スロバキアのブラチスラヴァ(Bratislava)で開催された「ヨーロッパ選手権2016(2016 European Figure Skating Championships)」、ロシア代表-エフゲニア・メドベデワ(Evgenia MEDVEDEVA)のフリースケーティング演技の動画です。
Date:2016年1月29日
曲名:ルネ・オーブリー 「アレグロ」 ~ アベル・コジェニオウスキ 映画『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』より (Allegro by Rene Aubry + W.E. by Abel Korzeniowski)
技術点:73.40
構成点:70.50
減点:1.00
合計:142.90
- 女子シングル・フリー得点詳細(英語)
- 女子シングル・フリージャッジスコア(英語)
- 女子シングル総合結果(英語)
W.E. – Music From The Motion Picture
Abel Korzeniowski
スロバキア開催2016年ヨーロッパフィギュアスケート選手権(欧州選手権)の出場選手&日程。女子はロシアのエフゲニア・メドベデワ、男子はスペインのハビエル・フェルナンデスが優勝。
(ロシア語)
(イギリス英語)
(アメリカ英語)
(hホームビデオ撮影)
(インタビュー)
“エフゲニア・メドベデワ 欧州選手権2016 フリー演技 (解説:イギリス英語・アメリカ英語)” への146件のコメント
再度スミマセン…。
「実際にあった世界的にあまりに有名な「世紀の恋」の物語なのでね。」
これは、もちろんメドベデア選手のフリーの曲のことです。念のため。
ちなみに、この映画はイギリスでは不評だったようですが、当地アメリカでの評判はどうだったんでしょうね。
日本ではあまり話題にならなかったような気がしますが…。
「世紀の恋」って、美談になるのかどうか前から疑問には思っていました。
アメリカではどういう見方をされるのか私も感心あります。
ものは言いようで、タノ多用についてタラソワさんは「どんなジャンプにもタノをつけることができる」と言っているようです。
メドベデワ選手のお母さんは痩せていて、お父さんはアルメニア人とのことなので、ロシアンタイマーの発動は少しはましなのかも。それでも体型変化への対応は大変でしょうけれど。
樋口選手とのお菓子の話も、樋口選手とは交流があって、メドベデワ選手のほうからプレゼント(何がほしいか樋口選手にスマホで聞いて)してそのお返しにみたいです。彼女は他にマトリョーシカも用意しているみたいで。
こういう交流ってほほえましい。
日本のお菓子って海外では人気ですよね。ヨーロッパでも。外国人を空港取材する番組でもお菓子目的の人多いし。コンソメパンチ目的の人とか、外国で日本のお菓子専門店を営む人もいたし。おしるこも海外うけいいとか。
コーチのことを心から信頼していて、コーチのおかげと言える。
メドベデワ選手は、コーチの言うことを最善と信じて忠実に守って行っているのでしょう。そういうところがアンドロイドにもたとえられるのかも?
コーチの戦略が今のルールにマッチしているのと、他の選手の不調もあって、ロシア女子でのトップの位置づけをもらえたとすれば、より高得点が出るかも。
4Sを取り入れようとする気持ちもある選手なので、ルール改正されたとしてもまたそれに対応する努力をされるのでしょうね。
彼女は、羽生選手のことも尊敬していますし、かなりの親日のようです。
ロシア語でのインタビューを和訳されているブログです
http://moscowm.blog61.fc2.com/blog-entry-915.html
no.90 新採点さん
あなたが大好きなスケーターの演技をずっとご覧になればいいじゃないですか?点取りが嫌いなら、あなたが好きな誰かさんが負けても気にしないはずですよね?
アイスショーをご覧になればいいのに、なぜ点数を付ける試合を、しかも自分が好きでもない選手の試合映像までご覧になりますか?時間の無駄です。私は好きじゃない選手の動画は全く見ません。見たい気持ちが沸きませんし、そんな時間が有ったら、有益に使いたいですね。好きじゃないスケーターの映像を綿密にチェックするほどの暇人じゃないですから。
メドベデワ選手を叩きたいのに、何故か羽生選手の名前も頻繁に出すようになってきましたね。キムヨナを叩いていた時に羽生選手をセットにしていたんですね。今度はメドベデワですか?
