2014年ジュニアグランプリシリーズ第7戦、クロアチアのザグレブ(Zagreb)で開催された「JGPクロアチア杯(ISU Junior Grand Prix of Figure Skating Croatia Cup 2014)」、韓国代表-イ・ジュンヒョン
(June Hyoung LEE)のフリースケーティング演技の動画です。
Date:2014年10月10日
曲名:アンドリュー・ロイド・ウェバー 「オペラ座の怪人」より (Phantom of the Opera by Andrew Lloyd Webber)
技術点:67.98
構成点:67.42
合計:135.40
- 男子シングル・フリー得点詳細(英語)
- 男子シングル・フリージャッジスコア(英語)
- 男子シングル総合結果(英語)
韓国の選手ですか、色眼鏡で見ないでほしい選手です。
私がオペラ座の怪人と言ってイメージする演技、そのものをしてくれています。
正に王道と言える演技です。
そしてジャンプ、スピン、ステップと教科書と言って良いほど、私のイメージする要素そのものです。
3Lzでエラーをもらってますが、ジャンプの入りなどはかなり正しいと思います。
その他のジャンプも私のイメージするお手本と言えるジャンプの入りです。
演技もジュニアっぽさはほとんどありません。
レベル的にシニアの選手にしか見えないです。
しかしジャンプの難度が高いとは言えないのと見せ場があまりないのも事実です。
ある意味では面白さがないようにも見えるのですが、私にとっては要素そのものがキレイなので素晴らしい演技に見えます。
なぜ今まで知らなかったのか不思議なくらいです。
たぶんそれが演技構成点に響いていて、あまり伸びませんでした。
トップ選手になれるかはわかりませんが、とにかくオーソドックスで今後の活躍を期待できる選手です。
トップ選手になれるかわからないというのも、韓国は選手にプレッシャーをかけすぎるので、伸び伸びしていない選手になってしまわないかが心配という意味です。
そういうプレッシャーを撥ね退ければ、平昌五輪で活躍してくれるのではないでしょうか。