Rocker Skating Podcast Interview|青木祐奈(Yuna Aoki)

海外ポッドキャスト「The Rocker Skating Podcast」に四大陸チャンピオンの青木祐奈が出演。
シーズン後半の大躍進の理由、表現力の源泉、そして今後の予定まで、本人の言葉で丁寧に語っています。

🎥 インタビュー動画

  • 00:35 シーズン総括(前半苦戦→後半躍進)
  • 01:24 全日本までに行った修正(原因分析とメンタル整理)
  • 02:08 四大陸優勝の振り返り
  • 03:25 四大陸チャンピオンの肩書きとプレッシャー
  • 04:23 引退を考えた過去と継続の理由
  • 05:51 表現力・スタイルの原点
  • 07:17 「ラ・ラ・ランド」制作の背景
  • 08:20 芸術的インスピレーション
  • 09:39 今後の予定

📝 質疑応答(Qにタイムライン付き)

今シーズンについて教えてください。
シーズン序盤は良い演技もありましたが、ご自身としては100%満足ではなかったですよね。
でも全日本と四大陸では素晴らしい演技を見せました。今年ここまでどう感じていますか?

青木祐奈:前半は少し調子が上がらなかったんですけど、後半の全日本と四大陸選手権では、自分の演技をしっかりお見せすることができました。
それに伴って、結果も自分の予想以上のものをいただけて、すごく充実したシーズンになりました。

全日本までにどんな修正をしましたか?

青木祐奈:全日本まで、とにかくグランプリシリーズで失敗した原因をたくさん探して、そこを修正しました。
気持ちの面も考えながら練習することを大事にしました。
本番では緊張して頭があまり働かないと思うので、その分、体に叩き込むことを意識しました。それがうまく全日本までにできたかなと思います。

四大陸選手権は本当にスリリングでした。
あなたは今、四大陸チャンピオンです。
本当に素晴らしいスケーターたちに勝ちました。
優勝が分かった瞬間、とても嬉しそうでした。
両手で顔を覆っていて、信じられないという様子でした。
あれから約1か月経ちました。
あの大会を振り返ってみて、何が一番驚きでしたか?

青木祐奈:四大陸選手権は、出るだけで自分にとってとても価値がありました。
結果を目標にしていたわけではありません。
自分のやってきたことをすべて出し切れたことが何よりでした。
最終的な結果には驚きましたが、やってきたことを出し切れた喜びのほうが大きかったです。

その後、国内大会にもいくつか出場して、そこでも良い演技をしましたね。
シーズンの勢いのまま、自動的にうまくいったような感じでしたか?その2つの大会ではどうでしたか?

青木祐奈:そんな感じであまり気負わずにできました。ただ「四大陸チャンピオン」という肩書きを少しプレッシャーに感じた部分はありました。
スポ体の状態は良く、それが演技に反映されたかなと思います。

あなたがまだ現役で滑っていることを本当に嬉しく思っています。数年前には引退すると言っていましたよね。
そしてチャレンジカップで素晴らしい演技をして、「もしかして続けようかな」と思った。
そのシーズンの終わりで引退しようと考えていた後、何があなたを続行へと動機づけたのですか?

青木祐奈:本当にとても迷いました。でも「まだできる」という気持ちが大きかったです。
昨年、コーチが「まだ見たい」と言ってくれて、それで自信を持って続けていいのかなと思えました。去年までは結果を出したいという気持ちが強かったです。
でも今シーズンは、将来につながる新しい表現を自分で習得したいと思って続けることを決めました。

あなたはこの競技の本物のアーティストの一人だと思います。スケートファンや解説者、この競技をよく知る人たちと話してもそう言われます。
私自身もあなたのスケートが大好きですし、多くの人がそう思っています。
成長する中でどのように自分のスタイルを築いてきましたか?また、芸術面でのインスピレーションは誰ですか?

青木祐奈:

もともと表現することが好きでした。
小さい頃、都築章一郎先生に教えていただいたことが大きいです。
ここ数年は振付師のミーシャ・ジーが寄り添って教えてくださり、表現の幅が広がりました。

今回はアレックス・ジョンソンにもお願いしました。
「ラ・ラ・ランド」は新しい挑戦で、とても楽しい作業でした。それが成長につながったと思います。

アレックス・ジョンソンと仕事をしているのが素晴らしいですね。
彼はアメリカで現役だった頃、特に芸術性の高いスケーターとして知られていました。
今はまだ有名な振付師として広く知られているわけではありませんが、
あなたの(ラ・ラ・ランド)プログラムによって、彼の名前が広く知られるようになりました。
どうやって彼と仕事を始め、なぜ彼を選んだのですか?

青木祐奈:アレックスが1、2年前に彼が滑ってる動画をInstagramで拝見して、音の振り方っていうのがすごく好みだったので、新しい今までない自分を引き出してくれるのではないかと直感で思いました。

芸術面で影響を受けた選手は?

青木祐奈:

荒川静香さんに憧れて始めました。
カロリーナ・コストナーさん、
ステファン・ランビエールさんの美しいスケートも大好きです。

最近気づいたのですが、同世代で一緒に戦ってきた
本田真凜さんの表現力にも刺激を受けていたと思います。

四大陸の高揚感から落ち着く時間が数週間ありましたね。
もうすぐヨーロッパへ向かうと聞いています。
これから数週間の予定を教えてください。

青木祐奈:来シーズン続けるかどうかはまだ決めていません。もう少しゆっくり決めたいです
もうすぐ「アート・オン・アイス」に出演します。
その後、日本でアイスショーにも出演予定です。
4月には神奈川の地元の試合にも出場したいと思っています。