ミシェル・クワン　All That Skate Summer　(解説：韓国語)

かつてクワンのコーチだったフランクキャロルは「彼女には品がある」と評していた。本当に内面から漂う高貴さ・・・誰にもまねできません。
そしてピークを過ぎた今でさえも彼女のスケートにごまかしはない。
心からスケートと向き合っていますね。
見ていてとても伝わってきます。
スケートにはその人の人生や価値観が現れてしまうのですね。

「私はオリンピックで金メダルをとるのが夢だった。。夢を掴むのがスポーツなら、夢に届かないのも、また、スポーツ。・・・でも、夢を掴む為に、精一杯努力することこそがスポーツなのだ。私は今まで精一杯努力した。だから・・・夢を掴めなくても悔いはない」（フィギュア界の名言集より抜粋）
その滑りは、スパイラルは、変わらない女王の品格をそのままに再現してくれるものだと感じました。
真夏の夜の夢の妖精パックのような、ピーターパンに出てくるティンカーベルのような愛らしいリピンスキー。長野五輪での表彰台のトップに立ったのは、金メダル確実と言われたクワンではなく、タラ・リピンスキー・・彼女だった。
ミシェル・クワンに優勝して貰いたいと、金メダルを持ち、目に涙を浮かべ、嬉しそうにインタビューに答える姿を観たいと、多くの人達が思ったのではないでしょうか。。。リピンスキーの難しいジャンプを軽々と跳び、その素晴らしい演技に圧倒されながらも、やはり心ではクワンに声援を送ってしまう・・・そんな風に人の心に訴える演技を魅せることが出来る。私の中の女王クワンはそんな人でした。
スケートを愛するクワンの思いが伝わるような演技だと思います。管理人様、ありがとうございます。

皆様の意見に同感です。
気持ちがこもったスケートですね。。。
けっこう難しい曲だと思うのですが、気づいたらクワンの世界に引き込まれていました。「あ、あれ、もう終わっちゃったの・・・？」みたいな（笑）
＞キリさま、これからさま
世界選手権を何度も制しながら、OPの金だけは届かなかった。
でもその悔しさや不完全さが、より演技に深みを与えているような気もします。うまく言えないんですが、人間って頑張っても頑張っても手の届かない何かがあることによって逆に想像以上の高みに上り詰めることがあるのかもしれない、と思ったりします。私のクワン像はこんなかんじです＾＾
あぁ、でも真央ちゃんにはソチで金取ってほしいと思ってしまうのですが・・・