宇野昌磨が、「Ice Brave 新横浜 Special Edition」の劇場公開舞台挨拶に登壇し、初プロデュースショーを終えた今の実感を語りました。あわせて公開された個別インタビューでは、次回作「ターニングシーズン」に向けた構想や、仲間とともにショーを作り上げる面白さ、そして“挑戦し続ける”ことへの思いも明かしています。

【個別インタビュー】宇野昌磨が今夏公開予定の新ショーへ意気込み 「また見たい」と思ってもらえる内容に

宇野昌磨が、今夏公開予定の新作アイスショーに向けた思いを個別インタビューで語りました。初回公演で感じた不安と歓声の力、仲間と作り上げる楽しさ、そして次回作「Ice Brave 2」への構想まで、ショー作りへの現在地がうかがえる内容となっています。

🎥 動画(ノーカット)

  • 01:03 アイスショーでの挑戦
  • 03:00 ファンとの近さを意識して取り組んだこと
  • 03:58 ゼロからショーを作る難しさ
  • 06:28 競技時代との違いと面白さ
  • 07:29 新しい挑戦でみつけたこと
  • 09:38 チームに求める雰囲気と真剣さ
  • 11:13 アイスブレイブで挑むもの
  • 14:54 アイスブレイブを通して伝えたいこと
  • 17:41 挑戦し続ける理由
  • 19:44 ファンへのメッセージ

出典:YouTube動画「中日新聞

※発言内容は動画をもとに要旨を整理して掲載しています。全文の逐語録ではありません。

00:31記者

初回公演を振り返って、どんな気持ちが一番強く残っていますか。

宇野昌磨:初回が一番、緊張というか大きかったです。名古屋の初公演の前は、たくさん準備してきて、「自分たちが作ってきたものがどういう反応をされるんだろう」という不安がありましたし、「もっとここまでできたかな」という気持ちもありながら前日リハーサルをしていました。

でも、そんな気持ちを吹き飛ばしてくれるぐらい皆さんの歓声が大きくて、そこはすごくありがたかったし、うれしかったです。そういう歓声を何回も浴びていくうちに、不安というよりも、楽しさとかやりがいの方が強くなりました。

アイスショーは競技よりもファンの皆さんとの距離が近いです。物理的な距離だけではなくて、僕たちもファンの皆さんのために作っているので、ファンの皆さんと僕自身、そしてスケーターの皆さんとの距離が近い。それが、皆さんの応援や歓声が明確に力になるということをすごく体現していたなと思います。

03:00記者

ファンとの近さを意識して取り組んだことありますか?

宇野昌磨:全部ですね。競技の時は、点数をつけてもらうための「競技でやるスポーツ」をアイスショーで見せることが多かったんですけど、今回は初めから、この会場に来て座っている人たちに向けてパフォーマンスをするために一から作っているので、それは大きく違うところではないかなと思います。

03:44記者

ゼロからショーを作る難しさは?

宇野昌磨:自分自身の苦手な部分を全部自分で何とかしようって思うのではなくて、振付師の方とかも含め、いろんな人の意見を聞きながら、頼れる仲間がたくさんいるので、そういう方たちに協力をお願いしてもいいんだって分かってからは、自分自身もだいぶ楽になりました。

ゼロから一を作るのはすごく難しいことですし、そのゼロから一を全部自分一人でやらなくてもいい。このショー自体、自分一人では絶対成り立たないので、そこに気付けてからは、自分の熱量や楽しさ、ファンの皆さんの熱量、それらがちょうどいい具合にコンテンツとして成立するものを作りたい、という少し俯瞰的な考え方ができるようになりました。

前回の1の時は、協力してもらいながらも「もうちょっとボリュームが欲しいなら僕が滑るか」みたいに、全部自分でという思いが強かったです。でも、今はみんなの力量や技量を信じて、みんなに協力してもらうことが、仲間と作り上げる楽しさだと感じました。

06:13記者

競技時代との違いは?

宇野昌磨:全然違いました。競技の時はサポートや協力してもらう部分はあるんですけど、どちらかというとサポートの方が多くて、結局やるかやらないかは自分次第ですし、みんなも自分がやるって決めたことに力添えはしてくれるけど、「やっぱり自分でしかない」と思っていたので。そこからすると全然違う場所だし、面白いなと思う場所です。

07:09記者

新しい挑戦でみつけたことは?

