ロシアテストスケート2020　2日目　フリー演技　　(解説：英語)

コリヤダ君よかったですね。
思わず見入ってしまいました。
スケーテｨングが滑らかで
指先まで神経が行き届いていて
一つ一つの所作が美しい。
芸術的な感性が鋭い選手。

ワリエワのボレロ、あれだけ音楽性を失わせるプロをよくぞ作ったと思います。タラソワが絶賛したら、ボケたんじゃないかと思うくらいです。コストルナヤの昨季のプロより強い憤りを感じます、音楽をこれ以上愚弄するのは大概にしていただきたい。

あの振付のどこがどうあっているのか、まったくお粗末なセンスです。ワリエワは今のところ一番の有望株だろうし、考えてアレなら本当に嘆かわしい。あの振付なら、そもそもアテレコ候補はゴマンとあるから今から音楽だけ差し替えたらいかがでしょう。
コストルナヤの場合は音楽に罪があり、ワリエワの場合は振付に罪がある、いずれにしても選手にはなんの落ち度もないですね。

あの振付のボレロはもう見たくないかな。他にもまだ見たい選手はいるからしばらくは見ないでしょう。どうしてこうなった。

管理人様、ありがとうございます。

・・・ジェーニャ、クリスタルに戻るのか…
練習もしてました、それもエテリちゃんの熱血指導付き。
この続きはロシアカップ第一戦で・・・

それよりもまずはオーサーコーチに感謝感謝です！
ジェーニャは感謝してました。彼女から申し出てオーサーコーチは承諾してくれたようです。
オーサーコーチも少し前に「ユズルもジュンファンもジェーニャもできるなら早く戻って来てもらいたい。」と言っていましたからね。
本心は残念なのでしょうね。でも本人のため了承して頂いてありがとうございます。
コーチを受ける時も、彼女を手放す時もその大きな心に敬意を表します。

今日はこのイベントの感想を、「その身体の成長は一年早いよ、ワリエワちゃん！」
と書き込もうとしてんですけど、このニュースで吹っ飛びました（笑）

酷評の理由を書いてなかったですね。ポレロは打楽器奏者殺しの「タン・タカタ・タ・タ・タッ・タン」がエンドレスで続く音楽です。この中で「タッ」が表現できないと音楽ではなく盆踊りです。よしんば「タッ」をうまく表現できても、その後に続く同じアーティキュレーションの中ですべて同じになればやはり盆踊り。だから「タッ」ひとつで何種類も表現できないといけないです。ボレロが難曲といわれる理由は、そこなんです。ワリエワの滑りは年齢の割によくとも、ちょっとやそっとでこの域に届くはずもない。気の毒になります、期待、大きすぎ。

このことを理解しないから音楽性が死ぬ。グレイには猛省を促します。

独特なリズムを刻むボレロは、少ないムーブメントで強いインパクトを残す事ができるので通好み。
但し､単調なので安易に若手が使用すると､つまらないプログラムになるだろうな～と危惧していたが、、､
ワリエワ選手のボレロ。なかなか面白いなと思いました。
ジャンプ着氷後すぐターンをいれたりするのは、少しでも音とズレたら、慌ただしい印象になりますが、ピタリと音にあわせている｡
そして､随所にモダンバレエの要素をうまくとりいれて、難しい振付を巧みにこなしているなと思います。
バレエのレッスンもたくさんしているのでしょう。柔軟性を生かした最初のポーズなど、姿勢が美しく背中のラインがとてもきれいで魅惑的です。
歴代のスケーターのボレロは､女性らしい妖艶さや艶めかしさがあり魅惑的でしたが、ワリエワ選手のボレロは男性的というか力強く凛々しく、かっこいい。
心に秘めた闘争心と芯の強さを感じさせるプログラム。
それが本物の強さとなる事を願う。

ショートはとても女性らしくエレガントで､これまた一つ一つのポーズがバレリーナのごとく美しい｡柔軟性を生かしたＩ字スパイラルはもっと見たいのでのであと2.3秒､尺使ってほしいな｡
ジュニアの頃よりぐっと大人っぽくなって､余韻の残し方とか上手になったなあと感じました。