小塚崇彦 ロステレコム杯2009 フリー

2009年ISUグランプリシリーズ第2戦、ロシアのモスクワ(Moscow)で開催されたロステレコム杯2009(2009 Rostelecom Cup)、日本代表-小塚崇彦(Takahiko KOZUKA)のフリースケーティング演技の動画です。


Date:2009年10月24日
曲名:布袋寅泰/マイケル・ケイメン 「ギター・コンチェルト」ギター・コンチェルト~第1楽章(抜粋) - フィギュアスケート・ベスト2009-2010 (GUITAR CONCERTO by Tomoyasu Hotei& Michael Kamen)  
技術点:70.43
構成点:69.20
合計:139.63


KAMEN & HOTEI GUITAR CONCERTO

マイケル・ケイメン(Michael Kamen)/布袋寅泰(HOTEI TOMOYASU)


2009年10月22日-25日ロシア・モスクワ開催、GPS2戦ロステレコム杯2009の大会情報、出場選手&結果&動画リンク。女子シングルは安藤美姫が優勝、村上佳菜子4位。男子シングルはエフゲニー・プルシェンコが優勝、小塚崇彦2位。

(ロシア語)

B:ブレンダ・アーヴィング(実況) T:トレイシー・ウィルソン(解説) K:カート・ブラウニング 

B:彼は昨秋スケートアメリカで、現世界王者エヴァンライザチェックとジョニーウィアを負かし、少なからぬ人を驚かせました。
その後GPFでも銀メダルを獲りましたが、世界選手権ではやや躓き、6位に終わっています。
プログラムの振り付けは世界女王でもある日本人の佐藤有香です。
曲はマイケル・ケイメンのギターコンチェルト。

K:タカは年齢にそぐわないほど音楽や氷の上の流れを制御できていて、佐藤有香自身を彷彿とさせるところがあるね。その彼が目下のところ切望し必要としているものといえば、この4Tです…これが決まれば表彰台常連の1流スケーターにー2フットでしたねー割って入るチャンスなのだが。それ以外のものはすべて備わっているんだ、クワドさえものにすれば十分その中で戦える。

T:ご覧下さい、まるで苦もなくスピードを上げ3Aへと…いいファーストジャンプ!そしてセカンドの3Tも決めました。

B:コーチ陣の一人は彼の父親ツグヒコなのですが、日本代表としてグルノーブルオリピックにも出場した人です。
:まあ父親がコーチというのは楽なことばかりではないようで…
L:そうそう、タカが言うには、5才の時にスケートを始めたのですがとにかく厳しくていつも泣かさていたんですって。今はだいぶ丸くなったようですが(笑)

K:この滑らかな方向転換の仕方を見てよ。上体を見ても、全くムリがない。余分の動作もごく自然にさらっとこなしているのがいいね!次の動作に構えることなく、しなやかに上体がブレードの上で動いてる。
まさにトップクラスのスケーティングだ、本当に美しい!

K:音楽のチョイスもいいね、骨太で男らしい。実に音楽を…じゃなかった、音楽が彼のスケーティングを引き立てている。

T:2本目の3Aも決まりました。

K:あの跳び上がり方ーまるで空中で一瞬ジャンプを緩めるように見えるよね。3Fのときは緩めすぎたんだけね、彼のスケーティングには余韻とか緩急がある。スピン、そしてジャンプにも。

T:だからこそ彼は「スケーターらしいスケーター」なんですよね。難しいことを本当にさらっとこなしてしまう。でも、時々ちょっぴりー

K:スパーク?前も言ってたよね(笑)聞こえたよ!

T:そう、観客に対してのスパーク(きらめき)、観客への繋がりが足りないように感じるの。それだけが、彼にほんのちょっぴり足りない部分なんですよねぇ。
いい男なんです。温かい人柄の持ち主なのですから、それをスタンドまで届けないと!

B:…どうやればいいのかしらね?

K:僕とパーティー巡りかな。

T:(笑)それはマズいかもね。

B:二度の全日本銀メダリスト、小塚崇彦です。今日は非常に力強い演技を見せてくれました。

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*カナダCBCで放送された実況の和訳は、いつもお世話になっているyet様(テイ様)が提供してくださりました。yet様、英語の和訳ありがとうございました!

(ロシア語)

(ロシア語)

(インタビュー)