羽生結弦

羽生結弦を特集したドキュメンタリー動画です。


2011年3月11日、東日本大震災。
羽生結弦は、地元・仙台のスケートリンクで練習中だった。
リンクや自宅も被害を受け、拠点を県外に移すことに…
復興支援を目的とするアイスショーへ出演するなど、
各地を転々としながら練習を続けた。
厳しい環境の中、当時17歳の羽生は、
たくましく成長を遂げていく。
2011年11月、モスクワでグランプリシリーズ初優勝を飾ると、
2012年3月末の世界選手権では、総合の3位に!
技術要素点では、髙橋大輔やパトリック・チャンを上回る
今大会最高の点数をマークし、銅メダルに輝いた。
また大会後から、キム・ヨナらを指導してきた
ブライアン・オーサーに師事することに。
コーチの指導のもと、羽生はトウループとサルコウ、
2種類の4回転ジャンプを磨き上げていく。
2012年10月からのグランプリシリーズでは、
ショートプログラムの歴代最高得点を次々と更新。
さらに全日本選手
権では初優勝を果たした。

そして2013年、ソチ五輪へと続く新シーズンに向けて、
羽生はフリープログラムの曲に、大震災の年に滑っていた
「ロミオとジュリエット」を、もう一度選んだ。
運命のシーズン、初戦は10月フィンランドで行なわれる
国際大会、フィンランディア杯。
羽生結弦、はじめての五輪へ!
激闘の新シーズンが、幕を開ける―

(2013年10月12日 BS-TBSスポーツドキュメンタリー「裸のアスリートⅡ」より)