宇野昌磨・本田真凜、アイスダンスで競技復帰へ チーム「しょまりん」で2030年五輪を目指す

宇野昌磨と本田真凜が、アイスダンスチームを結成し、競技に挑戦することを発表しました。チーム名は「しょまりん」。二人は2024年10月頃にアイスダンスでの挑戦を決意し、2030年フレンチアルプス五輪出場を大きな目標に掲げています。

出典:共同通信 KYODO NEWS

動画の主な内容

  • 00:42 宇野昌磨さん・本田真凜さん、アイスダンス挑戦を発表
  • 01:24 目標は2030年オリンピック出場
  • 02:27 アイスダンス挑戦を決めたきっかけ
  • 04:17 競技から離れた後に見えた新しい思い
  • 09:07 宇野昌磨さんが見たかった本田真凜さんの競技スケート
  • 17:05 アイスダンス練習を振り返って
  • 18:12 アイスダンスの魅力とは
  • 22:04 カナダ・モントリオールでの練習
  • 26:01 お互いへのリスペクト
  • 40:02 今回の挑戦への思い
  • 43:49 質疑応答:オリンピックへの思いと拠点・コーチについて
  • 47:11 二人ならではの世界観とは
  • 49:28 プログラムはできているのか
  • 51:01 誰に相談し、誰に報告したか
  • 54:47 なぜ今季ではなく来季からなのか
  • 56:55 なぜアイスダンスなのか、eスポーツとの両立について

要点まとめ

宇野昌磨さんと本田真凜さんは、アイスダンスチームを結成し、競技に挑戦することを発表しました。二人は2024年10月頃にこの決断をし、今年秋の国内予選会から競技出場を目指して準備を進めています。

目標として掲げたのは、2030年フレンチアルプス五輪への出場です。宇野さんは本田さんに「オリンピックを目指して一緒にアイスダンスをやりませんか」と声をかけ、本田さんも覚悟を固めた上で「一緒に目指したい」と応じたと語りました。

会見では、二人が互いのスケートを深くリスペクトしていることも印象的でした。宇野さんは本田さんの表現力や努力を高く評価し、本田さんは宇野さんの力強さやスケートの魅力を生かしたいと話しています。

質疑応答では、拠点やコーチ、プログラム、予選会への見通し、なぜ2030年を目標にしたのか、そして宇野さんのeスポーツとの両立についても語られました。

00:08
冒頭

司会:こんにちは。

宇野昌磨:こんにちは。宇野昌磨です。

本田真凜:こんにちは。本田真凜です。

司会:よろしくお願いします。ちょっと緊張してますか。大丈夫ですか?

本田真凜:大丈夫です。

司会:おかけください。

00:19
司会

プロフィギュアスケーターのお二人にご登場いただきましたが、このお二人から今日は報告したいことがあるということで、この場を設けさせていただきました。

今日はメディアの皆さんもこの会場で、そして配信でもご覧いただいておりまして、最後に質疑応答の時間も設けさせていただきます。早速ですが、宇野さん、本田さんからご報告をお願いします。

00:42
宇野昌磨・本田真凜

このたび私たちは、アイスダンスチームを結成し、競技へ挑戦することを決意しました。

そして2024年10月頃に二人でこの決断をし、今日までアイスダンスに真剣に取り組んできました。

私たちは今年の秋の大会より、選手として競技に出場するために準備を進めています。二人で掲げた目標を達成できるように、日々練習を積み重ねていきたいと思っています。

01:15
司会

ありがとうございます。今、二人で掲げた目標というお話がありましたが、どんなところでしょうか。

宇野昌磨:ここはとても大事な部分なので、二人の口から言わせてください。

宇野昌磨・本田真凜:せーの。

宇野昌磨・本田真凜:2030年のオリンピックに出場することです。

01:45
司会

ありがとうございます。強く、固い決意表明、ありがとうございました。

私からいくつか補足をさせていただきます。お二人はアイスダンスチームを結成して競技に復帰します。トヨタ自動車の所属選手として、3月にすでに選手登録済みです。

宇野さんは以前はトヨタの社員ということでしたが、今回は社員ではなく所属契約を結びまして、トヨタ自動車が活動をサポートしてまいります。そして本田選手も同様に、所属契約選手としてサポートしてまいります。

二人は秋に行われる国内の予選会を皮切りに、選手としての活動を本格化させる予定で、復帰に向けて練習、準備をまさに進めているところです。

結成のきっかけ

02:27
質問

それではここからお二人にお話を聞いていきたいんですが、まず、この競技、アイスダンスに挑戦することを決めた時期やきっかけを詳しく教えてもらえますか。

宇野昌磨:アイスダンスを競技として挑戦すると決めたきっかけなんですけれども、僕から本田真凜さんに、「オリンピックを目指して一緒にアイスダンスをやりませんか」とお声をかけさせていただきました。

