キム・ヨナ 

2009年3月16日にスポーツ報知と日刊ゲンダイで掲載された韓国キム・ヨナ選手に関するニュース映像です。



 

フィギュアスケートの浅田真央選手(18)のライバルで、今年2月の四大陸選手権で初優勝した韓国の金妍兒(キム・ヨナ)選手(18)が、「試合直前の練習で、競争相手から妨害を受けた」と語っていることが、15日までにわかった。韓国のテレビが14日に報じたもので、金選手はインタビューに具体名は明かさなかったものの「進路にほかの選手が割り込んだ。いつも日本選手だった」などと答えている。この突然の“ジャパンバッシング”に、日本の関係者は「意図的に進路妨害することは、あり得ない」と反論した。

金選手の発言が波紋を広げている。韓国メディアによると、問題の発言があったのは、韓国テレビ局SBSが14日に放送したインタビュー。練習風景の映像を交え、金選手が進路妨害を受けたときの様子を語っている。

今年2月にカナダで行われた四大陸選手権で本番直前の練習の際、「ライバル選手にひどい妨害を受けた」と告白。練習でジャンプをしようとすると、「進路にほかの選手が割り込んできた。いつも日本選手だった」と話した。SBSでは、こうした日本選手の妨害に対し、金選手のコーチが抗議したとも報じた。

また、金選手の関係者は「ほかの選手がジャンプを練習するときは、避けてあげるのが慣例」としたうえで、「明確な証拠を探すことは難しいが、練習のときに心理的な負担があるのは事実だ」などと非難している。

今月24日(日本時間25日)からは米ロサンゼルスで世界選手権が開催されるが(女子は28、29日)、金選手は「日本選手の妨害を無視して練習し、気力で勝つ」と抱負を述べた。

このインタビューが放映された直後から、韓国内ではこの話題で持ちきりに。インタビュー映像がインターネット上に急速に出回り、掲示板などでは、例によって反日感情が爆発。一部メディアも「日本は組織的に邪魔をしている」などと報じるなど、ヒートアップしている。

一方、日本のスケート関係者らは、金選手の発言に困惑気味だ。日本スケート連盟の伊東秀仁フィギュア委員長は「(発言は)知らなかった。今のところ、韓国のスケート連盟や選手から抗議はきていない」と話した。

伊東氏は2月の四大陸選手権で現地入りしていたが、「そこでも抗議はなかった。意図的に進路妨害をするというのは、絶対あり得ない」と説明している。

一方的で、唐突な感じも否めない今回の金選手の発言。プレッシャーに相当ナーバスになっているとも言われており、別のフィギュア関係者は「3月末に世界選手権があるので、日本を“けん制”したのではないでしょうか」と背景を指摘した

(スポーツ報知より)

フィギュアスケートの浅田真央(18)のライバルとして知られるキム・ヨナ(金妍児=18)が、国際大会で練習妨害されたと語っている。14日の韓国SBS放送の報道によれば、キムはこう言って不満を爆発させたという。

「ライバル選手に試合直前の練習を妨害される」

「ジャンプしようとするたびに、いつも日本人選手に進路をふさがれた」

「先月、カナダで開かれた4大陸フィギュア選手権大会では、特に(妨害が)ひどかった」

 ヨナは韓国で「国民の妹」と呼ばれ、10本ものCMに出演する“国民的アイドル”だけに、発言は物議を醸しそうだ。

 名指しはしていないが、4大陸選手権に出場していた日本の女子選手は浅田真央、村主章枝、鈴木明子の3人。キムの発言が、浅田のことを指しているとみる向きは少なくない。

「キムはジュニア時代から、“いつもマオには優しく、私は厳しく採点される”とよく愚痴っていました。05年のグランプリファイナルの時は『マオ転べ! と願ったが、まさか優勝してしまうとは……』とブログに書いたほどで、浅田に対する敵意ムキ出しの発言は、今に始まったことではないのです」(スポーツライター)

同じ18歳で、常に優勝争いをしている同士。バチバチ火花を散らすのも分かるが、練習妨害は実際に起こり得るのか?

「公式練習では、選手が本番で使用する曲が順番にかかります。曲がかかっている人が優先という暗黙のルールがあり、ジャンプの時には周りの人が自然と避ける。数人が一緒に滑るため、邪魔になることもありますが、お互いさまです。練習はジャッジも見ているから、妨害するメリットはまったくない。世界選手権が近いので、キム・ヨナも気が立っていたのでしょう。真央ちゃんは萎縮せずに頑張って欲しいですね」(元五輪選手の渡部絵美氏)

世界選手権は、今月23日からロサンゼルスで開催予定。昨年は浅田が優勝し、キムは3位に甘んじた。

2人の戦績は、今のところシニアで3勝3敗と互角。場外バトルより、リンクの上で勝負をつけて欲しいとファンは願っているはずだ。

(日刊ゲンダイより)

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