TSL　欧州選手権のおさらい　(2016/1/31-英語)

女子トップ３の部分だけですが、和訳してみました。雑談は省き、まとめてあります。誤訳の修正や付けたしなど、気付かれた方よろしくお願いします。
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エフゲニア・メドベデワ＆エレーナ・ラジオノワ
メドベデワが欧州選手権でも優勝。気分はナタリー・ペシェラ*のラジオノワは誰にメールしてたんだろう。衣装が新しくなり、ネックレスもつけていた。髪を赤く染めると世選ではダンスシーンのローズに見えるだろう。メドベデワの衣装にはウェストがない。LPもSPも衣装の腰にくびれがない。ラジオノワのスカートはうしろにカーテンが下がっているみたい。髪型と衣装はお堅いのに、あちこち光らせて何がしたいのかよくわからない。今季は口紅もつけてない。まだ子供だからね。ジャンプは14歳並だが、そのうち身につくだろう。
ラジオノワのスケーティングとジャッジングについて。最初のルッツコンピネーションは降りたけど、ジャッジが+2をつけてる。基礎点でもどうかと思うのに+2をつけるべきじゃない。-1だと思う。ジャッジの弁護をするなら、トップ２以外のトリプルジャンプは-3レベル。たが、それがラジオノワの点数を上げる理由にはならない。ラジオノワは着氷を持ちこたえて欲しい。首を長く見せた方がいい。安定しているのはいいけど、なぜかいつも２番手。ジャンプはなんとか降りてるが、どれもGOEはマイナスだと思う。 着氷時に膝を曲げていない。 3Lo+2Tの時、左肩が下がってる。
*2014年世選で0.06点差で優勝を逃したフランス代表アイスダンス選手。僅差で銅メダルを獲得。

3/3
アンナ・ポゴリラヤ
世選のロシア代表はまだ発表されていない。ポゴリラヤは欧州に賭けていた。彼女の転倒は自殺的と発言したら、顰蹙を買った。でも、あんな転び方をするスケーターを一人も見た事がない。あんな風に転ぶ理由も無いと思う。空中姿勢が酷く傾いているわけではない。傾いてもゴロゴロ転ぶほどではない。跳び急いでるのが原因。転んでも頭を守ろうとしないのは不可解。ある選手の話では、ポゴリラヤは練習でうまく滑ってたのに本番になるとおかしなことにコーチはカーテンの陰に隠れたとか。コーチには何が起こるかわかってたようだ。ポゴリラヤの滑走を見るのはヒヤヒヤする。まだ17歳なのに大怪我するんじゃないかと怖くなる。ランクは上がってないし。転倒しても頑張って演技を続けますアピールなんかじゃないだろうけど、何か変。
ロシアの報道陣も世選にはリプニツカヤかトゥクタミシェワを推している。ソトニコワは活動中でトレーニングはまだ続けているけど、競技に戻るかどうか。今はショーでランビエールやコスナーたちと楽しく滑っているし。リプニツカヤには意外なチャンスがあると思う。ウルマノフに師事してジャンプを練習し、ロシア選手権ではずっと良くなってた。でもトゥクタミシェワは現世界女王だから優位。ポゴリラヤの世選出場はないと思う。
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ヨシ・ヘルゲソン選手の話題も少し出ていましたが、プログラムに疑問あり、スタミナ不足、ヴィクトリア・ヘルゲソンも見たい、以外は雑談に流れてしまいました。お二人は、ヘルゲソン姉妹に好感を持っているとのこと。
メドベデワ選手のタノジャンプの手は美しくないと思っていたので、その話が出たのは納得でした。3人目は誰が代表になるでしょう？リプニツカかトゥクタミシェワか。個人的には、できれば今季、不運だったトゥクタミシェワに出て欲しいです。みなさんは誰推しですか？

2/3
オレクシイ・ビチェンコ
銀メダルは番狂わせ。記者会見で本人も言ってた。SP4位、LP4位、総合2位で驚いたって。2位の演技をせずに2位になったって意味で番狂わせ。イスラエル代表、ニュージャージー在住。冒頭でコンビネーションが4T+1Tに。でも中盤のF+ハーフループ＋SやLz＋Tなどトリプルコンビネーションは良かった。すごく良いトリプルを二つ跳んだ。基本的なトリプルジャンプは非常に良い。キャメルポジションは修正が必要。足が内側に曲がり、トゥに乗ってる。キャメルは母指球に乗らないと。膝を低くして顔に表情をもっと出して。セカンドマークに反映してPCSは7点台だった。氷上ではもっとノってアピールするといい。でも銀メダルは立派。
今季、イスラエルの男子はジュニアもシニアもよく頑張っている。ジュニアとシニアの見分けはつかないけど、やることはやってる。そのうち彼らのプログラムを学ぶことになるかも。
マキシム・コフトゥン
序盤はいい所なし。1Sになり4回転はミス。これらを考慮した上で、動作/身のこなしが8点はありえない！首が前に出てるから真っ直ぐな姿勢にならない。動作/身のこなしは、ロシア選手権の方がマシだった。ひどく息切れしていたが。シャキっと立って男らしく滑る！羽生結弦は練習で4回転を3回、4Loも跳ぶのに。後半のトリプルジャンプはコフトゥンにポイントをあげられない。アモディオが銅メダルだ。アモディオは惜しかった。
世選で3枠取るには6位7位が必要。コフトゥンは米国男子にとって脅威だが、トップ5に入るのは、羽生、宇野昌磨、ハビエル、デニス・テン、パトリックだろう。奇跡的に米国男子が6位、7位に入れるかも。去年はラッキーだった。ナムは世選に出ないと思う。でもハン・ヤンや4回転のボーヤン・ジンがいる。ジャッジが我々と違う目でセカンドマークを判定するなら、それまで。3枠は取れない。

