素を含んだやはり能楽(狂言含め)的要素が色濃い作品に私には見えます。
武家文化以前の和の要素が上手く取り入れられていると。
284.えるさんのコメント、大変興味深く拝見しました。
今度は 「 ジャンプ オフ 」他 についての紹介ね。
私もTV、EXやアイスショーで羽生選手が登場するとワクワク。
舞台でアンコールする観客の心情と一致か別ものかはわからないが
登場時間が少しでも長ければ、もうかった(とくした)気分。
いやこんなケチな感情のレベルではないね。
ジャンプのレベルアップ、確かに。
練習の場にしてるって日本側でもかつて辛口的に書いてた人いたが
皆がハッピーになれるならいい。
(怪我ないよう軽く出演して、いっぱいかせいで帰ろう)と思ってる
海外選手やスターがいたら日本・羽生出演はちょっとめいわくか。
私もここ数年ですが画面見る限りこのブロガーさん同様、
観客もそして参加する選手(老若男女)もある種の緊張持って
楽しみにしてるんでは。羽生選手とだけとは言えないがかなり近い。
あのGPF、スペイン大会、ハビだけでは自国初開催、場が持てなかった(はず)。
いやぁ、色んな面に詳しくかつて同業者とはいえこんなグローバルな視点
持ってるなんて国籍超えて驚き。
桔梗様、お声がけありがとうございます。前回のコメントの続きです。
演技が披露された直後に、「SEIMEI」が忍者やさむらいという分かりやすいものではないので心配される意見がありました。
しかし、曲の編集によって偶然現れた、安倍晴明とスサノオの二つのイメージが重なることよって、特に外国の若い男性には分かりやすいものになっていると思います。
現代日本文化を象徴するものの一つ「ビデオゲーム」のこれです。
en.wikipedia.org/wiki/Warriors_Orochi_3
日本で「無双OROCHO 3」というゲームですね。早速登場人物を見てみましょう。ゲームなので人物キャラクターがとても分かりやすいです。
まず、「安倍晴明」はこちらです。
https://youtu.be/R19YGfaa7Ko
方の上に乗っているかわいい狐は、葛の葉伝説によって清明の母、白狐(葛の葉)をイメージしているようです。
次に「スサノオ」です。
https://youtu.be/fTlO4Jl2alU
暴風雨(嵐)神とされているイメージが、ギリシャ神話に馴染みのある海外の人も理解しやすくなっていますね。
例えばレイノルズ選手などは、「SEIMEI」と聞いてまずこちらをイメージしたかもしれませんね。
ゲームの中で、こんなテーマ曲が使われています。
https://youtu.be/pw2SN-M5CSE
https://youtu.be/DJjCW390eyk
現在の男子フィギュアスケートの潮流である高難度演技の旗振り役の一人である羽生選手が、こんなイメージもある「SEIMEI」を演ずれば、すぐに「cool」となるのは十分に頷ける話です。
羽生選手の言う「和」とは、第一に日本人へ向けたものであり、ご本人の想定とは離れて「和」を知らない人には、現代日本の持つ「cool」を強調したものになっているのかもしれませんね。この構図に、忍者やサムライといったステレオタイプの日本を持ってこなかったのは、正解に近く挑戦しがいのあるもののような気がします。
えるさん、そうなんですよ!
能の要素がどうの、なんてことを私は書いてきたのですが、羽生選手がこういうプロを選んだ原点には海外に生活拠点を移した日本人が強く感じる和への回帰、とともにゲーム好きの一人の若い男の子の影が見えるんです!