アイスショーではなく、競技フィギュアを好んで見て意見して、それが他人からは無駄な時間に見えようと個人の勝手です。
あなたの批判コメントが私からは無駄な時間の消費に感じられるように・・・。
あなたはあなたの価値観の元に時間を有益にお使いになれば良いだけの事です。
他者への批判&意見をしているあなたは充分暇人に見えます。
もちろんあなたへ意見している私も同類になりますが。
何故no.90の意見にくってかかる?
意見は自由。
楽しみ方も自由。
no.90のようなスケートファンも多いと思う。
技術に凌ぎを削り高得点を取れる一握りのスケーターがいる一方で、
自己表現や美学を優先し、技術はその手段という思想のスケーターだっている。
滑りで世界観を魅せられるスケーターだって一握り。
彼らだって思想を実現するために技術を磨いている。賢くないやり方かもしれないけどね。
後者に属するスケーターへのリスペクトを感じない意見が多いことを残念に思う。
メドべの欄ですみませんでした。
私も色々な意見や見方、表現があってよいと思います。
好き嫌いの好み、支持するしないや、時には酷評コメントになっても
いいではないですか。
ただし、様々な意見を持っているその人物そのものを評すると
人は不快に感じてしまします。
気を付けたいのはその点だけではないでしょうか。
フィギュア好きさんとマイナースケートファンさん
お二人のご意見を兼ね合わせると私の言いたいこと完全にカバーされちゃいそうです。スッキリしました、有難うございます。
技術優先も己が世界観優先もひとつの闘い方であり、どちらが好きかは各自の自由、その通りですね。
ただ、特定の選手に入れ込むあまり、そうではない選手(特にライバル)を誹謗したくて、点取り虫だの(あるいは逆に)ジャンプ難度が低いだの言い募るのはどんなもんでしょう。
特にメジャーな選手のファンがこれをやると数の暴力で魔女狩りばりの凄まじいパッシングにまで発展してしまいます。人気のある人のファンであればあるほど自覚自制して頂きたいところです。
「ウォリスとエドワード」は世界的にあまりヒットしなかったもよう…。
私も観てないので曲に映画のイメージが無く、メドベデワの演技にすんなり魅せられました。
個人的にこの曲好きです(冒頭と終盤のあたり)。
実は私も映画は見てないんです。ですが、曲のタイトルを見てシンプソン夫人の話だなと思ったので、そのイメージを浮かべたのです。そういう人は、多いのかなと思います。
特に今大会ではGP戦では欠場していた、昨年ワールド、欧州優勝のカップルが、同じ曲で見事にこの曲を表現して芸術作品に仕上げていますから、シングルのジャッジ達であってもおそらくその演技は見てることと思います。
シングルとアイスダンスは採点の仕方は、おそらく違うので同じように比べる事は出来ないのは十分わかってはいますが、あのカップルと同等の演技のPCSにはやはり、モヤモヤ感が拭えません。もちろん個人的な意見でメドベデワ選手に対しては、コーチの言うことをそのまま、忠実に行える選手で身体能力がとても優れている優秀な選手なんだろうなと思っています。
ccさん
映画のタイトルから、私も最初はシンプソン夫人を演じていると思っていました。
なので冒頭の耳を塞ぐ振り付けはどんな意味を持つのかな…など謎な部分もあったのですが、
個人的にメドベデワの演技が好きなので魅了されちゃったんですよね~。
評判が悪いタノも、私には個性的に見えて好きです。
メドベのタノが好きと言う意見を見たことが無いので、人の好みは十人十色だなあと思います…。
エドワードは名うてのプレイボーイ、ウォリスは10代で結婚し30才前後で離婚再婚、その後エドワードと出会い不倫、なんやかやあって40代で二人は結婚した…。
どちらかと言うと、酸いも甘いも噛み分けたワグナー、同じ10代でもソトニコワやタクタミシェワあたりで見てみたかった気がする。
どなたかアンドロイド的表現、
そうだ、なにやら私の探していたイメージにピッタリ。
この世の者でない美しさも秘めて。
年齢とともに人間界の美に近づいてくるかも。それが体型変化など。
使用曲については内容まで完全表現は全員が全員、必要ないんでは。
衣装や髪型など作品の世界観出すにはヒントにはなる。
私は別に曲の完全表現とかを、求めているわけではないのです。