二人とも引退して、そこまで長い期間が経っていたわけではないんですけれども、いろんなことを経験した上で、いろんな考えがある中、いろいろ相談して二人で決断しました。

03:15
質問

宇野さんから声をかけたと。声をかけられた本田さんは、どういう反応をされたんですか。

本田真凜:時期的に、本当に引退してその年だったので、決まっているアイスショーに向けて練習したり、二人で滑っていく機会も増えてきた中でのお話だったんですけど、最初に「オリンピックに一緒に出よう」と提案していただいた時は、私自身、本当に何のオリンピックというか、シングルでやり切ったことは十分分かっていたので、「何のオリンピックなのか」、例えばシングルでまた目指すのか、というような疑問がありました。

でも改めて、本当に真剣な表情で「アイスダンスでオリンピックを目指そう」という提案をいただいて、私自身、強い覚悟が持てるまで少しだけ時間を置いたんですけど、その後に自分の中で大きな覚悟が決まったので、「一緒に目指したいです」ということを伝えさせていただきました。

競技から離れた後に見えたもの

04:17
質問

お二人とも引退会見では「やり切った」「未練はない」と、すっきりした表情をされていました。それにもかかわらず、それでもこの簡単ではない道に挑戦することを決めた。競技から離れた後に見えた新しい世界とか、気づきとか、そういうものがあるんですか。

本田真凜:私自身も、本当にシングルの競技生活をやり切ったって、心から思って終えましたし、過去を振り返ったとしても、「この時期のここをやり直したいな」って思える箇所が正直ないくらい、その時その時で自分自身の全力を出して競技に向き合ってきたなっていう思いがあったので、競技に対して何か思いがあるかって言われたら、最初は正直分からないところもありました。

でも、宇野選手から「オリンピックをアイスダンスで目指そう」と提案をいただいた時に、小さい頃からリスペクトしていた宇野選手に、今こんなふうに提案していただいている、そのうれしさっていうのももちろんありましたし、現役を引退してから、スケート選手だった自分というよりも、スケート以外の部分でも何か自分を認めてもらわなきゃいけないっていうところで、必死に次のステップに踏み出して、10年先くらいまで計画を立てて、これをするために、好きなことからそうか分からないものまで、いろいろ計画を立てて歩んでいるところではあったんです。

でも、自分が本当に今したいこと、やるべきことは何なのかっていうのをよく考えた時に、私はまだスケートで、自分が叶えなきゃいけないことがあるんだって感じましたし、翔馬くんとだったら、これが実現できるかもしれないし、自分自身も足を引っ張らないように必死に覚悟を持ってやっていかなきゃなっていう気持ちでした。

06:34
質問

宇野さんは、セカンドキャリアを歩み始める時に、「今までスケートに注いできたエネルギーを何かに注げる先を」と話していましたけれども、その注ぐ先がまたこのアイスダンスになった、その経緯や心の変化はどういうものだったんでしょう。

宇野昌磨:引退会見も本当にこの場ですごく昔のように感じますし、でもあれから約2年ですかね。この2年間、本当にすごく濃い、いろんな経験をさせていただきました。その一つ一つの経験が、「一旦やめて競技に挑戦する」というよりも、すべてを担いで、背負って、自分の一部としてまた競技に向き合っていきたい、という思いにつながっています。

先ほども真凜さんが「足を引っ張らないように」と言ってくれていますけれども、本当に一番覚悟を持って、より練習に取り組んで、ついていかなければいけないのは間違いなく僕の方だっていうのを、僕はすごく自覚しています。

やっぱり、スケートを知っていれば知っている人ほど、本田真凜さんがどれだけこのスケートというものにおいて素晴らしいか、僕はスケート以外の部分もたくさん見ていて、競技を僕より先に引退されて、自分で計画を立てて、自分でどうやっていくか、どうなっていきたいか、今何をやるべきかっていうのを明確にこなしている姿を見て、1か月だらだらした自分は今のままではいけないと、すごく感化されました。

本当に僕も歩み始めたんですけれども、その中にも、この今の年齢、そして今まで培ってきたもの、シングルには本当に何も心残りはなかったんですけれども、やっぱりシングルとはまた別の場所で、このアイスダンスという、ジャンプというものがない世界で、その表現力といった、本当に本田真凜さんがすごく、僕が尊敬するリスペクトスケーターだからこそ、そのパートナーにふさわしいと自分でも思えるような選手として、見る人全員が「僕で良かったね」と言っていただける選手生活にしたいと、今改めて決意しています。

宇野昌磨さんが見たかった、本田真凜さんの競技スケート

09:07
質問

今の話を聞いていると、宇野さんは本田さんのスケートをやる姿、競技としてのスケートをやる姿が見たかったのかな、なんて気がしたんですけど、どうですか。

宇野昌磨:そうですね。本当にシングルでの日々の練習を見ていたので、そのシングルにおいて何も心残りがないのは本当に分かっていたからこそ、このアイスダンスを一緒にやらないかっていうお誘いをどう捉えられるか、最初は分からなかったんです。

