本田真凜・宇野昌磨組、RD「ポエタ」を初公開

現役復帰してアイスダンスに挑戦する本田真凜・宇野昌磨組(トヨタ自動車)が2026年7月31日、愛知県長久手市の愛・地球博記念公園アイススケート場で、今季のリズムダンス(RD)「ポエタ」を初披露しました。

共同通信の動画では、「Ice Brave -A TURNING SEASON-」愛知公演初日を終えた宇野さんが、「ポエタ」への手応えや、リンクサイズ、ツイズルなどアイスダンス特有の難しさについて語っています。冒頭に収録されている演技映像は、フリーダンス(FD)「四季」です。

出典:共同通信 KYODO NEWS

動画の主な内容

  • 00:00 フリー「四季」の演技
  • 00:59 会見スタート、代表質問の案内
  • 01:11 久しぶりの演技を終えての感想
  • 02:51 今日の演技への率直な自己評価
  • 04:33 初披露となったRD「ポエタ」について
  • 05:40 フリープログラムと、リンクサイズの難しさ
  • 07:33 観客の前で滑ってみての実感
  • 08:14 カップルとしての現在の成熟度
  • 09:01 ツイズルの難しさ「1回体験してみてほしい」

要点まとめ

会見の冒頭、宇野昌磨さんは昨年との違いとして「アイスショーを作る立場」から「現役選手」へと立場が変わったことを挙げました。不安の大きさは昨年と同じか、それ以上。それでもアイスダンスとショーの両方で一番いいものを届けたいという思いが強く、日々やりたいこと・やらなければいけないことを積み重ねてきたと振り返っています。

自己評価については、練習を重ねるほど「もっとここをこうしたい」という要求が高くなっていくと語りました。20曲ほどある中で両方をこなすのは試合よりも圧倒的に体力を使うとしながら、「この期間、やれることは全部やった、思い残すことはない」と言い切っています。

初披露となったRD「ポエタ」については、練習を続ければ「本当に素晴らしい演目になる」と手応えを口にしました。大きな言い切りは自信がある時しかしないという宇野さんが、はっきりと「いい演目だ」と評価している点が印象的です。

一方で、アイスダンスならではの難しさにも多くの時間を割いています。リンクサイズが変わったときの大変さ、ジャンプのような目立った成功・失敗がない代わりに2人の動き一つひとつが合わないと全部が失敗につながること。そしてツイズルについては「1回マジで体験してみてほしい」と、その難しさを訴えました。

会見スタート

00:59
司会

司会:よろしくお願いします。えっと、まず代表質問を、あのトヨタイムズスポーツから質問させていただいて、その後ご質問ある方にいただこうと思います。

久しぶりの演技を終えて

01:11
質問

久しぶりにこのメンバーとまた「アイスブレイブ」が始まりました。初演の名古屋の時以上に、冒頭の声が裏返るぐらい緊張されていたような感じが伝わってきましたけれども、まず終わってみての感想をお願いします。

宇野昌磨:まあ、緊張っていうか、あんまり大声を出さないので、僕、あそこで裏返っていたんですけど。本当に、去年とはまた、アイスブレイブというアイスショーを作ったっていう立場の違いと、やっぱり現役選手っていう立場の違いが、大きくやっぱり違うのかなって思っていて。去年ももちろんいろんな不安とか「大丈夫かな」って思いもあったんですけど、やっぱり今年は、まあ同じぐらいなのか、それ以上なのか。やっぱりこのアイスダンスっていう部分とか、まそれ以外も、やっぱりその両方をやっぱり一番いいものをお届けしたいっていう思いがすごく強かったので、めちゃめちゃ、やりたいこと、やらなきゃいけないこと、うまくなりたいこと、日々積み重ねながら、本当にやることはやれたかなと。
なんか本当に現役選手だなっていう、なんだろう、今のこのインタビューの感じも、本当に現役選手に戻ったなっていうのをすごく。自分のストイックさが再び、まあ自分に限らずですけど、自分たちのストイックさが、本当にこれがアスリートなんだなって感じてます。

今日の演技への自己評価

02:51
質問

率直に、今日の演技のご自身の評価を教えてください。

宇野昌磨:まあ、本当に日々たくさんの練習を積み重ねていくにつれて、「もっとここをこうしたいよね」ってなるし。その僕たちの本当に、この期間の練習の内容・量っていうのがやっぱり多くなればなるほど、僕たちの求めるものっていうのがどんどん高くなり。全部やりたい思いから、やっぱり20曲ぐらいある中で両方やるっていうのが、やっぱり試合よりも圧倒的に体力が使われるし。
まあ正直、この期間、もうやれることを全部やったし、なんか思い残すことはないんですけれども。ただやっぱり僕たちは、やればやるほどどんどん日々成長できていると思うので、今日も「もっとここをこうしたかったよね」「こうできたよね」って思うのも絶対たくさんあると思いますし、そういうのを一つ一つ2人でクリアしていって。そして自分たちが望む大きな大会だったりとか、そういう競技の場で自分たちが望むものができた時っていうのは、とても自分たちで誇りに思える、感動できる現役生活になるだろうなって。今現時点で、この短い期間ではありますけれども、自分たちで感動できる日々を送れてると思ってます。