同じ曲でも選手の個性が出て当然ですし、それぞれのプログラムにオリジナリティーがあるものだと思います。しかし、シンプソン夫人の曲を使いシンプソン夫人の衣装や髪型で(少なくとも、私はそう感じていました。)メッセージ(テーマ)は、愛は世界を救うですと言われても、あまりにもその人物像と慈善要素がアンマッチで、見てる方がしらけてしまうんです。
まあ、それも見る方によっては斬新で良い、これぞ芸術と思われる方もいらっしゃるかもしれないので人それぞれ感じ方は違うと思います。
この映画、「WE」を映画館で観ました。評判はよくなかったけれど私はとても好きで、音楽が素晴らしかったのでサントラも映画を観たその日に購入しました。
「WE」の主人公はシンプソン夫人ではなく、現代のNYに住んでいてシンプソン夫人の人生に憧れている若い女性です。
メドベデワ選手の演技がWEの主人公の心の動きを表現していると言われれば、なるほどねと思えなくもないですが、それよりも、今季シニアの世界に船出したメドベデワ選手自身の物語のようなものがこの繊細な曲と振付から伝わってきます。
こういう切なげな曲を使って少女らしい美しさをアピールするのもエテリコーチの作戦かなと思います。エテリコーチは、ロシアの女子は体形変化前に勝つしかないと割り切って戦略を立てているように思えます。
ジャッジにはもやもやしますが、とにかくワールドではみんないい演技をしてほしいです。
そうだね、考え方はそれぞれ。
私は音楽は単体で存在しうるものだと思っている。
逆に、映画にクラシックの名曲が使われることもよくある話だ。
そういう場合であれば、
例えばバーバーのアダージョを使ったプログラムが必ず『プラトーン』を表現すべきとか、
マーラーのアダ―ジェットなら『ヴェニスに死す』縛りで、などと言われることはない。
映画サントラを使い、なおかつそのストーリーも借りるということは
「プログラムづくりにその映画の助けを借りてる」ということに過ぎず、
フィギュアのプログラムにおけるスケーターの音楽表現とはまた違う問題だと私は思う。
タンゴのように音楽自体に踊りの要素を持つものは、もちろんまた別だ。
シンプソン夫人じゃないのねと思うことは自由だけど、
それだけでしらけてしまうのは何だかもったいないね^^
音楽を単体で見た場合はまさに、この曲のオリジナルタイトルは”Dance For Me Wallis”でシンプソン夫人の曲なんです。ISUのオフィシャルサイトにも、メドベデワ選手の欄ではその様に曲名が紹介されていますのでジャッジもこれは見ていると思います。そして、音楽自体にワルツの要素を持っています。だから、同じ曲を使ったパパダキス選手とジョシュア選手のプログラムでは曲名は、映画のサントラではなく”Waltz: Charms ”になっています。
私はフィギュアスケートのプログラムは選曲をどうするかは、振付においての重要な要素だと思っています。San Diegoのフィギアスケート教育のオーガナイゼーションでは、スケーターの年齢なども振付の選曲に考慮するように書かれていますし、曲はスケーターの個性とevent descriptionにを反映したものを使うというように教えています。このEvent descriotionはどう訳するかは、迷うところですが表現したいテーマということになるのではないでしょうか。
http://iceskatingresources.org/FreeSkatingChoreography.html
”Classical music still is a traditional and widely accepted choice for most figure skating routines. However, many skaters prefer music from broadway stage shows and blockbuster Hollywood movies. Match the skater’s age and skating skills to the choice of music. Routines for artistic/ showcase events should utilize music that reflects the skater’s personality and conforms to the event description – vocal or non vocal.”