でも、こうして承諾してくださって、僕自身も、真凜さんのスケートっていうのをすごく近くで見ていたからこそ、もちろんアイスショーで皆さんの前で見ていただけるのも本当にうれしいことなんですけれども、競技という場は、やっぱり二人とも競技でやってきたからこそ、僕たちしか知らない、この競技ならではの部分もあるし、また競技だからこそ、より多くの世界の人に見てもらえる。そんな場所で、その隣が誰でもなく僕であるっていうことが、僕にとってすごくやりたいことだなと。

本当にすごく、競技というものを、またオリンピックというものを強く目指したいっていう熱量を、自分で感じることができたので、すごく今、また楽しみです。

これまでの経緯とVTR

10:41
司会

簡単にお二人が引退してからの経緯をお話ししますと、2024年1月に本田さんが、5月に宇野さんがそれぞれ引退会見をしまして、その年の10月にはアイスダンスでの競技挑戦を決めていたと。そして、宇野さん自身がプロデュースするアイスショー「Ice Brave」の中では、実際にアイスダンスにも挑戦をしたと。

ここで、これまで二人がアイスダンスにどのように向き合ってきたのか、まとめたVTRがありますので、一緒に見てみましょうか。ご覧ください。

17:05
VTR後コメント

ということで、1年半ぐらいを5分に凝縮してしまったんですが、たっぷりとご覧いただきました。振り返っていきたいんですけれども、こうして見ると、序盤は結構やっぱり苦戦してましたか。

宇野昌磨:そうですね。本当に、フィギュアスケートそのものが、難しいものをより美しく、簡単そうに、滑らかに見せるっていうのが、あるべき姿だと思うので、皆さんが見る頃には本当に簡単そうに美しいものを見ると思うんですけれども、その裏には、全員の、もちろん僕たちも含めてですけれども、たくさんの努力と、すごく途方もないような日々があるんだなっていうのを、すごく体感しました。

アイスダンスの魅力

18:12
質問

お二人はだんだんとこのアイスダンスという競技に魅せられているのかな、その魅力にはまっているのかなというふうにも見えたんですけど、このアイスダンスという競技の魅力って、どんなところですか。

本田真凜:私は現役時代に、一度数か月間、アイスダンスの靴とエッジを用意して練習していたことがあったんですけど、やっぱり同じスケートでも、全く新しい競技をしているような感覚という言葉が近いような気がしていて、それくらい大きく、やってきたこととかけ離れてる技術の部分も多いんです。

あとは、一人ではないっていう難しさが、練習していく上ですごく実感できるような気がしていて、お互いの体の使い方の癖だったり、スピード感、リズムの取り方の癖だったり、そういうものをまず一致させていくような作業だったり、本当に基礎の基礎で、ただ一緒に息を合わせて滑るみたいなところからのスタートだったので、この1年半で、まずプログラムとしてお客様に見せられるところまで一歩進めたことが、自分たちとしてはすごくうれしいなというところではあります。

ただ、もっと目指すべき場所に向かって、今後も引き続きやっていかなきゃいけないなという気持ちもあります。

19:47
質問

息を合わせた先に、また表現をする、みたいなイメージですか。

宇野昌磨:そうですね。やはりシングルと違うのは、本当に二人であることだと思うので。もちろんジャンプがないところも、シングルとは大きく違うところですし、ペアとも大きく違うところではあるんですけれども、この二人であることと、このジャンプがないっていうところが大きいです。

シングルをやっていると、ジャンプを跳べるか跳べないかっていうところで見ることが多くて、それ以外の部分ももちろん見るんですけど、選手はみんなジャンプが跳べたらいい、跳べなかったらちょっと悔しい演技、って感じてしまうんです。

でもアイスダンスは、そういう大きな技はもちろんあるんですけれども、見る人からしたらあまりミスがないように見える一方で、実は逆で、本当に一つ一つの動き、この一歩さえもミスってはいけない。本当に決まった通りに、二人だからこその難しさがあります。

でも、今1年半練習して、難しいこともたくさんあるんですけれども、二人だからこそすごく楽しいというか、日々やっぱり、アスリートって楽しいだけでは全然ないんですけれども、そんな練習の中でも、二人だからこそちょっと辛い日々も楽しくなったりとか、二人の目標だからこそ強い思いで叶えたい、っていう思いがあります。