宇野昌磨:「新しい自分を見つけた」というほどではないんですけど、競技に関しては失敗を恐れないし、緊張もしない一方で、自分の持ち場から離れたことに関しては失敗したくないし、気負う部分があったんです。でも、そういうのはIce Braveを通して変わったなと思います。全部一緒なんだなって思うし、どんどん自分らしさを出せるようになったと思います。

アスリートなので、スケートをすること以外あまりやってこなかった。現役時代を終えたあと、急に社会に出なければならない中で、自信のなさは絶対あったと思います。でも、この数年、特にIce Braveを通して、失敗をしてもその失敗をどう生かすかが大事なんだと思えるようになりました。

09:20記者

ショーのチームには、どんな雰囲気でいてほしいと考えていますか。

宇野昌磨:みんなの思いは僕も全部分かるわけではないですが、みんなにこうあってほしい、というのは何となくありました。別に言わなくても自然とそういう雰囲気になっていたし、失敗をお互い笑い合えるような雰囲気でやっていく、というのはありました。

やっぱり楽しんで、自分たちが楽しまないと見る人も楽しめないと思います。でも結局、どれだけ真剣にやっているかが大事で、その上で全部が成り立っていると思うんです。真剣さがあってこそ、その上で楽しんでいいんじゃないか、という感じだったかなと思います。

10:57記者

今夏公開予定の新ショーでは、どんなものを目指していきたいですか。

宇野昌磨:何をやろうというのはまだ構想段階なんですけど、やっぱり楽はしてほしくないと思ってるので、やりがいのあるものにしたいし、いいものにしたいし、見る人も応援したくなるような挑戦にもしたいです。

競技のように結果がついてくるものではないので、目に見えて楽しい、応援したくなる、また見たい、と思っていただけるような作りをすることが僕らの課題です。その感情の先に感動があると思うので、長い時間練習して、いいものを作ろうと時間をかけるからこそ、感動を与えられるような内容にしたいです。

僕たちはこのIce Braveを今回だけじゃなく、この先も続けられたらいいなと2を終えて思っていて、その時にはまた見たいと思ってもらえるように、感情の部分が揺れるような内容にしなければいけない。その「応援したくなるような見せ方」をどう作るかが、僕自身のプロデューサーとしての腕の見せ所だと思っています。

13:41記者

アイスブレイブを通して伝えたいこと

宇野昌磨:挫折は多いです。結果が振るわなかったことも多かったですし、涙を流した試合っていうのが結構ターニングポイントになると思います。逆に、その試合をきっかけに大きく自分を知ってもらうきっかけになった瞬間も、割とターニングポイントになります。

「ターニングシーズン」というタイトルにふさわしい内容にしようと思っています。ターニングシーズンになるようなショーをする、というのが今決まっているテーマの一つです。中身はまだこれからですが、この公演をきっかけに大きく僕たちが成長する姿を見せるアイスショーにしたいと思っています。

17:17記者

宇野さんにとって、「挑戦し続けること」はどんな意味がありますか。

宇野昌磨:逆に、挑戦しなかったことがあんまりないです。例えば試合とかでも、挑戦しなかった試合ってあまりない。やっぱり挑戦しないと、僕は飽きちゃうので。同じことを繰り返すこと、現状維持っていうのが、どうしても飽きにつながるんです。

この「飽き」っていうのは、ただ怠けているとかやる気がないという意味ではなくて、アスリートにとってモチベーションってすごく大事だからこそ、同じことを繰り返していると「本当にこれをやっている意味があるのだろうか」と思う瞬間があるんです。だから、自分を飽きさせないために、あえて挑戦をし続けることで、自分にとってのモチベーションを上げる。それは競技時代からやっていたことです。

そう考えると、自分の強みって「何かに挑戦する」ということ以外の選択肢があまり考えられない、というところにあるのかなと思います。

19:29記者

ファンへのメッセージをお願いします。

宇野昌磨:前回も愛知から始まって、前回の愛知公演からは心情も大きく変わって、だいぶ堂々とした僕たちを見せられるかなと思います。

昨年の愛知も、皆さんに助けられて素晴らしいショーを迎えることができましたし、正直、皆さんが感動した以上に、僕たちが感動するようなアイスショーでした。それは内容も含めてですけど、ファンの皆さんの大きな歓声とか反応が、僕たちにとってはとても嬉しくて、ありがたくて、すごく記憶に残る瞬間であり景色だったので。

今度こそ、僕たちが皆さんを楽しませる立場として、また皆さんに愛知で会えることを楽しみにしています。

【舞台挨拶ノーカット】宇野昌磨が「Ice Brave 新横浜 Special Edition」劇場公開で登壇 次回作「ターニングシーズン」にも言及

宇野昌磨が、アイスショー「Ice Brave 新横浜 Special Edition」の劇場公開にあわせて舞台挨拶に登壇しました。初プロデュースショーを振り返る言葉に加え、次回作「ターニングシーズン」への思いや、会場のファンからの質問に答える場面も収められています。

🎥 動画(ノーカット)