また萬斎さんの陰陽師には手放しに「ヤバイ!」みたいな感覚をご自身が持たれたのだろう、と。
もともと日本が国内外をターゲットにしたゲーム自体に(私はゲーマーではないですが 笑)現代日本の”cool”が多分に取り入れられていると思います。
羽生選手は容姿がまずもうそこにバッチリ通じる。ゲームキャラ的。少女マンガの男子的。手放しに今の”cool”そのもの。韓流スターに通じるものもあり、今や世界のどこでもそういう魅力が認められファンが多いのだと思います。
彼はかなり客観的なものごとの見方をする人に感じます。だからそのあたりも当然自分を客観視できていてプロを作るに当たっても意識していると思います。
一方表面上の表現だけでは飽き足らないオタク的性格や伝えるならもっと根源的日本文化を自分でも追求して、という思いがこのプログラムには詰まっていると感じます。忍者やサムライの方向に行かなかった、ということ自体が羽生選手らしいと私は思っています。
だからなのか、こちらのコメント欄もスケートの技術的なことと共に芸術性や衣装、美術、音楽についても何だかオタク的(全然悪い意味じゃありません!)になるのもうなづける、面白いなあ、と感じています。
>『名義は「勇猛に勢い激しく進み放題になることの男」。「建」は「建依別」(たけよりわけ)、「速」は神威の速度に対する美称、「須佐」は「すさぶ・すすむ」と同根で、「物事が勢いの赴くまま進行すること」の意。・・・須佐之男命の本体が「暴風雨(嵐)神」だと考えてよい。』
(かめさんのパクリですが・・)これ(素の)羽生選手そのもの?!
297の追記ですが、客観的オタク的な内に向かうベクトル(この語は dark eyes さんからのパクリです!)と、自分の思うまま勢いのままにエネルギーを出し切る(出し切ろうとする)外へのベクトルが同じくらいに働いている・・・・羽生選手はそんな選手に見えます。
そういうアスリートは最強かも。
今後の競技に当たってさらにコーチとともに戦略を練るでしょう。
綿密にいろいろ考えて本番では思い切り攻めて成功させて下さることを本当に楽しみにしています。
旧ロメオ以来羽生選手に夢中になってしまいました。
あの時は王子様に見えましたが
今回は日本の平安貴族風でかっこよいです。
音楽にも日本的な所があって東京オリンピックに向けて
日本をアピールしてくれるプログラム嬉しいです。
優勝でスタート 期待しています。
268 SuzyQ さんのコメントを見落としていました。
練習の動画を完璧なものだと思い込んで278でコメントしてしまいました。恥ずかしい。
失礼しました。
コメ数の伸びが 反響の大きさを物語っていますね~。
ネコポチさんの カナダ人ブロガーさんの訳、どうもありがとうございました。(これ 相当な分量ですよね)
解説の佐野さんも、これは 日本人より外国人に受けるのではないか…とも言ってましたが、海外からも評価が高いのは、嬉しい限りです。
また ターンの大家 ファントムさん(大家にウケました(笑))の解説、他にも 皆さまの色々な情報 ありがとうございます。
日本の文化に造詣が深い人にも、細かいことはよく知らないという人にも、『これは予想以上に凄そうだ』というインパクトを与えたように思われるので、今回 初戦としては 上々の結果だったのではないでしょうか。
まさしく SEIMEI のプログラムで “ Cool Japan ”を体現してくれている羽生選手、素晴らしいです^^
(まあ 本人の内面は 熱血スポ根アスリートなので、そこは Coolではないように思いますが…まあ でも頭脳は Coolかな)
以前『今の日本男子で ここまで和を表現できるのは僕だけ』と言っていた意味が、実際の演技を見て 皆さんの様々なコメントを読み、ようやく「ああ、こういうことだったのか」とわかって来たような気がします。
本当に、羽生選手が日本人であることに感謝 そして誇らしい気持ちで一杯です。
ところで、ここ最近 Sportsnaviの記事が 高い頻度で上がっていますね。
オーサーコーチの『次の五輪まで、羽生を健康で過ごさせる』という言葉が頼もしい♪
http://sports.yahoo.co.jp/column/detail/201510160001-spnavi
それと、練習(10/14)と本番との比較動画がありました。
腕の動きや ステップなど、並べて再生しているので わかり易いかも知れません。
http://dai.ly/x3a22u5
いよいよGPS開幕。とにかく 怪我なく、羽生選手(だけでなく 全ての選手にとって)の納得のいくシーズンを過ごせますように^^
私も練習映像・編集関連、了解。
そんなに合成!?かどうかにはこだわりなく完成形イメージ得られてうれしい。
ロシアあたりのフアンよりらしい、すごいですね。
まわりまわってみられる幸運もありがたい。
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