僕たちは今まだアイスショーという場でしかやってませんけれども、このアイスショーという場でさえも、僕たちは競技だと思ってやっていますし、技も割と競技に近いものを使ってやらせていただいていて、あれだけのお客さんの前で、たくさんの拍手、そして驚きの声を感じられた瞬間っていうのは、本当に達成感がありましたし、自分たちの努力がその分、拍手になったような感じがして、僕たちはすごく大きな一歩を踏み出せたかなと思いました。これからもっともっと前に進みたいと、今この会見を通して思っています。

カナダ・モントリオールでの練習

22:04
質問

最後に、本場、聖地、カナダ・モントリオールでの練習が出てきましたけれども、2024年10月に挑戦するんだと決めてから、この聖地に行ってみたことで、また違った景色が見えたりとか、そんな部分はありましたか。

本田真凜:まず私たちは、結構2週間ほど、トライアウトとして行かせていただいたので、本当に朝から夜までスケジュールを入れてくださいというふうにお願いしたので、もうやばかったですね。

宇野昌磨:やばかったですね。本当に2週間だったので、やれることを全部やる、という感じでした。

22:50
質問

本場だからこその空気感とか、こんな面もあるんだとか、アイスダンスの知らなかった部分が見えたりしたんですか。

宇野昌磨:プログラムで言うと4分間とか、2分50秒とかあるんですけれども、その中でも、やっぱりみんな全部をまんべんなく練習するんですね。シングル時代はそうだったんですけれども、アイスダンサーの人たちは、本当に10秒ぐらいの部分、このパートを丸1日ずっと練習し続けるんです。しかも、それを最低3時間。

僕たちもその時たくさん滑らせていただいたんですけど、本当に氷に乗ってる時間が長くて、シングルも体力的・筋力的には大変だと思うんですけれども、二人でタイミングを照らし合わせたりとか、いろんな作業があるからこそ、全然時間が足りなくて、必然と3時間の練習予定が4時間、5時間、6時間って、全然なり得る競技なんだなと感じました。

そこにいる全員がそれを当たり前のようにこなしている姿を見ることができて、まずすごく刺激にもなりましたし、僕たちも日々の練習で取り入れるところはどんどん取り入れていこうという経験をしました。

24:30
質問

その10秒のところに何時間もかけるっていうのは、スキルとしてマスターする以上のものを追求してるのかなって聞こえたんですけど、本田さん、そういう感覚なんですか。

本田真凜:そうですね。本当にやっぱり一人じゃないっていうのが、時間の使い方でも大きいものなんじゃないかなって感じていて、二人が全く足並みをそろえて、同じ方向に滑っていかないと衝突が起きてしまったりとか、すぐ危険につながってしまうような競技でももちろんあるので、それをまず方向性だったり動きをすべて正確に合わせていくっていう作業だったり、初めのうちは私たちは頼れるコーチを探して国内でもいろんな地方に回ったりして練習を積んでいたので、二人だけでの練習の仕方みたいなのもすごく勉強になりました。

国内でも本当に時間が足りないなって感じていて、間に15分休憩を入れようとか最初は話するんですけど、気づいたらもう汗が出てきてるような、そのくらいやらなきゃいけないこと、やるべきことが本当にアイスダンスは多くて、「今日はここまで練習しよう」って決めていても、最初の2つでもう4時間、5時間普通に終わっちゃうようなところがあるので、アイスダンスの奥深さに余計どんどん引かれていってしまうような感覚っていうのはあります。

お互いへのリスペクト

26:01
司会

さっきから、やっぱりこの二人、一人じゃなくて二人でやるっていうところが本当にこの競技の大きな、今までと違うところだと思うんですけれども、お互いがお互いをどんなスケーターというふうに見ているのか。

今ここで聞いちゃうと、相手のことを意識した答えになっちゃうじゃないですか。実はカナダ・モントリオールの取材の時に、我々のインタビューにそれぞれ答えてくれましたよね。その時に偶然、お互いのことをしゃべってるシーンがあったので、ちょっと今日ここで見てもらっていいですか。

26:44
宇野昌磨(VTR)

僕は真凜のスケートを昔からすごい見ていて、時には使用する楽曲が同じだったこともあるんですけど、うれしいとかっていうよりも、「同じ楽曲を滑ることが結構ハードル高いな」って思ってしまうぐらい、すごくやっぱりリスペクトしていたというか、僕にはできない表現を持っているスケーターだっていうのを、小さい頃から僕も思っていたし、僕を一番近くで支えてくださってたお母さんにも、それを言われるぐらい、やっぱり誰もが認める素晴らしいスケーターでした。

何を滑らせても本当にすごい、そういう表現をするんだ、っていうものだったりとか、僕はすごく天才だって思っていた部分があったんですけど、よくよく話を聞いてみたり、一緒に今アイスダンスを練習する上で、「これはどういうふうにやってるの?」っていう話を聞いたりすると、ちゃんと今まで自分がどういうふうに練習してきて、とか、こういうふうに見せるとか、ちゃんと言語化できる姿を見た時に、「あ、天才っていうわけではなくて、小さい頃からすごい考えて練習してきたんだな、研究してきたんだな」っていう一面を見ました。