  • 00:00 宇野昌磨登壇
  • 00:37 「新横浜」を会場・配信で見た人へ
  • 01:23 初プロデュースショーを振り返って
  • 03:00 劇場上映ならではの楽しみ方
  • 03:46 次回作制作決定を報告
  • 04:31 「ターニングシーズン」はどんなショーに
  • 06:09 観客との質疑応答スタート
  • 06:48 衣装展の要望に回答
  • 08:10 円盤化の要望に回答
  • 09:30 リフト練習で一番気をつけたこと
  • 11:59 座長として意識していること
  • 15:50 写真撮影タイム
  • 17:02 最後のメッセージ

出典:YouTube動画「中日新聞

※発言内容は動画をもとに要旨を整理して掲載しています。全文の逐語録ではありません。

00:00司会

Ice Brave 総合プロデューサーの宇野昌磨さんです。お願いします。それでは皆さん、宇野さんにご挨拶をお願いいたします。

00:19宇野昌磨

皆さん、お集まりいただきありがとうございます。すごく短い時間ですけれども、これから映画を皆さん見られると思いますし、この短い時間をご一緒に楽しめたらなと思います。今日はよろしくお願いします。

00:37司会

ちなみに、「Ice Brave 新横浜」を会場で見たよという方、どれくらいいらっしゃいますか。では、配信を見たよという方。

司会:第1部に続き、第2部もほぼ全員の方が配信をご覧になったということで、配信をご覧になった皆さんに朗報がございます。配信時には原曲で配信することができなかった「Dancing On My Own」が、このあと皆さんに見ていただく映画では原曲で上映できることとなりました。ぜひ皆さん、SNSで「映画ではオリジナルで見られるよ」と広めていただければと思います。

01:23司会

初のプロデュースアイスショーとなりましたが、振り返ってどんなショーになりましたか?

宇野昌磨:僕にとって初めてプロデュースするアイスショーで、しかも引退してすぐの、自分がメインになる初めてのアイスショーだったので、すごく自分にとって、この1年間で自分が想像していた以上に成長したというか、自分がやっていくことに自信を持てるようになったなと思います。

今までは競技という場では自信を持ってやっていたんですけれども、こうやって皆さんに何かのコンテンツを提供する立場、何かを作る立場っていうのはやったことがなかったので、初めはすごく不安というか、「いいものを作るために、やれることは何でもなんとかしよう」という感じだったんです。

でも、いざこうやって1年やってみると、今こうして足を運んで見に来てくださってる皆さんとか、スケーターのメンバーとか、そして制作スタッフとかがすごく協力してくれて、「すごく頼っていいんだ」っていう瞬間をこの1年間で数多く経験して、今ではのびのびとこうやって話すことができていますし、見ての通りに来ています。

03:00司会

劇場で見られるというのは、より間近に、より臨場感たっぷりに見られますよね。

宇野昌磨:そうですね。今日、僕を見に来てくださったということで、すごくありがたいんですけれども、このあと僕が作った「Ice Brave」の映画を見ていただくことになります。

現地でたくさん見に来てくださった方もいたと思うんですけど、現地でしか見えないものと、スクリーンでしか見られないこと、いろいろあると思うので、ぜひ楽しんでいただければなと思います。

03:46司会

そしてもう1つ、昨日ビッグニュースが発表になりましたね。

宇野昌磨:はい。Ice Brave の次回作というか、新しい作品の制作が決定いたしまして、また皆さんに素晴らしいショーを届けられるということで、すごくうれしく思います。

メンバーも前回同様、今回ステファンは来られなかったんですけれども、ステファン自身も期待してくれていましたし、僕たち自身も今後また機会があれば、これから先、長くIce Braveが続いていけるようにと思っています。

04:31司会

タイトルもついていますが、どういったショーになるんでしょうか?

宇野昌磨:Ice Brave 1、2と来ているんですけど、僕は「挑戦し続ける」というのを現役時代から自分の根本としてやってきました。そして、その挑戦っていうものも、皆さんが想像する以上のものに挑戦したいっていう思いがあります。

そんな姿をお見せしつつ、皆さんに楽しんでいただけるように、アイスショーとして楽しんでいただけるように、いろんな工夫をして、全員で皆さんにパフォーマンスをしていました。

そしてこの「ターニングシーズン」というのも、大元は大きく変わりません。コンセプトとかテーマとかはこれから詰めていくところはあると思うんですけれども、やっぱり皆さんに楽しんでいただくということと、僕が挑戦し続けること、そして僕以外のメンバー全員にも挑戦し続けてもらうということは変わらないかなと思います。

まだ中身が決まっていないからこそ、この場でたくさんしゃべることはかなわないんですけど、間違いなく、この「ターニングシーズン」というIce Braveを見て良かったな、と。そして見終わったあとも、「このショーを見たから、あのショーをきっかけに僕たち全員が次のステージに向かっているんだな」というのを、見て実感してもらえるような作品にします。よろしくお願いします。

