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佐藤駿選手、ミラノ五輪2つのメダルを語る 日下匡力コーチと振り返る銅メダル、団体銀メダル、そして4回転アクセルへの挑戦
ミラノ・コルティナオリンピックで団体銀メダル、男子シングル銅メダルを獲得した佐藤駿選手が、テレ玉NEWSの「報道特集」に生出演しました。番組には、中学3年生の頃から佐藤選手を指導する日下匡力コーチも登場。オリンピックでの演技、団体戦で流した涙、日下コーチによるブレード研磨の舞台裏、佐藤選手の素顔、埼玉・上尾への思い、そして今後の目標について語られています。
動画の主な内容
- 00:00 佐藤駿選手のプロフィールとミラノ五輪の振り返り
- 01:15 ショート9位からフリーで銅メダルへ
- 02:09 団体戦で自己ベスト、銀メダル獲得
- 03:11 日下匡力コーチが登場
- 03:42 佐藤選手にとって日下コーチとは
- 04:38 日下コーチが語る佐藤選手の飛躍の理由
- 04:55 オリンピックで話題となったブレード研磨の舞台裏
- 06:52 関係者が語る佐藤駿選手の素顔
- 09:05 吉田選手、三浦佳生選手らからのコメントを受けて
- 11:15 上尾市栄誉賞と埼玉県民としての思い
- 12:53 今シーズンの目標と今後の夢
要点まとめ
佐藤駿選手は、ミラノ・コルティナオリンピックについて「大会期間中ずっと楽しむことができた」と振り返りました。ショートプログラムは9位と悔しさの残るスタートでしたが、中2日で気持ちを切り替え、フリーで銅メダルを獲得。表彰台を諦めない気持ちの大切さを語っています。
団体戦では自己ベストを更新し、日本の銀メダル獲得に貢献しました。演技後に涙を流した場面については、チームのために滑ったという思いがあり、チームメイトの存在がプレッシャーを跳ねのけてくれたと話しています。
番組には、長年指導する日下匡力コーチも出演。佐藤選手は日下コーチについて「いなくてはならない存在」と語り、指導だけでなく靴やブレードのサポートにも感謝を示しました。日下コーチは、佐藤選手が調子の良し悪しにかかわらず、常に同じリズムで練習を続けてきたことが飛躍につながったと分析しています。
また、日下コーチがオリンピックでスケート靴のブレード研磨を行ったエピソードも紹介されました。20年ほど前から研究して開発していた砥石を常に持ち歩いており、それが五輪の場で生かされたと語っています。
ミラノ・コルティナ五輪を振り返って
今夜は、ミラノ・コルティナオリンピックで2つのメダルを獲得しました、フィギュアスケート男子の佐藤駿選手にお越しいただきました。よろしくお願いします。
佐藤駿:よろしくお願いします。
では改めて、佐藤選手についてご紹介していきます。宮城県出身で、5歳からスケートを始め、小学4年生から全日本ノービス選手権で4連覇を果たしました。
中学3年生の時に、お父様の転勤でさいたま市に引っ越し、埼玉アイスアリーナを拠点に練習しています。去年の全日本選手権で2位、今年の世界選手権で3位に入り、今年2月に行われたオリンピックでは、団体で銀メダル、男子シングルで銅メダルを獲得しました。
素晴らしい演技ですね。いつ見ても。改めて、このオリンピックを振り返ってみていかがですか。
佐藤駿:はい。本当に、4年に1度しかないというプレッシャーをものすごく感じてはいたんですけど、その中でも、このミラノ・コルティナオリンピックを大会期間中ずっと楽しむことができていたなと思いますし、本当に最高のオリンピックになったかなというふうに思っています。
このオリンピックですけれども、ショートプログラムはちょっと悔しさが残る9位からのスタートとなりました。フリープログラムというのは、どんな気持ちで臨まれたんでしょうか。