スケートに限らずではあるんですけど、僕は努力の人って言われるんですけど、僕はやるって決めたことをやってるだけで、ただ真凜を近くで見ていると、本当に僕が驚くぐらい、やると決めたことへの集中力がすごいので、本当に僕も負けないようにいろんな部分を工夫して練習していかなければいけないなっていうのが、今の、長くなったんですけど、僕の心情です。

すごい筋肉痛があったりとか、超練習時間が長かったりとか、時差であんまり寝れなかったりとか、そういうのがあったとしても、僕自身は一人じゃないからこそ、すごく楽しくて、勝手にやりがいを持ってやらせてもらっています。難しさがある一方で、「一人じゃない」っていうのは僕にとってはすごくうれしいことだなって。日々の練習って、結構すぐ辛くなりがちなんですけど、その辛いって思うところが、一人じゃないっていうだけでこんなにも捉え方が違うんだな、っていうのは感じさせられます。

30:14
本田真凜

いや、本当にありがたいなというふうに感じます。ジュニアの頃ぐらいからですかね。私たちがまだあまり関わりが少ない頃から、試合だったり練習で顔を合わせる時に、私の表現の部分だったりとか、こだわりの強さみたいなところをよく褒めてくれてたので。

本当に当時、私がいろんなことで悩んでいた時というか、自分自身が、これをやっていくのが正しいのか、辛いことの方が多かったなって思った時期も正直あったので、合ってるのか、これでいいのか、って思っていた時に、そういう言葉をかけてくださると、何度もその言葉に私自身救われてきた部分もあったので。

こうしてアイスダンサーとして今チームを結成してるっていうのは、思い出すと、こんな未来があるんだっていうのは正直すごくあるんですけど、でも本当に、私自身も翔馬くんのスケートがすごく好きなので、そのスケートらしさを失わないように、私自身も食らいついていきたいなと思っています。

本田真凜さんから見た宇野昌磨さん

31:47
本田真凜(VTR)

二人で滑ってる時に、「オリンピックで出ようよ」みたいなことを翔馬くんが言ってくれて、全然何のことか、何の話だかって感じだったんですけど、「アイスダンスでオリンピックを目指そうよ」っていうのを本当に真剣な表情で言ってくれて。

まさかっていう感じだったんですけど、自分の中では20年やってきて、現役生活を本当に楽しいこともスケートでしたけど、それ以外の苦しかった部分とかも全てスケートだったので、引退する時にもう二度とこの競技には戻ってこないっていう気持ちになるまで自分の中でやり切ったなっていうところで、翔馬くんのそのスケートのキャリア、完璧なそのキャリアに自分が入ることの勇気だったり覚悟みたいなのを持ち切った上でやらなきゃいけない、っていうのはすごく分かってましたし、自分自身も「オリンピックを目指したいです」っていう夢を伝える怖さみたいなのも十分に理解していたので。

もちろんワクワクもめちゃくちゃあったんですけど、その覚悟を持てるまで少し時間が必要だったので、翔馬くん自身もいろんな思いがあったんじゃないかなと思う上で、その提案をしてくれたので、私がその思いを傷つけないように必死で食らいついていかなきゃなっていう気持ちに、結構すぐ変わって。

そこから結構、スケートの映像だったり、アイスダンスのことを勉強して、自分たちがどういうふうになりたいかみたいなのを考えた上で、その後一緒に滑った時に、自分の中でも本当にすごく大きな覚悟が決まって、「お願い、一緒に目指したいです」っていう気持ちを伝えたっていう感じですね。

一人で滑ってる時の、その翔馬くんの120%ぐらいで動く力強い動きみたいなのが私すごく好きで、二人で滑ってる時もこの120%をどうしたら私が出せるんだろうっていうのは、すごく「Ice Brave」とかの映像を見ながら思っていて。なので、力強い動きだったりスピード感とかも、本当に気にせず全力でやってほしいっていうので、基礎の練習の時から、そのスピードについていけるように、超せるようにぐらいを思っていて、なるべく翔馬くんがそのままで全力でできるようにっていうのを、今は特に意識しているかなっていう感じです。

会見での補足コメント

34:52
宇野昌磨

2024年の10月に決めていたことだったので、皆さんにもなるべく競技の話は避けて話すようにしていたんです。やっぱり「Ice Brave」とかをやっていくと、そういう話をいただけるんですけど、うれしくはあるんですけど、決まってはいるけど、いろいろあるので大っぴらには言えないしっていう中でのインタビューだったので、1聞かれたら、さっきみたいに10答えるみたいな感じになってしまいました。