互いの「単体」の意味が違っているな。
私は、音楽は「単純に物理的な音による芸術」として存在しうる、と言いたかっただけ。
10.viscachaさんと同じ考え方、ということだ。
「音楽のキャラクター」は演奏家や踊り手なら誰もが感じ、考えることであり、
決して「登場人物」と直結するものではない。
私は演技を見た時には、音と選手の動きが織りなす作品を受け取り、
それが映画の物語性と異なるものであったら、「別の解釈で音楽を使ったのだな」と思う。
むしろ、音と演技に大きなズレがあることの方が気になる。
だからと言って、別にあなたが間違っているとか、自分が正しいとかそういう次元で話しているのでもない。
それだけでしらけてしまう、とまで書かれていたので「ずいぶんと不自由だなぁ」と
感じただけだ。
これ以上書き連ねても、どうしようもないと思うよ。
プログラムの演技がこなれてきて美しく纏まって観れました。よく動いてスピードもあるし、勢いがあるなと思います。
知識がないので。私はなんか主人公が恋とは違う、目まぐるしく人生を生きる不思議な女の子の様な気がしました。
かなり細いのによく回れるなぁとジャンプのスローをみたら、3F-3Tの3Fの踏切はフルブレードじゃないでしょうか。
それからセカンド3Tのトゥの突く向きから離氷するまでにかなり回っていて、他の選手と違う気がするのですが、これは工夫と取る範囲なのでしょうか。
これでよければ回転不足取られがちな選手は、この工夫を見習えばとも思いますが、
クセにもとれるような気がします。
映画について言われれば、なるほど王冠を捨ててまでの純粋な愛が二人の人生を救った(国民の期待には背いたでしょうが)と言えなくもないストーリーかも。
関係ないですが、その続編的な、放棄された王冠を継ぐことになって苦労した弟王子が国民から強い支持を得るに至るまでを描いた『英国王のスピーチ』も(は?)ヒットしましたね。
ボストンのためにアメリカ女性の話を選んだのでしょうね。でも10代のメドベデワ自身も素敵な恋愛だなとか、この曲で滑りたい、と思ったのでしょう。結果的にこの曲はメドベデワにとても合ってるし、このコメント欄を読んで、振り付けで新たな解釈も加えられて、映画や実話を超えて世界観が広がってることを知ることができました。感謝。
勤務中なので、音消してリピートしてみましたが、彼女は個性的な滑りをする選手ですね! 長い手足を天秤のように使って、でもガチャガチャしてない。個性的でも美しいところがやはり好み。表情も良くて単なるマシンじゃないですよ。
「アンドロイド」っていう表現が出ましたが、綺麗で細いフィギュア選手(スポーツ選手)って基本的にみんなそんなふうに見えますね。そもそも人並みでないことをするので。しかし良いアイディア、アンドロイドの演技はぜひ見たいです
フィギュア好きさま、
これ以上書きつられても仕方がないとおっしゃってましたので、迷いましたが私の言いたかったことを勘違いされているみたいなので、本当に手短に書かせていただきます。音楽には標題音楽というものがあり、この曲は標題音楽だと思うんです。対して、フィギュア好き様の言う音楽は絶対音楽でおっしゃっているのかなと。。。
仰っていることはわかっていますよ。
標題音楽と絶対音楽の区分自体に疑問を呈する人もいますが
もちろん映画音楽は標題音楽だ。
その上で「音楽は単体として存在しうる」と書いたつもりなんだけれども。
それともう一つ。少なくとも競技において
「映画音楽を使用したらその人物を演じること」=表現力であり、
そうでなければ曲を表現していない、という考えはまずいのではないかと思う。
それでは、映画を見てもいないジャッジには採点ができないではないか。
あなたが最初に書かれたように
Expression of the music’s style, character, rhythm
のcharacterが登場人物を示すものとなってしまえば、
選手たちは誰しもが知るストーリーしか演じなくなると思う。
あくまでも、与えられた3分~4分の世界を純粋に評価するべきだろう。
もちろん映画音楽を使い、そのストーリーを描き出すのもプログラムの「手法」だし、
見事に描ききっていれば大いに賞賛されて然るべきだと思うけれども。
フィギュア好きさま、
お返事ありがとうございます。
あー、そういう風に捉えられてしまってたんですね。何分文章力がないので申し訳ないです。
私はこの曲に関しては、Characterの部分をそう捉えたのですが、全曲に通じるものだとは思っていませんよ。この曲に関して言わせていただくとしたら、作者がウォリスとエドワードがダンスを踊っている情景を聞き手に喚起させることを意図してそのイメージを描写した曲だと思うので、その作者の意図を無視して、自分の音で感じた事を表現をする事に、違和感を持ったのです。
わかっていらっしゃるなら、何も言うことはない。