06:09司会

ここからは、会場にお越しいただいた皆さまから、宇野さんに直接聞いてみたいことがある方に手を挙げていただいて、直接お伺いしたいと思います。

06:48質問

「ターニングシーズン」、すごく楽しみです。Ice Brave の衣装がものすごくすてきで、近くで見たいので、衣装展をやってください。

宇野昌磨:はい、言っておきます。愛知公演と東京公演がある時に、その時に合わせてやっていただく……かどうかは分からないです。

それがかなうかどうかは置いておいて、僕が軽い気持ちで「ありかな」って言うと、あとで言われるかもしれないので。でも、はい、言っておきます。

08:10質問

Ice Brave 2 もすごく評判が良くて、ぜひ一部でもいいので円盤化をお願いしたいです。

宇野昌磨:はい。じゃあこちらも言っておきます。

09:30質問

江戸川の公演を拝見しました。リフトがどんどんすごくなっていて、練習動画も見たんですが、リフトで一番気をつけて練習していたことは何だったのか伺いたいです。

宇野昌磨:1つ目に関しては、こちらも言っておくので……まあ、言えるかどうかはちょっと怪しいです。

もう1つのアイスダンスの方に関しては、リフトは本当に気をつけることが全部なんですよね。今までやってきていないことだからこそ、1つ1つ全部が大事です。

でも一番は、僕が軸になっているので、落とさないように、ちゃんと腰を下げてバランスを取るっていうこと。万が一失敗しても怪我につながらないようにする、っていうのを心がけています。

1回大きな失敗をしてしまっているので、その経験もあって、「なんかいけそう」ではなくて、絶対に失敗しても大丈夫なように、安全を確保するっていうのを僕は心がけています。ちょっと真面目な答えになってしまって申し訳ありません。

11:59質問

座長として、昌磨さんがみんなをまとめていくのはとても大事なことだと思います。その中で特に意識して心がけていることがあれば教えてください。

宇野昌磨:初めは本当に、自分が引っ張っていかなければいけない、プロデュースするし、座長ということで、自分が言わないと何も始まらないっていう思いだったんですけれども、今はもう何も言うことがなくて、ただただ自分自身もその一員として、毎日楽しく練習させていただいている、という感じです。

初めはいろんなことをやらなきゃって、だいぶ気を張って参加していたんですけど、気づけば楽しくやるようになっていました。

このアイスショーが皆さんにどんな形で届いているのかは分からないんですけれども、僕たちは皆さんに楽しんでいただくっていうのが最大の目標で、驚いていただきたい、感動してもらいたい、そういうのもあると思うんですけど、そうやっていく中で、やっぱり僕たち自身が楽しいって思うものを、皆さんにも楽しんでいただけるように、という思いもあります。

やっぱりチームメンバーがすごく仲がいいっていうのは、僕にとってアイスショーを作る上で一番大切にしたいことの1つではありました。

今回の「ターニングシーズン」が決定して、昨日しゃべった時に、やっぱり中身はまだこれから詰めていくし、曲とか何も決まっていない中でも、一番最初に決まっていたのが、そのメンバー、というか、同じメンバーでやりたいっていうことだったんです。

僕の中でそういう思いがあったので、質問の答えとは少し違うかもしれませんけれども、気づいたらもう「このメンバーでなるべくやりたい」と思っていました。ステファンは今回はちょっと参加できないんですけど、それでもまた戻って来られるようにと思っていますし、ステファン自身もこのメンバーが素晴らしい、この空気が素晴らしい、すごい楽しいのにその中に真剣さとファンの皆さんの温かさを感じる、とすごく言っていたので。そんな感じです。

15:40司会

ここからは写真撮影OKの時間とさせていただきます。皆さん、ぜひカメラを出していただいて、本日の宇野さんを写真に収めてください。

17:02司会

最後に、宇野さんから皆さんにメッセージをお願いします。

宇野昌磨:1回目の舞台挨拶より、ちょっと硬くなってしまったというか……。でも僕自身、硬いものより、もうちょっとフランクな感じで、メンバー全員もこんな感じで、硬くなるよりは仲間みたいに横並びで、全員がメインとなって、すごく学生の部活のような熱を感じるアイスショーにしたいと思っています。

それを見に来てくださる方々も、僕たちは勝手に同じような熱を感じていて、見守ってくれてるし、楽しんでくれているし。本当は僕たちがいいものを届けなければいけない立場なんですけど、皆さんの大きな声援とか、「楽しもう」という気持ちが、この素晴らしいショーにつながったのは間違いないと思います。

僕に限らず、滑っているメンバー全員が、大きな拍手とか歓声の中で滑れるっていうのはすごく気持ちがいいことですし、長い時間、演目の練習を費やしているからこそ、一番うれしい反応なんです。それは1も2を通して、本当に皆さんにすごく感謝しています。ありがとうございました。