エフゲニー・プルシェンコ　ファンタジー・オン・アイス2015　(解説：日本語)

本当に彼が演じるとド迫力あります。
私も合唱で知っていてこの曲、ユヅさんに・・とかすかに思っていた。
重厚感にはもう少し後の方が良いかな、いや違った味になってまた別の魅力かも。
出来れば同じ年度にかぶるのは避けたい。

これ競技で使って欲しいな

プル劇場。

プルシェンコにカルミナ、合わないわけないですよね。
だってプルシェンコだもの。
放送回、3Aを入れてきたので、気合いが入っているなあと思いました。
それなのに意外と会場の3Aに対する反応が薄くて少し残念。
ロクサーヌは楽公演では最後、演技の途中なのに突然立ち止まって、腕を腰にあてて南センター付近で仁王立ちして観客を煽って（？）ました。
なんだなんだ？とびっくりしましたけど。反対サイドにいたのでプルの表情が見えなかった〜。
どなたかご覧になった方いらっしゃいませんか？

やっぱり、Carminaは新プロ？！
そして、アイスショーは少し控えるようですね。
本気のプル選手。この選曲からも、先日のパフォーマンスからも伝わってきます。
ジャンプはまだまだ彼本来のものとは言えないと思いますが、4Lzも練習していました。
ケガには気を付けて、本当にGシリーズからですか？ただ、ただ、頭が下がります。
皇帝の御帰還、楽しみにしています。
あ～、新シーズンは何もかもが楽しみ！

存在感が半端ないですね！ショーでも競技でも、彼が出てくるだけで特別な空気になるようです。

ロシアの選手の振り付けは一人ひとりの個性が十分出せるようにとても凝って作られていてさすがバレエの伝統が活きているなあ、と昔から感じていました。
今回、あの羽生選手もあこがれた、というプルシェンコさまを肉眼で見られて本当に幸せでした。オーラが全然違いますね。氷上でのバレエの力強く美しい一作品を見せて頂いた思いです。
体操などもそうですが、見栄えや演技の構成よりもどうしても点数が明確に出せる難度の高い技で競い合わなければ結果が残せません。スポーツですからそれはそれで当然とも思いますが、そうするとやぱり年齢の高い選手は不利になります。だから皆若くして引退してしまうのですね。そしてその後、フィギュアの場合はアイスショーと言う舞台で、スケーティングの技術に加え、より芸術性の高い余裕のある演技が磨かれるような。織田信成さんの演技などにはそういうことをとても感じさせられました。
プルシェンコさんや浅田真央さんにはまた競技で頑張って頂きたいですが、こういう事情を考えるとちょっと複雑な気持ちにはなってしまいます。
でもフィギュアスケートは身体能力とそれに基づく技術と芸術性が融合した非常に珍しいスポーツ、という面でポジティブにとらえると選手も見ているほうも長いスパンでとらえるのが、本当に極め、楽しめるコツかな、と思いました。
私はどちらかというと、スポーツは勝たねば！的人間なのですが、ファンタジーオンアイスを生で見て、プルシェンコさんを生で拝見して、考えさせられるものがありました。
それにしても、羽生選手はじめ日本のスケーターとプルシェンコさんやフェルナンデスさんは性格的なところでものすごい国民性の違い、「血」の違いのようなものが感じられ、文化的な面でもとても興味深いです。どちらも実にうなづけるし、私はどちらも好きです。
（つい長々語ってしまい、すみません。）