あなたの「違和感」に他人が異論を差し挟むことなどできない。
ということで、この件は終わりですね。
シニア一年目の選手にこれだけ厳しい意見が出てくるのは、やっぱり彼女の採点が高すぎるからでしょう。彼女の才能は認めるけれど、どうしても引き算で見てしまう。
後半ジャンプ固め打ちやタノジャンプ多用のプログラムについては、昨シーズンのジュニアの頃から否定的な意見は結構あったので、それは単に好みの問題かなと思いますが。
もともと、音を捉える能力であったり、腕の使い方が上手な選手だなという印象はありましたが、2シーズン前の構成から現在の構成に変え、いろんな面でかなり成長したなぁと感じた昨シーズンの印象と比べると、今シーズンそれほど大きく何かが変わったという感じはしないのに、2シーズン前と昨シーズンではPCSがSP2点位、FS3点位上がったのに対して、昨シーズンと今シーズンではSP5点位、FS13点位(ざっくりとした計算です)と一気に上がっています。今シーズンはGPSからほぼ全ての試合見ていますが、ルッツのエッジや回転不足の判定なども甘いし、GOEも急に上がるし、ちょっとやりすぎじゃないかと。
今シーズンのプログラムはSPFSとも似たような曲調という印象だと思ったら、どちらも似たようなテーマの映画の音楽なんですね。(SPはなんと日露合作映画でした!)この選曲については特別深い意味はなくて、シニア参戦を意識してのものかなと思いました。
上の方でパパシゼ組の話が出ていますが、映画のストーリーうんぬん関係なく、確かに彼らの演技は圧倒的で、心にせまるものがあります。アイスダンスとシングルは要素も全く違うし表現も違って当然、比較しても仕方ないですが、メドベデワ選手の演技に物足りなさを感じてしまうのもまた仕方のないことかもしれませんね。スケーティングや表現力という点では、やはり彼女がまだジュニアっぽい部分があるのは否めないです。
でも、彼女に才能があるのは確かで、今後どう成長していくのか、とても楽しみな選手です。
CCさん、価値ある議論の展開と、最後まで誠実な態度に拍手を送りたく存じました。昔の映画を知っている者には(笑)
読み進むうちに、標題音楽という言葉が多くの読者に去来していたことでしょう。終盤、議論のお相手であったフィギュア好きさんは、あくまでジャッジ在りき、体制大事、反対意見の封じこみにも似たスタンスでいらっしゃいます。が、少しそれますが、スレ中に「一番好きで応援している」とかつて仰ったかの浅田選手のことも、あくまで勝利者でない、点取りを実践できない次席の選手扱いには、大いに疑問を持つところです。
抽象と具象、写実とロマン、素材と精神性、対象の捉え方とその表現には長い社会の歴史がありますね。そして表現を支えるのは、どのジャンルでも技術だと思います。
私も、その表現を見ていて、楽しかったのはラジオノワでした。歓びを感じました。尤もあの映画は、全く!ですが
表題音楽に忠実に「シンプソン夫人」を演じたとして、演技としてそれほど良いものにはならないような気が・・・
今回のメドベの演技はあえてシンプソン夫人から離れ(外見的なイメージはとどめているようですが)たからこそ、彼女のフレッシュさが生かされていると思いました。
抽象具象といえば、バンクーバーで具象のキムヨナに対して抽象路線の浅田選手が負けたことが今でも思い出されます。でも表現の方向性の違い以上に、キムの技術(柔軟性以外)がやはりあの頃は高かったのでしょうがなかったなと。
フィギュア好きさんの意見は、けっこう同意するところが多かったですよ。
フィギュア好きさんは、稀有なフィギュア好きさまです。
これまで、いろいろなコメントを拝見していますが、見識と常識。良心的です。
さわやかで、的があっていると思います。
だれかのファンという以上に、フィギュアファン。まさに、フィギュア好きというお名前の通り。
フィギュア好き様は、冷静且つ客観的なコメントを他のトピにも残してくださった方で、
理性と知性のあるスケオタさんで、尊敬しています。
他の方もコメントされていますが、とても共感を持ちます。
お名前の通り、単純に、フィギュア好き、な方ですね。
うーむ様、
標題と音楽作品の表題は混同しやすいですが、この二つは峻別するものです。また、お時間のあるときにでも調べてみてくださいね。
ccさん、面倒くさいことを言って申し訳なかった。
率直に言うと、私は私でccさんが映画を見ずして「映画との乖離」を言われることに少々違和感があったのです。この映画に思い入れがあって「違う!」と言われているなら、全く理解できるのだけれども。
私自身この映画を見ておらず、事実についても通り一遍の知識しかない。
だが、103.☆さんが疑問を呈されているように、この二人の顛末が必ずしも「国王の地位を投げだして成就させた美しい恋」という話に帰結しなかったのについては、その素行も大きな影を落としている。・・・二人を取り込もうとしたナチスに歩み寄ったり、王位を捨てたとはいえ地位と金銭は保証され、戦争に向かう時代にこれ見よがしな贅沢を続けたり・・。
