東京渋谷区の 国立代々木競技場第一体育館で開催された「世界フィギュアスケート国別対抗戦(ISU WORLD TEAM TROPHY 2015)」、フランス代表-ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン組
(Gabriella PAPADAKIS / Guillaume CIZERON)のフリートダンス演技の動画です。
Date:2015年4月17日
曲名:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト 「ピアノ協奏曲第23番イ長調K.488」 (Adagio from Concerto No. 23 by Wolfgang Amadeus Mozart)
技術点:54.32
構成点:56.74
合計:111.06
- アイスダンス・フリー得点詳細(英語)
- アイスダンス・フリージャッジスコア(英語)
Quest For Serenity – Prelude
Various Artists
東京開催2015年世界フィギュアスケート国別対抗戦の出場選手、日程、結果。日本からは羽生結弦、無良崇人、宮原知子、樋口新葉、古賀亜美&フランシス・ブードロ・オデ組、キャシー・リード&クリス・リード組が出場。アメリカ優勝、ロシア2位、日本3位。
(解説なし)
(解説なし)
“ガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロン 国別対抗戦2015 フリー演技 (解説:なし)” への23件のコメント
一つの物語をみているようだった。
やったね!
皆様のスタンディングオベーション!
アイスダンスの新時代が幕を開けた、というプログラムでした。
会場にいた方、ぜひぜひどんな雰囲気だったか教えてくださいませ!
これを見て、バレエからアイスダンスに入ってくる子供が出てくるといいなあ....
今年の世選から彗星のように現れたペアなのでしょうか?ステキ!!
シチリアーノ風の哀愁漂うモーツアルトのPコンチェルト23番が、ある男女の恋物語を奏でながら胸に迫ってきました。
パパダキス=シゼロン組は、19歳、二十歳と若いながら、ペアを組んで11年のベテランカップルです。
ミシュラン本社があることで有名なクレルモンフェランで、ガブリエラ・パパダキスのママがフィギュアのコーチ、ギヨーム・シゼロンに娘と組むことを提案、一昨年までこのママがコーチでした。彼らは高校からリヨンへ、そして昨年の秋からカナダに練習本拠を移したばかりです。
この若いカップルが大人になるように、と作られたこのプログラムは、コンテンポラリーダンスのコレオグラファー、アンジェラン・プレルジョカージがパリオペラ座のために94年に振付けたle Parcという作品が基になっています。
一気に好きなカップルになりました!
ジュニア時代も世界ジュニアで2位になった程の実力派でした。
その時のFDピンク・フロイドも傑作でスケーティングスキルに関しては当時から高評価でした。
今季からカナダのデュブレイユ&ローゾン夫妻(2007年World銀メダリスト)に指導を受けるようになり、元々の2人のタッチのよさ、正統派の滑りに、レベル要件のポイントをしっかり掴めるようになったんだと思います。表現面では北米のカップル達より頭1つ抜けている気がします。これぞヨーロピアンのダンスだなって感じです。
この膝と足首の使い方はフランス伝統って感じがします。
ミュリエル・ザズーイ傘下だったようで、さすが。
あと二人の雰囲気がいい。とてもお似合いのカップルですね。
この曲、コストナー選手が数シーズン前に踊ってました。
衣装もしっとりした曲にあってます(特にスカートのシフォン一枚の部分が女神みたいで素敵です)
スケーティングも無理がなく、インサイドエッジの使い方が特に深くて上手。
パパギタスってギリシャ系の名前ですね。お顔もそんな感じ。ルーツはギリシャでしょうか?
ガブリエラちゃんのパパがギリシャ系、フィギュアコーチのママはフランス人だそうです。
ギヨーム君は美大生、ガブリエラちゃんは大学の文学科、今はカナダなので勉強は通信で。
ギヨーム君の将来の夢はダンサーになることだそうで。
フランスのマスコミから散見した情報でした。
また、このプログラム完成のために、フィギュア、バレエのみならず演劇のレッスンも受け、「自分の内面を暴き出されるような」とまでパパダキスに言わせるほどの掘り下げをした結果がこの表現のようです。
パリオペラ座のビデオを見てもらえるとわかりますが、基本的にこの衣装は「寝巻き」、ヒカリモノがひとつも付いていない衣装なのも、これからの新潮流を作りそうですね。
ショートの方の革の使い方も素敵でした。スカート部のカッティング、大いに参考になりそうですよね。ダンスには衣装も重要なので。
何度も書いて、すみません。やっとこのカップルが日本のフィギュアファンの皆様にほめてもらえる、と思うと嬉しくて。
正統派、美しい演技ですね。息するのも忘れさせるような感じです。そうでしたか、コンテンポラリーダンスの振り付けの方が関与されていたのですか。あまりコンテンポラリーっぽい感じに見えませんが、二人のほかの演技など、またいろいろ見てみる楽しみが増えましたこの二人のショートプログラムが見つからないのですが、もちっと頑張って探してみます!