初披露となったRD「ポエタ」

04:33
質問

特に初披露となった「ポエタ」。この前の公開練習でも披露されず、初めてお客様の前で見ていただいたと思うんですけど、ポエタについて、見ていただいた感想などを教えてください。

宇野昌磨:本当に、まあ今日は一番最後だったので、正直自分の映像とか見ていないので、もうただ全力でやるっていう思いだったんですけど。日々練習していく中で、すごく自分たちで「いいな」って思える演目が作れたかなと思うんで、これがちゃんと、もっと今の練習を続けていったら、本当に素晴らしい演目になるだろうなって。
あまり僕は、その大きな発言、言い切った発言って、本当に自信がある時しかしないんですけど、そんな僕がちゃんと「いい演目だな」って思える、その演目が作れたし、日々すごく良くなっていってるのを僕は痛感しているので、まあ楽しみですね、これからの練習が。

フリープログラムと、リンクサイズの難しさ

05:40
質問

フリープログラムの方についても伺いたくて。今日はファンの皆様の前で、新たな一歩となる演技の披露だったと思うんですけど、そちらの率直な感想を教えていただきたいです。

宇野昌磨:そうですね。まあ、これはアイスダンス、皆さんには関係ない話かもしれないんですけど、このアイスダンスっていうものが、やっぱりシングルよりも、このリンクサイズを変えた時の大変さっていうのをすごく痛感していて。やっぱり先輩方、そのアイスダンサーの先輩方がすごくみんな言っていたんですけど、本当にここまで、なんか競技用で今作っているものを小さくするっていうのが……。やっぱりシングルだと「ちょっと壁が近いから曲がろうか」って、滑りながらでも考えられるんですけど、そのアイスダンスっていうのは、あらかじめ2人で想定しておいて「ここが危ないからここを通る」とか考えないと、すごく危ないとか、まず成り立たないんだなっていうのを、小さくしてから本当に……。
もちろんシングルの経験が長いから、シングルの難しさっていうのは僕は感じづらいですけど、アイスダンスって、そのジャンプとかそういう目立った失敗・成功がないものの、全ての2人の動き一つ一つが合わないと、全部失敗につながるんだなっていうのを痛感しているので。まあ、それがやっぱり良さでもあり、その難しさでもあり。ただやっぱり、そこが揃った時の素晴らしさっていうのは、すごく練習をしていく中でも感じられているので、またこれからどんどん良くなっていくんだろうなと思ってます。

観客の前で滑ってみての実感

07:33
質問

お客さんとの関係とか見て、こう何か実感するものもありましたか。

宇野昌磨:そうですね。まあ正直、必死でした。めちゃくちゃ必死で。まあ、ただやっぱりアイスショーというところで、なるべく皆さんに見せる顔っていうのは、やっぱり演じるものとして頑張ったつもりなんですけど、記憶の限りは後半、結構、なんだろう、必死すぎたかなと思って。

カップルとしての現在の成熟度

08:14
質問

ショート、競技部分ももちろんあるとは思うんですけど、アイスダンスとしての競技の初戦も控える中で、今のカップルとしての成熟度についてはどう思われていますか。

宇野昌磨:そうですね。なんか、まあ、どれぐらいが僕たちのマックスかとかは、実際まだ本当に日が浅いので、どれぐらいどんどん上手くなれるか分からないですけれども。ただやっぱり、この日々っていうのをずっと送ることで、いつか僕たちが望むスケーターになれるんじゃないかなって思うと、すごく楽しみですし。すごくなんか、早く僕たちのこの日々の練習っていうものを、達成感という形で感動する日が来てほしいなって思ってます。

ツイズルの難しさ

09:01
質問

ツイズルの課題というのは、いろんな段階が難しいと思うんですが、やってみていかがですか。どういうところが難しいか、意外とうまくいっているところがあれば。

宇野昌磨:ちょっとね、これは本当に、難しさを皆さんにもっと伝えてほしいんです。本当に難しくて、うん。なんか「1・2・3、1・2・3」のテンポが、皆さんから見たらどれぐらい速いか分からないですけど、1回マジで体験してみてほしくて。ちょっと何が難しいのか分からないなって人も、まず1回スケートでやってみてください。それしか分かる方法がない。

まとめ

会見では、宇野昌磨さんが、アイスショーを作る立場に加えて現役選手として競技に向き合う現在の心境を語りました。練習を重ねるほど求める水準が高くなっているとしながら、この期間にできることにはすべて取り組んだと振り返っています。

初披露したRD「ポエタ」については、練習を続けることで「本当に素晴らしい演目になる」と手応えを明かしました。また、リンクサイズが変わった際の対応や、2人の動きを合わせる難しさ、ツイズルの速さなど、アイスダンスに挑戦して初めて実感した課題も具体的に説明しています。

動画冒頭にはフリーダンス「四季」の演技映像も収録されています。「ポエタ」への手応えと、競技デビューに向けた現在地を宇野さん自身の言葉で確認できる会見です。