決して美人にも人格者にも分類されない上昇志向の強い彼女には、別の大きな魅力があったに違いないし、それをマドンナのような人が監督としてどう描いているかは興味がある。
・・・というようなことを思うので、映画も見ず切り口も知らずに単純に「これは大人の恋の曲です」と言いきってしまうのが・・・正直よくわからなかった。「表題」ではなく、標題音楽を追求されるなら余計に。
ただ古典的な「世紀の恋」として描かれているかもしれないけれども、例えばウォリスにだって「金持ちと結婚して、いい暮らしをするの!」と公言して憚らない十代の女の子だった時代もあるのだから。
だから、115.めの さんのコメントを読んで「なるほど、そうだったのか」と思いました。
満ち足りている(はずの)現実にも満たされない「心の餓え」がテーマなのだろうか。
逆にメドベデワ選手の演技を見て、この映画に興味を持った人もいるかもしれないね♪
最後になりましたが、うーむさん、souさん、ファンではないがさん、本当にありがとう。
とても嬉しかったです。。。
フィギュア好きさま、
だから、実話を知っており標題を見てイメージが浮かんだのです。ーDance for Me Wallis
標題と表題はかぶることがありますというか、その方が多いと思います。曲の標題からイメージが浮かんだので、映画を見てそれをイメージしたのではありません。それともう一つ、フィギュア好き様は
映画音楽が全て標題音楽とおっしゃしていますが、それも違うと思います。標題音楽とは、音楽外の想念や
心象風景を聞き手に喚起させることを意図して、情景やイメージ、気分や雰囲気といったものを描写した曲のことで、作者が聴き手にはこういうイメージで創ったので、その様に聴いてくださいねという聴き手に対しての誘導があるのです。
なるほど、そうでしたか。
そこまでタイトルからご自身が想起したイメージが気になり、
演技がしらけて見えるのであれば、それはもう仕方がないですね^^
でも、実際に映画をご覧になり、サントラまで購入されためのさんの方が
演技から自由にイメージできることは、何だか面白いですね♪
非常に興味深いお話ですね。
小説や漫画原作のアニメ化、実写化、映画化に通ずるものもあるかもしれません。
高橋大輔の「道」も映画では主人公は少女ですよね。羽生君の「ロミオとジュリエット」の最後の怒濤のステップの曲は「ロミオとジュリエット」ではないですよね。
「忠実」も「独自の解釈」も要はできた作品が全て。受け取り方もまた人それぞれ。でもまあ少なくともジャッジは「原作に忠実に表現しなくてはならない」とはしていない感じですね。
私個人はラジ子のフリーもメド子のフリーも表現としては(技術ではなく)そんなにお気に入りではありません。ラジ子は単純過ぎるし、メド子はどうしても映画が浮かんじゃって違和感あり過ぎ。
関係ないけど、ロシアのラジ子がハリウッドのタイタニックで、アメリカのGGがロシアの火の鳥って、なんか面白いです。
メドベデワの特徴は半端ないプペット感である。
言われるがままに手足を動かす才能は天才的といえよう。
しかし、そこに何らかの人間的意志が介在しているとはとても見えない。
むしろ、汗くさい人間的なドラマを感じさせないのが、この選手のいいところという見方もできる。
男子の宇野やジュニアの本田まりんなどをみると、何かしら自分が表現したいものがはっきりしているような印象を受ける。
宮原などは、意志というより型からはいるタイプと思えるが、コツコツと着実に型を身につけていくさまは、むしろ精神的な強さを感じさせる。
メドベデワの場合は年が若いということもあるが、そのあたりがどうなのかわからない。
言われるがままにやっているうちに自分の表現を確立していく場合もあるだろうし、コーチが変わるとか何かちょっとした拍子で精神的にボロボロになる場合もあるかもしれない。
演技を鑑賞する上ではこのプペット感はそれほど妨げにはならない。
人形浄瑠璃などみても人間とはプペットの動きに対しても感情移入できるものだ。
どう動いたら人の心にどういう感情が湧くかどれだけ知っているかで芸の深さが決まったりもする。
感情のボタンをどれだけ押せるかで与えられるPCSが決まってくるわけだ。
そのようにして人間の感情はコントロールできてしまうものであるがゆえに、たちが悪くもある。
まあ、メドベデワの演技はそのことを教えてくれるという意味でも貴重である。
今更だけど。。。。。
改めて見ると、やっぱり美しいですね。
1回転んだけど、他の全てが素晴らしいので気にならない。
難しい振付を完璧に自分の物にしている気がします。
それだけに、ジャンプの際にやたら手を上げるのは気になりますが。。。
それにしても、シニア参戦1年目にこんな成績を残す人っていましたっけ?