競技を忘れてしまうほどウットしました。
フランスはアイスダンスには定評ある、背景説明くださり納得。
若くしてキャリアの長いこと、ここなんです必要な部分。
幻想的な白いシフォン衣装、片方が下がってきて気になったくらい。
皆様のご説明で納得。
なんかフランスというよりギリシャ人ぽいな~と思っていたので。(衣装のせいもあるかな)
いままでの上位カップルとは違う雰囲気持っていますね。
わたしはまだちょっと面喰っています。
ヨーロッパ選手の雰囲気や表現方法とはこういうものなのかと。
フランスのバレエを見ているようです。難解・・・勉強不足です。
フランスといえばデュシュネ兄妹がいますが、いまどうしてるかな
☆☆☆☆☆
諸君、脱帽したまえ。天才です。
こんな表現、見たことない。
これまでテサモエが表現・技術で一番だと、これ以上はないんじゃないかなと思っていたけど、それを上回る。帰ってきても勝てなんじゃないかな。
ツイズル1つ取っても、速いだけでなく、独特のリズムがあって、音楽に同調し、かつ美しい。
他のカップルには悪いけど、次元が違うと思う。アイスダンスに新しい時代がやってきました。
ワールド地上波放送でこのカップルの演技を初めて見て
パトリック・チャン選手を好きになった時以来の衝撃を受けました。
何なのでしょう、、、この淀みなく途切れのない流れるようなスケーティングは。
膝がやわらかく壮大な深いエッジの伸びやかなスケート。
そして技術だけではなく、この二人が醸し出す世界に
ただただうっとり惹き込まれてしまいます。
今、このコメントをする前にここの動画2つを続けて見たせいか
頭がぼーっとしてしまって言葉が出て来ません。。。
美しい…
やっぱり絵になる人達が美しく滑ると素晴らしいですね
日本もアイスダンス強化する際にはこういった美しさも考慮すべきですね
スタイルのいい人材は増えているのでスカウトしては?
管理人様、アイスダンスの動画をアップして下さって
ありがとうございます。
ギヨームさんの膝のやわらかさ、ディープエッジのよく伸びるスケートも素晴らしいのですが、
腕の動きもとても美しいと思います。
特にツイズルをしている時の手の平の大きさや腕の動かし方に
男性性を感じます。
手の平が大きい方なのではないでしょうか?
そして腕が長いようにも思います。
既に大人の男性が持つ包容力を身につけていて、
20歳というのが信じられないです。
ガブリエラさんも19歳とは思えない程に
大人の洗練された女性の雰囲気を身にまとっていると思います。
元々の容姿も美しいですが、
SDでの色気ある雰囲気、そしてこのFDの
どこか物悲しい胸締め付けられるような美しさを
醸し出せるのが本当に素晴らしいです。
最近、海外板でパトリック・チャン選手のインタビューを読んでいたら、
パトリックもこの2人のワールドFDの演技に感銘を受けていた
と知りました。
パリン様、とてもお詳しいですね。
情報をありがとうございます。
コメントが増えていてうれしいです。30年来のダンス・オーディエンスで、25年来パリに住んでいます。「踊っている」フィギュア・スケートも大好きです。古くはジャネット・リンから、トーヴィル=ディーン組のボレロ、高橋大輔の「道」…
パリ・オペラ座のみでなく、フランスの各地でのダンス公演も、コンテンポラリーのコレオグラファーが頻繁に招かれています。上記のプレルジョカージのほかに、フォーサイス、ピナ・バウシュ、マギー・マランetc…アルベールビル開会式で度肝を抜いたフィリップ・デクーフレ以降、ダンスとサーカスはとても近くなりました。
このカップルがこの作品で世界一となったことで、アイスダンスが活気付いて、また90年代以降のダンス・クリエーションの成果が新しい切り口、動作のボキャブラリーとしてもっとフィギュアスケートにもたらされたらいいなあ、と思います。
パリン様
フランス在住なのですね。とてもお詳しい訳が分かりました。
しかも、30年来のダンス・オーディエンスとは!
フィギュアスケート歴も長いですね。
トーヴィル=ディーン組のボレロは動画で見て
とても美しいパフォーマンスと思いました。
大輔さんの「道」は大好きです。
生で観た時は感激して涙が出てきました。
挙げて下さった方のお名前を検索しました。
プレルジョカージュは、バレエダンサー、コンテンポラリー振り付け
ピナ・バウシュとマギー・マランは、コンテンポラリー振り付け
と出てきました。
(フォーサイスとフィリップ・デクーフレは見つからなかったです。)
バレエやダンスは不勉強で恥ずかしいです。
パリンさんがご覧になってきたダンスというのは、
コンテンポラリー系の振り付けが取り入れられているバレエの事なのでしょうか?