佐藤駿:ショートの日は、やはり気持ちがすごく落ち込んでしまっていたんですけど、中2日空いていたので、その期間にしっかりと気持ちを入れ替えて、フリーに向けて自分が何をしなければならないのかっていうのを、先生と相談しながら決めていきました。
気持ちを切り替えて、見事銅メダル。スタジオにもお持ちいただいていて、輝いていますけれども、このメダルというのはやはり意識されていましたか。
佐藤駿:もちろん、自分の目標の一つでもあったので意識はしていたんですけど、ショートが終わってからはやはり9位だったので、すごい、表彰台に乗れるのかなっていう不安もあったんです。でも、やはり諦めない気持ちが大事だなというふうに思いました。
団体戦で自己ベスト、チームでつかんだ銀メダル
そしてメダルと言いますと、今回は団体戦で自己ベスト、こちら目標でもあったと伺いました。その自己ベストを更新して、チームを銀メダルへと導きました。演技後の、すごく涙を流していらっしゃる姿が印象的だったんですけれども、この団体戦というのはいかがでしたか。
佐藤駿:チームのために、という思いでいて、もちろん優勝したかったという思いは強かったんですけど、でもチームの皆さんのおかげでできた演技、そして自己ベストだというふうに思っているので、これからもその瞬間を忘れずに、また団体戦がしたいなっていうような気持ちで今はいます。
すごく込み上げてくるものがあったんだろうなとも思いましたけれども、初めてのオリンピックで、この団体戦でフリーを滑るっていうのは、やっぱりプレッシャーなどありましたか。
佐藤駿:はい、ありました。もちろんあったんですけど、ただそのプレッシャーを跳ねのけてくださったのも、チームメイトの皆さんのおかげだったので、本当に助かったなというふうに改めて思っています。
日下匡力コーチが登場
チームメイトだけではなく、コーチの存在も大事だったかと思います。今日は佐藤選手を長年指導するこの方にお越しいただいております。日下コーチ、お願いいたします。
日下匡力コーチ:よろしくお願いします。
では改めてご紹介させていただきます。佐藤選手を中学3年生から指導しています。よろしくお願いいたします。
日下匡力コーチ:よろしくお願いします。
今こうやって横に座っていらっしゃいますけれども、佐藤選手にとって改めて日下コーチというのはどのような存在でしょうか。
佐藤駿:自分にとって本当にいなくてはならない存在ですし、指導面だけではなくて、研磨であったり、そういった靴のサポートの方もしていただいてるので、本当にうれしく思っています。
と、おっしゃっていますけれども、日下コーチ、それを聞いていかがでしょうか。
日下匡力コーチ:2人で今まで頑張ってきましたので、夢の舞台にも立てまして、これからも一生懸命2人で頑張っていきたいと思います。
この二人三脚で長く歩まれてきたかと思うんですけれども、佐藤選手、オリンピックに初めて出場して、メダルを獲得するという大きなシーズンになったと思います。長年近くで指導している日下コーチから見た、この佐藤選手の飛躍の理由というのは、ずばり何でしょうか。
日下匡力コーチ:オリンピックシーズンに関わらず、昔から調子が良くても悪くても、リズムを崩すことなく、常に同じ気持ちで練習し続けてきたことが、飛躍につながった大きなものだと思います。
オリンピックで話題になったブレード研磨
その成長を間近で見てきたからこそ、このオリンピックのフリーの演技が終わった時の日下コーチのダイナミックなガッツポーズというのは、見ていてこちらも一緒にうわーっとガッツポーズしてしまいました。
そして日下コーチと言いますと、オリンピックの団体戦で表彰台に上がった選手たちのスケート靴の刃こぼれが起きてしまった際に、このスケートの刃、ブレードの研磨をしたことでも話題となりました。日本の緊急事態でもあったかと思うんですけれども、どのような対応だったんでしょうか。
