ジェイソン・ブラウン　全米選手権2021　ショート演技　(解説：英語)

過去のシングル選手に類を見ないコレオ、ムーブメントの極めと残心、手足の捌き方など眼福ものでした。もう、何というかブラウンだけ5 Componentsを250点満点にして欲しいです。

ISUはPCS後半3項目の在り方と運用を再考すべきと私に囁きかける危険な演技者が、きっちり演技するとこうなるｗ

ここまでいけばフィギュアはダンス表現をベースにした芸術の1ジャンル。他の選手の演技はこれを前にしたら到底及ばぬ、滑りに基づいた”単なる”表現にみえてしまう・・この線引きに用いられるキーワードは “frenzy”。EXはショーと同じでお祭り、お祭りの催しと芸術作品は別ものである。

どこまでいっても、表出するエナジーとそれを示唆する動作が途切れない。この途切れなさをどう評価していくのか？　今のジャッジの顔ぶれじゃ運用解決は望めないのに？　組織は別ジャンルを考えていたようだが、これをどう評価できるというのか。こういうのは “gift” のくくり。ジェイソンはやっぱりロヒーンプロが似合う。彼にはこの環境も味方して、ひとつまた階段をあがった。

かっこいい振り付けだなあ。衣装もうちょいシースルー多めにしていただけると見やすいんだけどなあ。結構濃い真っ黒って目で追いにくい。ここまでやってる人はいないよなー。眼福です。

素晴らしい！
こういう人こそ「氷上のダンサー」というのでしょうね。
このパフォーマンスが評価されて嬉しい。

苦手だった３Aの安定感！数年前に比べたら高さも出た。
他のジャンプも全てに流れがあり繋ぎがすごいすごい。
もう初見で圧倒されましたよ！
圧巻のプログラムです。

甘々と書きましたが、女子を見た後にジェイソンを見たのでそう思いました。
男子は割と普通の採点だったので甘々なのは女子だけでした。