それとも、コンテンポラリーダンスでしょうか。
パトリック・チャン選手のコーチがジュリアード卒のモダン・ダンスの出身で
練習や振り付けにモダン・ダンスを取り入れているようですが、
今季10月に披露したフリー「ショパンメドレー」では
振り付けにコンテンポラリー系の動きを取り入れていると言っていました。
モダン・ダンスとコンテンポラリー・ダンスとは異なるものなのでしょうか。
質問ばかりしてしまって、すみません(・・;)
ガブリエラさんとギヨームさんが演劇のレッスンを受けたとの事ですが、
能力がとても高いですね。
関心を持ってくださり、ありがとうございます。そうですよね、私も改めて聞かれるとあれ?と思い、辞書でしらべて見ました。(フランスにはダンスの辞書があります)
モダンダンスは、米国を中心に起こった1920年代から60年代の動きで、アンチ・クラシック、アンチロマンティックなもの。カニングハムやグラハムを含みます。私見では、ブロードウェイのミュージカルダンスは特にグラハムのモダンダンスを基礎にしていると思います。カニングハムは長命で、70年代以降コンテンポラリーの巨匠となりました。
コンテンポラリーダンスは、ごくごく大雑把に言うと、70年代前後にニューヨークで学んだヨーロッパ人が始めたダンスと演劇、映画などのジャンルを取り払い、現時代の舞台アートのひとつとして様々に発展させたものです。パリ・オペラ座や、リヨンバレエ団など、クラシック界もコレオグラファーを招聘し、あるいは過去の埋もれた作品を発掘・再解釈し、「古典作品の博物館」とならないように勤めています。
ウィリアム・フォーサイトはフランクフルトバレエ団監督、フィリップ・デクーフレは、数年前クレージーホースの振り付けをしたのが、ドキュメンタリー映画になっていましたね。
オペラ座94年のle Parc です。
https://youtu.be/SUaMJ_xGK9o
この演技が会場で見られて幸せでした。
彼らには以前から、良い滑りと素敵な雰囲気を持った将来性のあるカップルだと注目していましたが、今年、こんなに早く頂点に駆け上がるとは、嬉しい驚きでした。
頂点に到達するのに、このFDプログラムの果たした役割は大きいと思います。
ゆったりしたスピードで見せる美しい滑り、高度な技術ではあるけれど主張しすぎないリフト、彼らのクラシカルな雰囲気を最大限に生かした衣装と振り付け、よく考えられていますね。
間違いなく名プロです。
昨年もさいたまで演技は見ているのですが、昨年よりもさらにスケーテイングの伸びがよく、ヌメヌメとしていて素晴らしく、極上の味わいでした。
私は古くはウソワ・ズーリンやクリモワ・ポノマレンコ、また、元々バーチュー・モイアーのファンなのですが、テッサ達やメリル達とはまた違ったスケートを見せてくれますね。
パリン様
お返事ありがとうございます。
ご紹介の動画、素晴らしい。
心打たれて涙出てきました。心臓が痛い。。。
こちらが基になって振り付けされたのですね。
モダンダンスとコンテンポラリーダンスとの違いも
教えて頂きありがとうございます。
ダンスの辞書があるとは驚きです。
dark eyes 様、現地観戦されたとの事、それは極上のひとときだったと思います。
私も行きたかったのだけど、平日は厳しい。。。
オペラ座94年のle Parc に胸いっぱいになってしまいました。
何て美しいのでしょう。
カニングハムさんや他の方を調べて
また後日コメントさせて下さい。
パリン様、詳しいご説明と動画のご紹介、
dark eyes 様、現地レポをありがとうございました。
パリン様
8.のコメントで、
「ギヨーム君の将来の夢はダンサーになることだそう」
と書かれていらっしゃいますが、
これはアイスダンス引退後にアイスダンスではない別のダンス
(コンテンポラリーダンス?)のダンサーになりたいと言う事なのでしょうか?
SDの衣装も素敵です。
解説の方が「スカートで遊んでいる」と言っていた箇所が
とても新鮮でドキドキさせられる振り付けだと思いました。
FDの衣装も素晴らしくて、
スケートの試合の為に用意されたという感じが全くしません。
二人共、ギリシャ神話だかそういう世界から抜け出して来たみたいです。
FDのツイズルに入る前の手の平に口づけをする所もとても素敵です。
気になって、海外フォーラムのこのカップルのスレッドを見たら、
記事にあった写真でle Parc と同じポーズで撮影されているのがあって
素敵な二人でした。
そして、ギヨームさんのインスタグラムを初めて見たのですが、
さすがアイスダンサーだと思わせる写真がいくつかありました。
自分の魅せ方を良く分かっていますね。
9月でしたか、ガブリエラさんの「脳はミステリアスだから、まだもう少し経過を見なければならないことを自分は知っている」と言う風な、とてもしっかりしたコメントを読んで、どうかどうか、とお祈りしていました。本当にお可哀想でなりません。御快復をお祈りしております。
このFDは、本当に仏映画の様。でも私には、男女の愛と言うより、この二楽章を聴くといつも自分らを見ていてくれたふるさとの山や、沼、森、田圃、蔵の白壁、シャツの白い背中を見せて釣り糸を垂れている父の姿、などが浮かんできます。キュッとなります。
お大切になさってください。心からお祈りして致しております。
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