鍵山優真　北京オリンピック2022　エキシビション演技　(解説：日本語)

ジャンプもスケーティングも音楽表現も上手な鍵山選手だが、私はこれまでずっと選曲が悪いと感じてきた。
お年寄りが喜びそうなオールドポップスか、重くて暗い曲ばかり。もっと若々しくて万人受けする
ような素直な選曲にした方がPCSもらえるのではないだろうか。来季はイメージ一新した選曲と振り付けを期待する。

優真くん、「明日へ」の演技素晴らしかったです。
見ていてとても心が安らぎました。
10代特有の謙虚な優しさにあふれる演技で
この演技を通して改めて、優真くんの優しさを感じ取りました。
優真くんの優しさって言葉からだけでなく、行動からも伝わってきて
本当の優しさってこういうことだよなっていつもしみじみ思います。
今回の北京五輪で団体の時からずっと仲間を応援している姿を見た時もそう思いました。

このプログラムで今までの優真くんに見たことのない新たな表現を見ることが出来て
とても新鮮でした。
色んなジャンルに挑戦して表現の幅を広めているのですね。素敵です。
スケーティングが伸びやかで見ていて気持ち良いです。
伸びるスケートから大きな優しさと包容力を感じます。

同じ優真くん大好きな息子ですが、感想は違っていて（汗）
「何か優真くんらしくない～。歌手の人の声と合っていない～。
もうママ、こればっか見ていないで優真くんがお正月にばあばの家に行った時の見よぉ～。
あんこトースト食べて、「まだメインがあるんで。」って言ってるやつ～。あれ面白いもん。」だと(^^;
なので、「優真くんらしいと思うプログラムって何？」と息子に尋ねたら、
「ボーカッション！」だそうで。他には？と更に聞いたら、
「タッカー！」と答えていました。
なるほど、感想は人それぞれだな～と思いました。

来季は五輪後シーズンなので今までに挑戦したことのないジャンルをやってみて
表現の幅を広める良い機会かも。
私は優真くんの「宿命」の表現が好きなので
ピアノ曲、王道クラシック音楽でまた見てみたいです。

MISIAさんと優真くんのコラボレーション、本当に素晴らしいです✨✨
歌詞も曲も歌声も滑りも全てが感動的でした✨✨
歌詞が歌い出しから泣けます。
辛さや苦しみから解き放れ、明日へ向かって行く。。。
優真くんにとても相応しいエキシビジョンナンバーと思いました。
早くコロナが終息して、平穏な明日を迎えられますように、そんな願いもこめられているような優しい滑りでした。
銀メダル、本当におめでとう✨✨

一言で言うと、上手い！
でも
MISIAさんの歌声はパワフルなので、それに負けないような表現力や存在感が必要だな、とも思いました。
このプログラムは今後も大切に滑って、熟させて欲しいですね。

衣装は羽生選手のレクイエム風の色合い。
鍵山選手にはもっと男らしい感じがいいかもしれません。