世界女王として長年トップに立ち続けてきた坂本花織選手が、「最後の世界選手権」として臨む大会への思いを語ったインタビュー動画が公開されました。

オリンピックでの悔しさ、積み重ねてきたキャリア、そして次世代へのメッセージ――。その言葉の一つひとつに、トップスケーターとしての覚悟と誇りが詰まっています。

  • 0:00 最後のシーズンとしての決意
  • 0:25 初出場から世界女王までの歩み
  • 1:02 世界選手権の楽しみ
  • 1:25 最後の演技に込める思い
  • 1:54 次世代へのメッセージ

出典:YouTube動画「Skating ISU


■ 「最後の世界選手権」へ――オリンピックの悔しさを胸に

坂本花織選手は、このシーズンを「最後」と位置づけて臨んでいます。
オリンピック後、世界選手権に出場するかどうか迷っていた中で、「思い通りの演技ができなかった悔しさ」が背中を押しました。

「最後、この世界選手権でやり切ろうという気持ちで今回来ました」

その言葉からは、トップに立ち続けてきた選手だからこそ抱える“締めくくりへの覚悟”が伝わってきます。


■ 「自分に勝つ」ことを続けた結果の3度の世界王者

初めての世界選手権では、表彰台争いに絡むことすらできなかった――。

それでも坂本選手は、誰かを追い越すことではなく、「自分に勝つこと」を目標に積み重ねてきました。

「前の自分に勝てるようにという気持ちで頑張ってきて、気づいたら世界チャンピオン3回になっていました」

派手なストーリーではなく、“継続”によって頂点に立ったキャリア。その重みがこの一言に凝縮されています。


■ 世界選手権という舞台の楽しみ

ボストンやモントリオールなど、開催都市そのものもモチベーションの一つだったと語る坂本選手。

競技だけでなく、その土地での経験も含めて、世界選手権という舞台を楽しんできたことがうかがえます。


■ 「最後なんだ」と思ってもらえる演技を

今回の大会で目指すのは、自分自身だけでなく、見る人にとっても“区切り”となる演技。

「これで卒業なんだなと思えるような、満足してもらえる演技を最後に残せたら」

長年第一線で戦ってきた選手としての、観る側への誠実さが表れています。


■ 「大技がなくても届く」――次世代へのメッセージ

坂本選手は、自身のキャリアを振り返りながら、次の世代へのメッセージも語りました。

決して突出した大技があったわけではない。それでも、コツコツと積み上げてきた結果が、世界の頂点へとつながった。

「長い年月をかけて頑張り続ければここまで来られる」

その言葉は、才能や技術に悩む若い選手たちにとって、大きな指針となるはずです。


■ まとめ

坂本花織選手のこのインタビューは、単なる大会前コメントではなく、“一つのキャリアの総括”とも言える内容になっています。

オリンピックの悔しさ、積み重ねてきた努力、そして未来へのメッセージ。
そのすべてを背負って臨む「最後の世界選手権」に注目です。