それぐらいやっぱりいろんな思いがありましたし、真凜はこれだけこうやって言ってくれてますけど、やっぱり僕自身の評価は変わらなくて、シングルでの結果は、僕も本当に素晴らしいものを残したと思うんです。

でも、アイスダンスっていう部分で、その結果があるからこそ僕がすごいたけてるように捉えられることもきっとあると思うんですけど、本当にそれは違っていて、見る人が見れば分かるぐらい、そんなことはなくて、どれだけ真凜がすごいかっていうのを、僕が一番知っているし、みんなにそれをより伝えたいし。

真凜は僕の良さをなくしたくないって言ってくださいますけど、僕は真凜の良さを少しでもみんなに見てもらいたい。そういう思いから、やっぱりこのアイスダンスっていうのを誘うという決断に間違いなく至ったので、少しでもその良さっていうのが明確に伝えられるように、パートナーとして日々努力しなければならないなって思います。

やっぱり日々練習していく中でも、どれぐらい真凜がシングルの時からスケートというものに努力してきたかっていうのは、皆さんはメディアで見せる場でしかどれだけ練習してるか測れないと思うんですけど、僕たちの方が分かってると思うんです。分かりやすく言うと、僕がゲームしてる時間も、アイスダンスについて勉強してくれてるんですよ。これが一番伝わると思うんですけど。

それぐらい本当に、このアイスダンスを、僕からもちろん誘わせていただきましたけど、やるって決めてくださってから、本当にその覚悟というか、僕もその覚悟にちゃんと負けない覚悟を持ってはいると思うんですけど、やっぱり熱量、努力の仕方っていうものも負けずに、これから一緒に磨き上げていきたいなと思っています。

最後の意気込み

40:02
質問

改めて、今回の挑戦は、お二人にとってどんなものでしょうか。

本田真凜:この会見を通して、本当に私のスケートをたくさん褒めていただいて、すごくうれしいなという気持ちと、皆さんに知ってほしいのは、本当に、皆さんもご存じかと思うんですけど、翔馬くんのスケートっていうのが私も本当に好きで、これだけのたくさんの方が翔馬くんのスケートを好きだっていうのは、それにも表れてると思うんですけど、それだけ魅力的なスケートをする選手なので、私も同じように負けずに頑張っていきたいなという気持ちです。

もし練習とかでミスをすることも私はもちろんたくさんあるので、どんどんハードルが上がっていっちゃうんじゃないかっていうのが心配なんですけど、本当に私たち、お互いに高め合いながら、さっきもありましたけど、やっぱりやるからには勝てる状態で試合に出たいなということで、2024年10月から準備期間を設けて、競技に向き合っていける時間を尽くしてきたので、試合に出るからには勝てる状態で、勝ちを目指して頑張っていきたいと思っています。

宇野昌磨:本当に、ここにいる皆さんは、真凜のスケートっていうのが素晴らしいものだと分かってくれてるのは承知の上で、でもまだ皆さんは分かり切ってないと思います。もっともっとその素晴らしさを、僕がパートナーであることでより引き出して、より見せられるように。

これから二人で、もう一人ではなく二人での競技になっていくので、強い気持ちを込めて練習していきますし、もちろん競技なので、勝ちに行くっていうのは間違いないですけれども、やっぱり二人で、小さい時に始めたスケートの延長線上で競技として出て世界で戦う、そこから一度引退して、そして僕たちがいろいろな経験をした上で、再び選択してこの競技という舞台に戻っていこうと決めた。この選択は、同じ結果を目指すとしても、大きく違うかなと思うんです。

もちろん、いい結果も目指します。勝ちにも行きます。最善も尽くして、覚悟を持ってやるんですけれども、やっぱりそこに二人の楽しさだったり、見る人が楽しかったり、面白いなって思っていただけるスケーター、そしてスケーターに限らず人間性でいられるように、これからも日々精進していきたいと思います。

質疑応答

43:49
質問(毎日新聞)

宇野さん、本田さん、競技復帰おめでとうございます。宇野さんにとってオリンピックとはどういう場所なのか。また、本田さんもオリンピックを目指したいということですが、どんなイメージを持っているのか。それから、拠点とコーチが決まっていたら教えてください。

宇野昌磨:オリンピックというものを、僕はこれまで「特別なものでもあり、でも一つの大会でもある」とずっと言ってきました。もちろんその思いは変わっていないんですけれども、でもやっぱり、アスリートとして競技へ挑戦するってなった時に、一番大きな目標をまず掲げるということは大事だと思いました。

一人ではなく二人だからこそ、共通の認識を持ちたいなと思いましたし、やっぱり明確な目標があった方が、そこに向かって進んでいくことが間違いなく楽しいと思ったので。オリンピックっていうのは、シングルの時よりも、僕はたぶん、より意識して挑戦すると思います。