特にPCSって少しずつ上がっていくものだと思っていました。
1年目でこの点数は出過ぎっちゃあ出過ぎだけど、当然といえば当然とも言える。
男女の差はあるんだけど、あれだけ表現力がある宇野君が彼女ほどPCSが伸びないのは
プログラムの差かなと思います。
宇野君は、こなれてるんだけど、慣れてる感じ。
宇野君を熟知した美穂子先生が作るプログラムのメリットでもありデメリットでもある気がします。
タノの形やら音楽の解釈やら、指摘がいちいち細かすぎるよ…
16歳でこれだけ成熟した演技が出来る選手は殆ど居ないと思うけどな
男女で比べるのも変だけど、同じシニア1年目のボーヤンや宇野君には皆甘めなのになあ
「彼らは難しいことに挑戦してる」って言われるんだろうけど…
彼女のこともあたたかい目で見守ってあげましょうよ
私はボーヤンの4CCのPCSも高いと思ってますよ。振付と曲の解釈で9.0とか出してるジャッジもいて驚いたんですが、まーそれで順位が変わる訳でもなく、彼比では良くなってきてるので別にそこまで言うほどではないと思いましたが。メドベちゃんの場合は、PCSでグーンと2位との差が出て、そこまで引き離すほど、彼女のPCSはいいのかなと思えたからです。
なーんだ、
実際に映画を観てないくせに、曲タイトルからの印象だけであんなこと言ってたのか。
釣られてみますかね。標題音楽ってそういうものですから。あと、作曲者のインタビューも読んでいましたよ。”Irrational love”(理性のない愛)をモチーフにして創ったものだと。。。まあ、でも映画というよりも伝説の人物の曲という方がよかったですかね。そういう曲を使えば、その人のイメージで見られてしまうのは自然ではないですか?全く違うものにするのであれば、タイトルも変えるべきじゃないですか?または、もっと自分の表現や個性にあったものを選曲するとか。
でも、あれから映画も見てみました。で、余計にその思いは強くなりましたが。。あとの曲の”Charm”の曲がかかるシーンではまるでこのページにあるレコードジャケットの写真のような二人の愛の世界が映像で映し出されてましたから。で、メドベちゃんが使うCharmの曲では、波の音も入れてますよね。それってもう、その世界をまるで演出してるかのように思えたんですけど。
私はあの映画を実際にご覧になった方が、True Loveに憧れてとか自分達の世界を救ったとか、思われたのがどうもよくわかりません。映画は、若いアメリカ人女性が最高のラブストーリーだと思って旅に出るのだけど、そう理想的でもなかったことに気がつくというストーリーだったと思います。
>>ccさん
>でも、あれから映画も見てみました。
今更後だしジャンケンされてもね。どなたかが仰られてた発言当時の「映画を見ずして「映画との乖離」を言われること」の不誠実さが晴れるわけでもあるまいし。
映画との剥離というよりも、曲との剥離を言っていたつもりなんですけどね。あ、映画のイメージと言ったのは、この曲Dance for Me Wallisをサーチするとウォリスとエドワードが二人でダンスを踊っている、その映画のシーンが出てくるのです。だから映画のシーンのイメージはありましたよ。(実際の映画では、イメージとは違うものでしたが)でも、実話といった方が良かったですかね。書き方が悪くてすみません。
>>ccさん
ちなみに私は「忠実」も「独自の解釈」もどっちもありと思っています。ていうか、できたプログラムが全てで、「忠実」でも「独自の解釈」でも良いプログラムはいいし、駄目なプログラムは駄目。「忠実」ありきでも「独自の解釈」ありきでもありません。
ccさんがフィギュアスケートでいうなら高橋大輔の「道」や羽生君の「ロミオとジュリエット」、楽曲でいうなら「蛍の光」とかをどう思っているのか興味があります。
ピースメーカーさん、
私は曲に全て忠実にするのがいいと、思っている訳ではないのです。ちなみに、彼女が間で入れているAllegroは、ウォリスとエドワードからの曲ではないですよね。このステップは別に違和感なく見ていますから。ただ、今回の他の2曲は彼女の個性や表現にあった選曲ではないと思っただけなんです。彼女の個性や表現にあった選曲のプログラムを見たかったです。私も彼女の独自の解釈や(それでも、タイトルは変えるべきだとは思いますが)または技術でその曲が持つイメージを払拭するほどの演技を見せてくれれば、それはそれで感動したと思います。でも、今回の演技ではそれが残念ながら感じることはできませんでした。
ccさん
私にとっては144.のコメントが最もわかりやすいです!