　FSF様、こんなにも長い映像の内容を訳して下さり、ありがとうございます。　しかもわかりやすくまとめてあって・・・　おかげで、海外の方の感じ方や評価を知ることができます。　
　TSLのおさらいは、自分と違う感じ方や視点もあり、FSF様をはじめ訳してくださる方のおかげで、毎回興味深く読んでいます。　今回順番が早いほうだったので、感謝の気持ちを伝えたくてコメントしました。
　今回はロシアの選手に厳しいですね。　メドベデワ選手とラジオノワ選手の点の出方について詳しく持論を述べているところは興味深かったです。
　世界選手権ではトップ選手が揃うので、力を出し切れること祈っています。　その後またこのお2人がどうおさらいするのか楽しみです。　　

2018年、お2人が触れていたので他ニュース情報より。
平昌のフィギュア会場建設が遅れ気味（他会場も）で
４ｃｃはソウル近郊になるやもと。
羽生選手には是非2017年2月参加してこちらのタイトルもゲットして欲しい。
会場が違えばＯＰ試走の意味は薄らぐかな。韓国観客の心はつかめる。
（ニュースの出所は拾い読みなので今後変わることもあります）

FSF 様、対談の書き起こし、大変お疲れ様です。ありがとうございます。
コフトンには凄く辛口的なコメントをしていますね。
ロシア国、内外からこれほど厳しい意見が出されると、当の本人が落ち込まないかなぁと心配してしまいます。こういう場合に、羽生くんと比較して論じるのは個人的にあまり好きじゃないです。選手それぞれ個性、性格、練習の仕方、ピークの持ち方など、それぞれ違いますから。
アモディオはなんとか三位に入れればよかったとフリーを見ていて、願っていました（引退試合ですので）。　しかし、ビチェンコの予想外の大健闘で、この願いは叶いませんでした。SPとFSともに４位なのに２位になれたというのは、SPとFPを揃えた選手はハビ以外に居なかったということですね。
ワールドの予想はアメリカ選手には厳し目ですね。アメリカ開催だから、６，７位に入らないと、面目を保てなくなり、アーロン、リポンに頑張ってほしいですね。

FSFさん、毎回 翻訳ありがとうございますm(_ _)m
語学オンチには本当に助かりますので、いつも とても感謝しています。
それにしても TSLの2人、いつもに増して（特に女子には？）毒舌のような…手厳しいですね～。
もっとも、口調はともかく 個人的に同意する部分も多いのですが(^^;
彼らは 以前からロシアの選曲やプログラムの組み立て方には辛口でしたし、当然 自国のゴールド選手びいきになるのは自然なことだと思いますが、私も個人的には プログラムはゴールド選手の方がずっと良いと思ってます。ただ とにかく彼女は波があることが心配ですけど。
でも、もはや ほぼノーミスが通常運転のメドベデワ選手に勝てるのは、SP/FSノーミスのゴールド選手か、同じくノーミスの浅田真央選手だけじゃないかという気も。。。
ポゴリラヤ選手は たしか昨季ワールドでも調子が悪く 悔しい思いをしているはずなので、何とか代表に踏みとどまってもらいたい気もしますが…何せ 僅かなミスが命取りのロシア。もし他の誰かと交代、というのなら 私はトゥクタミシェワ選手に出て欲しいです。
まあ もしそうなれば マスコミがまた「3A対決」とか煽るに決まっているけど、でも 本当に真央選手と共に調子を戻してもらって、ビシッと3Aを決めて欲しいなぁという思いはあります、フィギュアファンとしては。
でもミーシンコーチが『リーザはワールドには出ない』と言ってるみたいなんですよね…。
TCC（チームチャレンジカップ）には出る、と言っているようなので、今季はもう見られないということはないと思うのですが。
男子は ハビエル選手の4連覇も話題十分でしたが、アモディオ選手があのような有終の美を飾れたことが 本当に良かったですよね。TSLの2人も 彼がいなくなると寂しくなると言ってくれて、嬉しかったです。