中田璃士選手、西武グループ所属会見 荒川静香さんも激励

世界ジュニア選手権2連覇の中田璃士選手(18歳)が、10月1日付で西武グループと所属契約を結び、記者会見に臨みました。会見では、同じくプリンスホテルに支えられてきた荒川静香さんからのビデオメッセージが披露され、中田選手は4年後のオリンピックへの思いや、プリンスアイスワールドに縁のある父への思いを語りました。

動画の主な内容

  • 00:00 会見開始・中田選手のあいさつ
  • 00:31 荒川静香さんからの激励メッセージ
  • 01:56 荒川さんのメッセージを受けて
  • 02:20 荒川静香さんはどんな存在?
  • 02:29 五輪に向けて支援を受けることについて
  • 02:55 父も縁のある西武グループについて
  • 03:17 西武グループの印象
  • 03:51 今の中田選手にとっての挑戦、父への思い
  • 04:28 福岡ソフトバンクホークス日本一へ向けた心境
  • 05:13 4回転アクセルへの思い
  • 05:40 将来的にどんな選手になりたい?

要点まとめ

世界ジュニア選手権2連覇の中田璃士選手が、10月1日から西武グループ所属となりました。会見の冒頭では、プリンスホテル所属で競技生活を送り、プロとして20年以上活動を続ける荒川静香さんからのビデオメッセージが流れ、プリンスアイスワールドやリンク環境が「スケートで魅了する力」を身につけるうえで大きな力になると、後輩の門出にエールを送りました。

メッセージについて中田選手は「まさか荒川さんからもらえるとは思っていなかった」と喜び、プリンスアイスワールドで一緒に演技できることを毎回楽しみにしていると明かしました。支援については「プレッシャーではなく、ワクワクする気持ちが強い」と前向きに受け止めています。

父がプリンスアイスワールドに所属していた縁や、スケートを始めたのがダイドードリンコアイスアリーナだったことにも触れ、「また西武さんと一緒に夢に向かっていけることが嬉しい」とコメント。4年後のオリンピックについては「まだスタート地点に立ったところ」として、1日1日を大事に積み重ねていく考えを示しました。

今の挑戦は「本番で逃げずに、今できることをすること」。4回転アクセルはオフシーズンにしっかり練習を積んで、見せられる時が来たら披露したいと語り、将来は後輩たちが憧れるような選手になりたいと目標を口にしました。

会見開始・中田選手のあいさつ

00:00
司会

司会:10月1日より新たに西武グループ所属となります、フィギュアスケーターの中田璃士選手です。それでは中田選手、どうぞご登壇ください。

00:18
中田璃士

中田璃士:本日、西武グループと所属契約することになりました中田璃士です。よろしくお願いします。

荒川静香さんから激励メッセージ

00:24
司会

司会:グループへの所属に際しまして、ある方からお祝いのメッセージが届いております。こちらのスクリーンをご覧ください。

00:38
荒川静香

荒川静香:中田璃士選手、この度は西武グループとの所属契約おめでとうございます。私自身もプリンスホテルに競技生活を支えていただき、そして今プロとして20年以上経ちましたが、スケート界でこうして活動できているのは、プリンスホテル、そして西武グループの温かいサポートのおかげと思っています。

これから璃士君は様々な目標を、そして夢を叶えていくと思いますが、その活動をしていくにあたって、西武グループのサポートは非常に力強く背中を押してくれる力になると思います。スケート環境が整っていること、そしてプリンスアイスワールドという長く続いているアイスショーがあることで、璃士君の活動の場も広がっていくと思います。

璃士君はプリンスアイスワールドでも今活躍していますけれども、スケートで魅了する力を身につけるには非常にいい場所だと思っています。そしてスケートリンクという環境面でも非常に充実していますので、この西武グループに所属したということが、璃士君にとって夢を叶える、目標を実現していくための非常に大きな力となっていくと思います。体に気をつけて、怪我をしないように頑張ってください。西武の皆さんも、社員一同も璃士君を応援しています。

荒川静香さんのメッセージについて

01:56
質問

中田選手、大先輩からのメッセージをご覧になって、どのように受け止めていらっしゃいますか?