日下匡力コーチ:20年ほど前から、スケート靴のブレードを研磨する砥石を研究して開発していまして、それをずっと、何かあった時のために常日頃から持ち歩いていたものが、たまたまオリンピックの時に生かされて、いい形で修復できたのかなと思います。
おそらく選手一人ひとり、スケート靴って違うかと思うんですけれども、そうなるとやっぱりブレードも違うんじゃないですか。
日下匡力コーチ:今、スケート界で出ているブレードは、いろいろな金属がありますが、そのすべての金属に対応できる砥石を研究して作っていましたので、そちらの方は問題なく対応できました。
なんとも心強い存在かと思いますけれども、佐藤選手、やっぱりコーチがそばにいてくれると安心感っていうのもありますか。
佐藤駿:本当に心強すぎましたし、やはり僕だけではなくて、他の選手たちからも、日下コーチがMVPだというふうに言っていたので、本当にその通りだなというふうに思います。
関係者が語る佐藤駿選手の素顔
ここからは佐藤選手の素顔に迫りたいということで、佐藤選手をよく知る方からコメントをもらっています。
やって結果を残していて、すごい選手になっているのに、もうずっと根本が謙虚で、すごく自分に厳しく、人に優しいっていうところが変わらないっていうのが、駿くんのいいところかなっていうふうに思います。
意外といじられるキャラで、それが多分、1個上の先輩の三浦佳生くんが駿くんをいじっていたことで、いじられるキャラが確立したというか。でも本人も全然、それをちょっと楽しんでる節もあるので。
ノービスの時からずば抜けていたので、本当に手の届かない存在というか、本当に異次元の存在だなっていうふうに、もうなんかスケートをやめたくなるくらいの存在でした。
でも今と変わらずですかね。結構スケートに対しては真面目ですし、ただ、なんか少年心を忘れてないっていうか、元気っていうか、アクティブですね。やっぱり駿くんとよく野球に行きますね。会ったら「今日ボールとバット持ってる?」とかいきなり聞かれるし、そんぐらいやんちゃですね。
3人、別の部屋を用意されてるんですけど、よく2人が僕の部屋を作業部屋みたいにして、荒らしに来たりとか思います。
皆さんもご存じのように、気さくな生徒ですごくみんなから愛されるような生徒でした。大人しくはないんですけど、結構人見知りで。
面白いエピソードで言うと、クラスのみんなに「サイン考えてやるよ」とか、「得意なキャラクター、マスコットみたいなの何にしようぜ」なんて言われて、照れながらもうれしそうにみんなと話してましたね。
メダルを取ろうが取るまいが、この謙虚さと明るさは変わってないなって思いました。
何人かからエピソードがありまして、ちょっと意外な一面なども見えましたけれども、ご覧になっていかがでしたか。
佐藤駿:吉田選手と三浦選手とは、小さい時から練習であったり、合宿、そして試合とかも一緒になることが多かったので、本当にこう言ってもらえてうれしかったです。大島先生とも今でも連絡を取るぐらい仲が良くて、またご飯に行けたらうれしいなというふうに思っています。
三浦選手とは共にオリンピックにも今回出場されて、その時に部屋を荒らしに来たなんていうようなエピソードもありましたけれども、どうですか。
佐藤駿:荒らしてはないけど、お邪魔してましたね。(笑)
というと、やっぱりすごく仲がいいんですか。
佐藤駿:ものすごく仲がいいですね。本当に小さい時から一緒ですし、スケート以外でも、本当に2人で遊びに行ったりとかもありますし、スケート界もみんな仲いいなっていう感じですね。
今回、男子ですと山本選手も一緒にオリンピック出場してましたけれども、この佐藤選手、三浦選手、山本選手の3人でオリンピックに出場できたっていうのはどうでしたか。
佐藤駿:本当にシーズンの当初から、3人でオリンピックに行きたいね、というふうに話をしていたので、それが叶って本当に夢のようだなというふうに今でも思っていますし、本当に出られたことに感謝しています。
