宮原知子　中国杯2019　エキシビション演技　(解説：ロシア語)

エキシビション後のインタビューで「あっという間だったので、もう一度滑りたい」って言ってたので、本人反省点があったのかと思ったのですが、なんといっても、そのタフさに驚き。

さとこちゃんは、細いのに精神的なタフさに加えて、身体もタフですよね。ロシア連戦ですけど、今回もワクワクして試合にのぞんだらしいので、見る側もロシアもワクワク楽しみにしていますね。

濱田先生が、宮原選手の自律を見守って、促しても下さっているとテレ朝のGET SPORTSで言ってたので、彼女がセルフプロデュースもしていて、それが、一皮向けてさらに進歩しているのかと納得しました。

ISUも公式ツイッターで Delightful, beautiful and elegant Satoko! ってレイバックスピンをあげてくれていて海外のファンからも絶賛されています。

今の宮原さんにしか演じられない世界だわ。
こんなところでサティーを聴けるとは中国重慶のみなさんの感性もすごい。
さらにフランスやロシア大会ならどんな反応だったんだろう。

今年引退公演された吉田都さんからの特訓が花開いた感じ。

シェルバコワ選手のフリーの曲と一緒したか。何たる偶然。
同じ曲でも演じる人や振り付け、衣装で雰囲気ががらっと変わりますね。

6番さんのコメントに私の思ってたことを書いて頂いた気が
しました。宮原選手の真摯な姿に多くの方が感動し応援しているのですね。ほんとに美しい芸術です。

この振付には、前半の基礎・コンパルソリー重視の部分から、後半は解き放たれて自由に表現するという意味もある（意訳）というような事を、何かの情報で見ました。なるほど。。

黒い衣装を着た知子ちゃんは、まるで若くして夫をなくした美しい未亡人のようにも、何かの職人が、師匠の下で厳しい修行を積んだ後で、その師匠のもとを飛び出して、自由に個性を表現できる喜びと、師匠が亡くなった知らせを受けて、天国の師匠に、報告とこれまでの感謝を告げているようにも見えました。（想像）

いろいろ想像の余白を残した、美しい作品だと思いました。
スケーティングの美しさ・静けさと、激しく回る対比が鮮やかで、音楽の美しさと知子ちゃんのポーズの美しさが、心に沁みました。

そんな中、さらなる改善点を挙げるなら、せっかくの美しいポーズを、もう少し、もう数秒、長く維持して、見る人の目に焼き付けることを意識してほしい。
特に後半。滑りながら美しいポーズを決めている瞬間の連打を、フラッシュバックのように観客の心に焼き付ける時間をください。

一緒に見てた母が、さっとんファンに、ついになりました！

やったー✨✨✨✨

この超絶に美しく深いエキシ、一番好きになりました！振付け師ランビ氏の何という手腕のすごさ！！嗚呼なんて厳かで素敵なんでしょう！

リクエストあるとすれば、後半のバレー的ポジションをあともう数秒長めにとどめて欲しいと願うのと、最後に頭を抱えたままで余韻を残し終わって欲しいとも思われました。

背中の美しさは素晴らしいですから、オーガンジーの透ける素材で隠せばもっと上品になるかもしれませんね。