中田璃士:えっと、本当にすごく嬉しかったです。あとは、まさか荒川さんからメッセージがもらえるとは思っていなかったので、こうしてメッセージをもらえてすごく嬉しかったです。

荒川静香さんはどんな存在?

02:20
中田璃士

中田璃士:本当に自分にとっては本当に大先輩であるので、こうしてプリンスアイスワールドで一緒に演技できることは、毎回すごく楽しいですし、嬉しいです。

五輪に向けて支援を受けることについて

02:29
中田璃士

中田璃士:こうして支援を受けられることはすごく嬉しいことでもありますし、本当にこれからスケートを続けるにあたって、すごく助かることなので。正直、4年後のオリンピックに向けては、まだスタート地点に立ったところなので、これから1日1日を大事にして、しっかりと4年後にゴールが見えるように頑張りたいと思います。

父も縁のある西武グループについて

02:55
中田璃士

中田璃士:パパがプリンスアイスワールドに所属していたので。自分がスケートを始めた時も、そのダイドードリンコアイスアリーナなので、こうしてまた西武さんと一緒に自分の夢に向かって行けることがすごく嬉しくて。本当に今日からよろしくお願いします。

西武グループの印象

03:17
中田璃士

中田璃士:自分が思い浮かべるのは、そのプリンスアイスワールドであったり、ダイドードリンコアイスアリーナであったり、あとは埼玉西武ライオンズであったり、そういうのを自分は思い浮かべます。

これから支援してもらえることは、自分にとってはプレッシャーにはなっていなくて、本当にここから、ワクワクしている気持ちが強かったり、ここから頑張りたいなっていう気持ちの方が大きいと思います。

今の中田選手にとっての挑戦、父への思い

03:51
中田璃士

中田璃士:自分にとっての挑戦は、自分の今できることを、いざ本番になった時に逃げないでやることが、自分の今の挑戦かなとは思うんですけど。

お父さんはもう自分の憧れでもありますし、一緒にこうしてプリンスアイスワールドに出られていることは本当に嬉しく思いますし、これからも4年後のオリンピックに向けて、そのコーチであると思うので、しっかりと家族や支えてもらっている人と一緒に、自分の目指しているゴールに向かっていけたらいいかなと思います。

福岡ソフトバンクホークス日本一へ向けた心境

04:28
質問

すごく難しい質問ではありますけど……(福岡ソフトバンクホークスの日本一に向けた心境は?)

中田璃士:(笑)な、何て言うのが正解なのかわからないんですけど……。自分はどっちも応援をして……。ホークスは、新しいルールによって結構リードをした状態で始まると思うんですけど、その中で熱い戦いをしてくれたら嬉しいと思います。

4回転アクセルへの思い

05:13
中田璃士

中田璃士:これからシーズンに入っていくので、たくさん練習することは難しいとは思うんですけど、自分に余裕ができた時、オフシーズンになって、しっかりと練習を積んで、皆さんに見せられる時が来たら、しっかりと見せられるように、これから頑張りたいと思います。

将来的にどんな選手になりたい?

05:40
中田璃士

中田璃士:自分は将来オリンピックに出たりするのが夢なんですけど、その夢が叶った時に、これから上がってくるジュニアの選手やノービスの選手、これからスケートを始める選手に、自分の演技を見て「このような選手になりたいな」という憧れを持ってもらえたら、自分は嬉しいです。

まとめ

世界ジュニア2連覇という実績を引っさげ、新たに西武グループの一員となった中田璃士選手。荒川静香さんからのサプライズメッセージに素直に喜ぶ姿や、ホークスに関する難しい質問に戸惑いながらも誠実に答える場面など、18歳らしい等身大の表情が随所に見られる会見でした。

父がプリンスアイスワールドに出演していた縁、そしてダイドードリンコアイスアリーナでスケートを始めた原点――西武グループとのつながりを「また一緒に夢に向かっていける」と表現した言葉からは、今回の所属契約が中田選手にとって特別な意味を持つことが伝わってきます。

4年後のオリンピックについては「まだスタート地点」と冷静に見据えつつ、4回転アクセルへの挑戦にも意欲を見せています。新たな環境でどのような成長を見せてくれるのか、今シーズンの中田選手の演技に注目です。