3人からのエピソードもありましたけれども、では日下コーチから見た佐藤選手というのは、スケート以外ですとどのような人ですか。
日下匡力コーチ:もちろん、先ほどメッセージでもありましたように、謙虚なところももちろんありますし、シャイな部分もありますけれども、そこからの秘めた闘争心の持ち主です。
埼玉県民として、上尾市栄誉賞を受賞
上尾市在住の佐藤選手、先月には上尾市栄誉賞を受賞されました。こういった賞を受賞するというのは、どういったお気持ちですか。
佐藤駿:上尾市在住として、このような賞をいただけたことを本当に光栄に思いますし、この賞を励みに、これからもより一層頑張っていきたいというふうに思いますし、また良い報告ができたらいいなというふうに思っています。
ちなみに、埼玉のここが好きとか、おすすめしたい場所などあったりしますか。
佐藤駿:僕はお風呂が、温泉が好きなので、おふろcaféとか、おふろの王様とか、そういった温泉がおすすめです。
オリンピックから帰ってきてから、温泉なども行ったりはしましたか。
佐藤駿:はい。友達とも行きましたし、1人でもよく行ったりするので、それぐらい大好きです。
もうすっかり埼玉県、そして上尾の英雄となっていますけれども、中学3年生の頃から近くで見ていた日下コーチとしてはいかがでしょうか。
日下匡力コーチ:このような名誉ある賞を受賞できる場を近くから見ることもとても光栄に思いますし、埼玉県民としてとても誇りに思います。
これからどんなふうになっていってほしいなどありますか。
日下匡力コーチ:やっぱり、スケートを始める小さい子たちや、スポーツをやってる方々に、大きな目標、大きな夢をお届けできたらなと思います。
今シーズンの目標と今後の夢
まだまだお話を伺っていきたいところではあるんですが、そろそろお時間が近づいてきてしまいました。では最後に、佐藤選手の今シーズンの目標、そして今後の夢を教えてください。
佐藤駿:今シーズンの目標としては、新しいことにチャレンジしていきたいなと思っているので、そういったシーズンを送れたらいいなと思っていて。今後の目標としては、1年1年しっかりと積み重ねていって、このメダルの色を変えることを目標として頑張っていきたいなというふうに思っています。
私個人的に、4回転、本当に素晴らしい、すごく綺麗だったなと思うんですけれども、この4回転では何か挑戦してることとか、したいこととかっていうのはあるんでしょうか。
佐藤駿:はい。他の4回転にも今挑戦はしているんですけど、4回転アクセルを先日挑戦して、ここから降りられたらいいなと思っているので、怪我のないように、無理しない程度に頑張っていけたらいいなというふうに思っています。
司会:本当に怪我には気をつけていただいて、今後もご活躍を楽しみにしております。今夜は、フィギュアスケート男子の佐藤駿選手、そして日下コーチにお話を伺いました。ありがとうございました。
佐藤駿・日下匡力コーチ:ありがとうございました。
まとめ
今回の生出演では、佐藤駿選手がミラノ・コルティナオリンピックで得た2つのメダルを、冷静に、そして感謝を込めて振り返りました。ショート9位からフリーで銅メダルをつかんだ個人戦、そしてチームのために滑った団体戦。どちらにも、佐藤選手らしい粘り強さと誠実さが表れています。
日下匡力コーチとの関係も、今回の大きな見どころでした。中学3年生から続く二人三脚の歩み、日々の練習を崩さず続けてきたこと、そしてブレード研磨という目に見えにくいサポートまで含めて、佐藤選手の成長を支えてきた存在の大きさが伝わります。
番組後半では、佐藤選手の謙虚さ、明るさ、仲間との関係、埼玉・上尾への思いも紹介されました。今後は新しいことに挑戦しながら、メダルの色を変えることを目標に進んでいくという佐藤選手。4回転アクセルへの挑戦も含め、これからのシーズンにも注目です。

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