荒川静香　トリノオリンピック2006　フリー演技　（解説：日本語）

真央選手のステップシークエンスと比べてどうですか。

この舞台でこの演技。3-3なしでこの点！
最終滑走だったらもっと高い点ですね。

ＳＰ見たときから「これ芸術だよ」と関心した。派手な技はないんだけど、非常にスムーズなんだよね。フィギュア本来の美しさ、質で勝取った金メダルだ。

四大陸が終わって久しぶりに見たくなりました。
本当に優雅っていうのはトリノのこの演技ですよねぇ・・・
浅田選手もヨナ選手もすばらしいとは思いますが
何ていうのか自然に出てくる色気がいまいち・・・
まあ年齢でしょうか
この時荒川選手は２４歳でしたっけ
あの二人も２１，２２歳になったら今以上に素敵になるのでしょうね
楽しみです！

時々、中毒の様にこの映像が見たくなります。
もう、三年も経っているんですね・・・
ランビエールさんが言っていた様に、まさにクリアで、ピュアな演技ですね。

ポール・ポッツさんの動画を見ていて、荒川さんを見にきました。
「日本の女性は美しい」というＴＳＵＢＡＫＩのＣＭそのままに、何もかもが美しかった・・・
演技はもちろん、「髪がツヤツヤだなぁ」とか「メイクが上手だなぁ」とか「衣装の袖が
ちゃんとめくれないようになってるんだなぁ」とかいろいろ感嘆させられる所があって、皆さんが言うように何度も見たくなります。

観終わった後の余韻が…。　いつ観ても美しいです。
曲の低音と高音のバランスが人に感動を与えるモノだったし、
全ての動きが洗練されていて、トータルバランスの素晴らしいプログラムでした。

当時の新聞記事からです
〇日刊スポーツ　　「氷上のプリンセス」など伊紙が静香絶賛
フィギュアスケート女子の荒川静香（２４＝プリンスホテル）の金メダル獲得を、２４日付のイタリア朝刊各紙も伝えた。トリノが地元の全国紙スタンパは
１面に「氷上のプリンセス」の見出しでビールマンスパイラルを行う荒川の
写真とともに記事を掲載した。同紙は、荒川が昨季の世界女王イリーナ・
スルツカヤ（ロシア）を破ったことを「驚き」と表現したが「もの静かな表情で、完ぺきな演技を見せた」と称賛した。
　全国スポーツ紙のガゼッタ・デロ・スポルトも１面で荒川の写真を掲載し
「日本語を話す東洋の女神がパラベラ（競技場）に新しいいぶきを吹き込んだ」と報じた。
　１９９２年のアルベールビル五輪で優勝したクリスティ・ヤマグチは日系米国人で、荒川が今回初めて中央に日本国旗を掲揚させたと紹介。踊り子の作品を得意としたフランス人印象派画家のエドガー・ドガを引き合いに出し「バレリーナにスケート靴を履かせたようだった。観客は氷上にドガの絵を見た」と褒めちぎった。
〇スポニチなど
ロイター通信は「荒川はほぼ完ぺきな演技で五輪史に名を刻んだ」と速報し、ＡＰ通信も「彼女は氷上のエレガンス（気品）。スパイラルは極上でスケーティングは荘厳だった」とこれ以上ない称賛の言葉を並べた。
普段は日本選手の活躍を報道することのない中国の新華社通信も「荒川の清らかで優雅な演技がロシアのフィギュア全種目制覇を阻んだ」と伝えた。

やっぱこれだけは譲れないものがある。
よくジャンプのレベルを落として完成度を追求したなんて言われているが、それは間違った認識だ。
スパイラルは支持なしＹ字、スピンの入りはバックエントランス、スピンの種類も多く、柔軟性がありかつ滑走距離の長いイナバウワーからのターン、３－２－２の一連の流れは充分すぎるほどの高難度なエレメンツと言えるのではないだろうか。
そして、ステップはエッジにのってカーブにのって滑らかでとてもエレガントで
かつ荘厳であった。
荒川さんのスケーティングと自然な表情はとても心地よく、私に爽やかな感動をもたらしたものだった。
さて、各エレメンツがつなぎとよく調和していてエレメンツが浮きすぎない構成つまり、言い換えればエレメンツがつなぎと同レベルの演技が高い評価を得る今日。
その調和と言う名の加点の判断基準はいったいどうなっているのだろうか？
ジャッジの主観であるならば、今までのﾙｰﾙ改正はいったい何のためであったのか？時代は逆行するのではないでしょうか。
この現状をスルツカヤに見せられる？
お気楽演技を卒業する気はないかな？
荒川さんスレで失礼しました。
これはレスです。

初めまして。
バンクーバーが終わってから毎日悶々としていました。
今回の金メダリストの演技は完璧だったけど
今ひとつ心を打たなくて
しなやかなスケーティングというのにも
ただ柔らかいだけの鑑賞品にしか見えず
スケートを愛する気持ちが伝わってきませんでした。
やっぱりこれこそが優雅で、気品と情感あふれる演技ですよね！
4年たって見直しても鳥肌が立ちます。
バンクーバーだったら150点なんて軽く超えてますね・・・

当時は何も知らなくて、ただただ素晴らしいと思っていた一人でしたが、太田由起奈さんを知って、音楽も構成も（あのイナバウワーも）太田さんのパクリだと気づきました。あまりに似ていてショックでした。勝つためにはここまでするのかと。まあ、真似したくても出来ない人もいるでしょうから、そういう意味では荒川さんはうまくやったんでしょうけど。このあとすぐ引退して、解説者になられましたが、金メダリストなのに精彩がないなとちょっと不思議だったのですが、腑に落ちました。知ってる人は知っている。彼女も後ろめたさは感じているから、ああいう顔（表情）になったんだろうなって。個人的にはそう思っています。

衣装がどうとか、話題になっているので、見に来ました。
今見ても鳥肌演技ですね。
私はＳＰよりこっちのほうが好きです。
衣装も、演技も・・・
ＥＸも、素敵で溜息が出ました。
「神は毎週支払わないが、最後には支払う」ってどなたかのコメントありましたが、今も輝いている荒川さんの演技を見ていると、支払いはメダルじゃなくて、その後の人生に対して何だな、って思います。

この時代よりもっと難易度の高い技に取り組んでいた、今現在も取り組んでいる選手をもっとリスペクトした解説をしてほしかった。
金メダルの栄光は過去のもの。演技もこの時とは比べ物にならないほど進歩している。
過去の栄光にすがってドヤ顔で解説を続けるなら、復帰してほしくないし、この方の解説は聴きたくないですね～