本田真凜:私は、やっぱりスケートを始めた上で、一番最初に思った目標が「オリンピックを目指したい」というところでした。やっぱりそれが本心で、その気持ちに、引退した後だったり、思い残すことはないって自分に言い聞かせるようにして、次のステップに進まなきゃ、社会に出た上で次に何をしなきゃいけないのか、っていうことを考えていた時期でした。

そんな状況の中で、今この選択をして、この道を選んだ自分に、まず絶対に「良かった」って思ってほしいので、そのために自分自身も頑張りますし、オリンピックに出るという目標を掲げて、そのために私たちが競技に挑戦するので、やっぱりそこは叶えるべき場所であるし、自分たちが必死に叶えていかなきゃいけない目標だと思っています。

宇野昌磨:拠点とコーチは、本当にその時その時で、自分たちが一番うまくなれると思う最善の選択をどんどんしていければなと思っています。コーチに関してももちろん話はたくさん進んではいるんですけれども、まだ明確に決定した上で、きちんと発表できたらなと思っていますので、今の段階ではいったん差し控えさせていただきます。

47:11
質問(中日新聞)

お二人の演技が競技の場で見られることをとても楽しみにしています。競技の場で、お二人ならではの世界観、お二人だからこそ作り出せる演技として、どういったものを見せたいですか。

宇野昌磨:そうですね。どういったものを見せたいか……。難しい質問ですね。

本当に、二人の良さっていうのをどんどん見つけていって、滑る僕たちも、見る人も、「素晴らしい」と思っていただけるものにしたいです。でも、僕たちがこうやって競技という場を選択したからには、自分たちが納得できるというか、自分たちが「素晴らしい」と思える演技をどんどん見つけていきたいと思っています。

もちろん今もどんどん練習に取りかかってはいるんですけれども、今よりも明日、そして日に日に更新していくものだと思うので、いろんな可能性を探りながら、よりいいものをどんどん見つけていければなと思います。すみません、しゃべりすぎました。

本田真凜:私自身もそうですけど、やっぱりいろんなことを経験させていただいた上でも、表情の上で滑っている自分が一番好きというか、氷の上で表現している翔馬くんを一番見ていたいな、長く見ていたいなと思うところもあるので。

そんな私たちが、アイスダンスの演技を見ていても、客観的に見てもすごく素敵だなと思うので、そういう演技をどんどん極めていって、見てくださっている皆さんにも何か届くようなものを、この道の中でたくさん共有していけたらうれしいなという気持ちです。

49:28
質問(日刊スポーツ)

予選会での出場を目指すということでしたけれども、プログラムはできているのか。できているなら、どんなプログラムなのか、誰が振り付けなのか教えてください。

宇野昌磨:このアイスダンスっていう競技をやろうとして、本当に僕も初めて気づいたんですけれども、シングルとは大きく違って、毎日が本当に新しいプログラムを作り続けるかのように、毎日を更新していくんですね。

曲を伸ばしたり切ったり、男性女性の位置を入れ替えたり、それこそ技を変えたりとかで、曲も日に日にどんどん変わっていったりしていく毎日なんです。

なので、本当に毎日練習して、いろんな曲で練習してるんですけれども、まだまだ僕たちも、こんなにアイスダンスとシングルって練習の仕方が大きく違うんだなっていうのを勉強している段階です。競技のルールだったりとかも本当に全く違うものなので、そういった部分が少しずつではあるんですけれども形になって、競技会で見せるのが楽しみだなっていうのが、今の僕たちの現状です。

51:01
質問(中日スポーツ)

宇野さんがアイスダンスをやろうかなと思った時、本田さんが誘われた時、それぞれ相談した方、あるいはやると決めてから報告した方はいらっしゃいますか。また、その時の反応も教えてください。

宇野昌磨:僕は、そういうことを話す人がいないので……。ステファンには伝えました。

「Ice Brave」のメンバーも、3日前ぐらいまで知らなかったぐらいで、あんまり言わないようにしていたので。でも、ステファン自身も、そんなに多分僕たちが言ってはいないものの、ショーにしてはガチだったので、なんとなく勘づいてはいたと思います。そんな感じです。

本田真凜:すごくこの後で答えづらいんですが、まず最初に、アイスダンスを学んでいきたいというところで、日本でアイスダンスを教えてくださるかもしれない方には、まずショーを目指して、アイスダンスという競技について学びたいというところをきっかけに、いろんな方に協力していただいたんです。

振り付けをしていただいた方だったり、コーチの方には、私たちから割と早い段階で、そのためのプログラムを作っていただくためにお話しさせていただきました。あとは、やっぱり家族ですね。昔からいろんなことを理解してくれているので、伝えました。

あと、最初に言っておかないといけないかもしれないんですけど、「しょまりん」っていう名前を、たぶん決めなきゃいけないよねっていうので、皆さんがすでに使ってくださってる「しょまりん」を選んだんですけど、一番最初に妹が私たちをまとめて呼び出す時に「しょまりん」って言っていて、それを使い始めたのが多分きっかけだと思います。

