羽生結弦　ファンタジー・オン・アイス2022幕張公演　(解説：日本語)

管理人さま、アップありがとうございます

羽生選手のおかげで、Real Faceという曲に出会うことができました
羽生選手は「音楽の可視化」の体現者として当代随一のアスリートでありアーティストです

そんな彼が一流のアーティストとコラボすると見れば見るほど味わい深く、羽生選手のこだわりぬいた技術だったり意味ある動きの発見がありまして、みる方ごとに色々な楽しみ方があると思います

羽生選手の足がパーカッションのリズムを刻み、ウィーンと2回泣くギターにシンクロして東側ショートサイドに「見せにいく」イントロがカッコ良すぎです
よく伸びますね、羽生選手のひと蹴りって
しかも、ちょうど中央ゼロ地点あたりでブラケットして「羽生結弦登場！」って名刺置いてく感じでさらに心奪われます
一瞬の出来事なんですけど、私はとても印象深く感じました

他にもたくさん好きなところがあって、夢を語るフリしてれば、のフレーズでまた前に来てくれてベティスクワットイーグルに乗って、長い膝下をアピール
そのあと下がって、なんか大人になれる気がして舌打ちをした、の3A着氷後、両足でホップ！
歌詞の抜け感をさりげなく演出していて、この辺りからもう誰にも止められない羽生選手の表現する世界観に連れて行かれます

歌詞の「リアルを手に入れるんだ」とは、羽生選手にとって4Aの成就を意味するを聞きました
スケートの真髄を極める羽生選手の歩む、険しい道を思い感謝と尊敬で胸がいっぱいです
ですからショーでは羽生選手自身も存分に楽しみ語らい、緊張の中にもリラックスした更なるインスピレーション醸成の時にしていただけるとファンとして、とても嬉しく思います

今年も素晴らしいリアルを手に入れている羽生選手

ファンタジー・オン・アイス2023のコメント欄がないのでこちらにコメントさせてくださいね。

宮城公演（６月2日～4日）がフジ・仙台放送で1時間だけ放送されました。
すでにファンブログで書き起こしして下さってて、そちらでも見られますが、こちらには一応羽生選手のコメントと、荒川さんのコメントを記させていただきます。

☆世界のトップスケーターによる圧巻の演技で幕を開けたファンタジー・オン・アイス（宮城では4年ぶり開催）その魅力をオリンピック２大会連続金メダルプロ転向からまもなく一年をむかえる羽生結弦さんが語ってくれました。

アナウンサー：ふるさと 宮城でのファンタジーオンアイス ですが 、今 どんなお気持ちですか ？

羽生選手：えっとー、やはり 特別な気持ちはあります。
あのー地元の地域でこうやって演技できることはそんなにたくさんの回数があるわけではないですし 、やっぱこの地だからこそできる 演技もきっと あると思うので、 また気持ちを込めて 滑らせていただきたいなと思っています 。

アナ：羽生さんが思うファンタジー ・オン ・アイスの魅力は どんなところですか？

羽生：そこの会場でしか生み出されない 、その瞬間でしか生み出されない グルーヴだったりとか 情熱だったりとか、 そういったものを非常に感じながら、あのー、演技を見ることができると思うので 、本当に生きているプログラム たちだと思っています。
はい。

アナ：もう二度と見ることはできないというか

羽生：そうですねー もちろん アーティストの方々のその歌声だったり、 演奏だったり が、必ずしも 0.01秒ずつ全部同じとは限らなくて、 僕たちの演技 自体もちょっとずつちょっとずつ いろんなところが変化して 行ったりとか、 あのーその場でしか見られなかった タイミングだったり 呼吸感 だったり、 スケートの質だったりというものが絶対あると思うので、 一つ一つ楽しんでもらいたいなと思います。

アナ：プロ転向からおよそ一年、アイスショーを自らプロデュースするなど進化を続ける羽生さんが、表現に込めた思いを語ってくれました。

この一年はどんな一年でしたか？
羽生：まあ、めまぐるしかったと言うか、 本当に努力しなければいけないことも考えなければいけないことも本当にたくさんあって、何でこの表現をしたいんだろうとか、何でこういう風になりたいんだろうとか、 その先が何なんだろうということをなんか常に自問自答しながら練習と演技を繰り返しています。

アナ：今回作り上げたのがISSAさんとコラボレーションしたプログラムですけれども…

羽生：まあ、ISSAさんの伸びやかな声とKIMIさんのラップの、その切れ味だったりとか、そういったものをどういう風に融合させていくかというのを非常に考えて 。
フィギュアスケートは実は止まることの方が難しくて、 他の多分一般の方々が スケートをやった時も 思うと思うんですけど、 ある程度 滑ることは簡単でもストップは難しい ん ですよね 、意外と。
止まれないってなるじゃないですか 。あれをめちゃくちゃ早い速度で止まったり滑ったりを繰り返しているし 、それこそ 名前のないようなステップ達を考案しながら色々 組み込んでいるので、音楽とか 歌声とかそういったものが なんか僕によって 可視化されていることを感じていただければ嬉しいです。 はい。

☆荒川さんのプログラムに込めた思い
アナ：おかえりなさい 荒川さん！ ありがとうございます

荒川さん：（元気に）ただいま～

アナ：今回は 福原美穂さんとコラボレーションしたプログラムにはどんな思いが 込められていますか？

荒川さん：福原さんの強く歩み出していくというような 芯のある歌声と温かさと、 つつみこむ…包容力 みたいな色々な表情を持った曲なので、 そこにうまくスケートで重なっていければという思いがあります
初めて 歌の一番盛り上がるところに技をあえて当てないという作り方をして、声のすごくきれいに伸びるところで イナバウアーを長くしたりとか、歌の間奏に入るところでスパイラルを入れたりとか、 そういう作り方をしたのは、わりと珍しい感じのプログラムになっていると思います。
皆さんの活力になれるように 、癒しの時間になれるように スケートを音楽にのせてお届けしたいと思います。

☆羽生選手終わりの挨拶

アナ：今日の滑りご自身で振り返っていかがですか？

羽生：えっと 本当に自分がこのプログラムで表現したかった ステップとか スケートだったりとか、ダンスのムーブだったり、 色んなものがちゃんと詰め込まれたものになったと自分では思っています。
この会場だからこそ 感じられる 温かさというものをこのファンタジーオンアイスで感じさせていただきました 。
最後までご覧くださって本当にありがとうございました。
僕自身 すごく気持ちを込めて 滑らせていただきました し、また 宮城の皆さんの前でスケートを滑ることができ 本当に幸せをたくさん感じました。皆さん 本当にありがとうございます。 これからも一生懸命頑張っていきます。

以上です。

とても興味深い内容でした。羽生選手ならではですね。

最近羽生選手を応援するコメント欄に反映されず、コメントがどこかに消えたままに。立て続けに3回もあったので（こちらなら大丈夫かな…）