ルールを提示されたと思いきや、次には「標題音楽」で
受け手としては少々?となってしまっていたので^^
純粋な標題音楽(「標題音楽」という概念の下に書かれたクラシック作品)が、抽象である音を具象化することを音楽的命題とし、内なる要求に従って作曲されるのに対し、映画音楽のそれは言わば「外からの制約」に過ぎません。
この二者について、少なくとも標題音楽という括りで「この曲、この音はこう聴かねばならない」という曲の要請を同列に置くことは少々乱暴ではなかろうか。
平たく言えば、ちょっと大上段な・・・と感じてしまったのです。
そして、そこまで仰ることに「どうしても否定したい」というような意向を
(これは私の方が全く勝手に!)感じ取ってしまっていました。ごめんなさい。
でも、上のコメントであれば、とても素直に読めます。
繰り返しになりますが、私は映画音楽が元の役割を離れ、全く別の媒体で使われる場合、
それこそ音楽の性格を理解し生かしているなら、設定を元通り踏襲せねばならないということはないだろうと考えます。
むしろ問題なのは、聴き手を縛る先入観の方ではないかと。
耳馴染んだ音楽なら特に・・・例えば「タラのテーマ」を聴いて「風と共に去りぬ」を思い浮かべない人はいないでしょうから。
今回のccさんもそのケースかもしれませんし、多くの人が違和感を覚えるなら
その利用の仕方は失敗だったということですよね。
ちなみに・・・「タイトルは変えるべき」というのは、設定を変えるならオリジナルのタイトルをつけろという意味でしょうか。
私は曲名を出しているのは単純に「音楽の出典を明示する」という意味だと思っていました。
現代ものなら、著作権料も絡むことですから。
いや、本当のところはわからないのですけれども。
フィギュア好きさま、
どうも、いつも言葉足らずの文章で言いたいことが伝わっていないことで、誤解を招いているようで恐れ入ります。なんかもう、私のような大した知識もない者のコメントに対して、真摯に対応していただき、本当に恐縮です。m(_ _ )m
あと「タイトルは変えるべき」というのは結構皆、自分が演じたいものに変えていると思います。同じ曲のパパジゼ組は、”Walts”と変えていますし、羽生選手の SEIMEIもオリジナルの曲のタイトルは違うもので、羽生選手ご自身が変えたというのはどこかで見ました。
94そうそうさんへ
世界ジュニアで浅田さんが2位だったのは、シニアの大会で
優勝した後だったからだと思いますよ
ものすごい注目と期待が一気に集まって、相当な緊張感の中で
演技しなくてはならなかったからでしょうね
(いつもの浅田さんの演技ではまったくなかったですね)
伊藤みどりさんも解説の中で言ってますよね
「まおちゃんにとって一番プレッシャーのかかる試合ですね、
勝って当然の試合ですから」って
オリンピックに出るよりもかかってたと思います
メドベーデワ選手、当時は大人っぽいと思ってましたが
いま見てみると やっぱりまだ幼い感じで可愛いですね
ケガはどうなのかなあ、まさかオリンピックの直前にこんな
こんなことが起こるとは なんとか間に合ってほしです
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