妹のみゆが、練習で映像確認のために、時々撮影係として氷に乗ってくれて、この前も4時間ぐらい練習に付き合ってくれたりとか、協力してくれているので、すごく感謝しています。

54:47
質問(共同通信)

国内の予選会というのは具体的にどの大会になるのか、どのブロック大会になるのかを伺いたいのと、復帰のシーズンを来季にした理由、今季でもなく、オリンピックシーズンの今季でもなかった理由を教えてください。

宇野昌磨:今季にしなかった理由っていうのは、本当に2024年10月に二人で決めたことではあるものの、それこそオリンピックを経験した身として、やっぱり1年でそのオリンピックの舞台に立つことがどれだけ難しいことか、皆さんは多分、同じスケートのジャンルだからって思うと思うんですけど、どれだけそれが難しいことか、そしてオリンピックっていうものがどれだけ難しいことかっていうのを、すごく分かっているからこそ、ちゃんと2030年を目指すっていうのが、ただオリンピックに出たいからっていうだけではなくて、ちゃんと競技者として2030年のオリンピックを真剣に目指したい、そういう思いの強さから、2024年の10月には決めていたものの、この2026年のシーズンからやらせていただくことになりました。

司会:予選会についてはまだ、今シーズンの大会スケジュールという明確なものが出ていませんので、例年通りでいきますと、秋にあります全日本選手権に向けた予選会をまずは目指していくというスケジュールで、今準備を進めているところです。

56:55
質問(日本経済新聞)

宇野さんに伺います。アイスダンスをやるにあたって、本田さんにお声がけしたということなんですが、もともとアイスダンスにシングルの時から憧れのようなものがあったのか。それとも、本田さんのスケーターとしての可能性を日々見る中で、アイスダンスに挑戦したいと思うようになったのか。あと宇野さん自身、eスポーツにも挑戦していますけれど、その二つをやることの難しさをどう考えているか教えてください。

宇野昌磨:まず一個目の質問ですけど、もともとアイスダンスに憧れっていうのは全くなかったです。アイスダンスっていうものを深くちゃんと知らなかったからこそ、その良さとか難しさとかも知らなかったですし、シングルの時はもうシングルに集中、っていう感じだったので、別にアイスダンスを見据えて引退とか、全くそういうことではなかったです。

ただ、実際に引退してみて、そして真凜のスケートを見ていく中で、やっぱり先ほどもきっかけと重なる部分ではあるんですけれども、より多くの人にこの素晴らしさを伝えたいとも思ったし。

ただ、ぶっちゃけると、僕じゃなくても真凜のスケートの素晴らしさは伝わると思うんですね。僕じゃなく、仮に僕じゃない素晴らしいアイスダンサーと組んだら、きっと数年でトップレベルで戦っている。それぐらい素晴らしいスケーターなんです。

でも、他の男の人とトップで滑ってる姿を想像しても、それはな、と思って。どうせなら、絶対隣は自分がいいなって、普通の人間なら絶対思う。僕は思うんですよ。なので、こういう決断になりました。

それともう一つ、eスポーツとの両立については、まず1日は24時間あるので、12時間練習して、残り12時間が残るので、そこでなんとか食らいついていければなと思っています。

59:33
締め

司会:お時間になりました。たくさんの質問を頂戴しまして、本当にありがとうございました。これで質疑応答を終了とさせていただきます。

今回の配信は、東京ミッドタウン日比谷1階にあります「LEXUS MEETS」にて実施しました。普段はカフェとして営業しておりまして、「車が走り、見つめてきた道」がコンセプトで、道の先に広がる各地の魅力に触れられる場所です。二人が次の道へ踏み出す節目の場所になりました。

お二人、4年後、ここで報告会をぜひやりましょう。

宇野昌磨・本田真凜:はい。

1:01:38
ラスト

司会:ありがとうございました。それでは最後、声を合わせていきましょうか。せーの。

全員:ワントヨタ。

全員:ありがとうございました。

まとめ

今回の会見では、宇野昌磨さんと本田真凜さんが、アイスダンスチーム「しょまりん」として競技に挑戦することを発表しました。二人は2024年10月頃に決断し、2030年フレンチアルプス五輪出場を大きな目標に掲げています。

印象的だったのは、二人が互いのスケートを深くリスペクトしながら、この挑戦を「一人ではなく二人で進む競技」として語っていたことです。宇野さんは本田さんの表現力と努力を高く評価し、本田さんは宇野さんの力強さやスケートの魅力を生かしたいと話しました。

シングルで競技をやり切った二人が、今度はアイスダンスという新しい舞台で再び五輪を目指す。その挑戦がどのような演技として形になっていくのか、秋の国内予選会以降の動きにも注目したいところです。