アナスタシヤ・グバノワ　JGPチェコスケート2016　ショート演技　(解説：英語)

素晴らし過ぎます。全てがあるスケーターです。ミスは残念ですが、魅せられてしまいます。ずっと見ていなくなる滑りです。フリーも楽しみです。

ジャンプ前に力むのが気になりますが、逆に言うとそれ以外が綺麗で、いい意味で脱力できているので、そこだけ目立っちゃうんでしょうね。最近はせわしない動きの子が多かったので、こういう優雅な子が出てきて嬉しいです。

グバノワは素晴らしいですね。
ちょっとジャンプは大丈夫かなと思うところもありますが、それ以外が完璧に近いですね。
紀平さんの陰に隠れてしまいましたが、グバノワの逆転は十分あり得ますね。
ジャンプ次第というところでしょうが、高いレベルの争いになりそうです。
グバノワはとても美しいスケートをする上に、所作も完璧です。
バレエもうまく表現できていますね。
さらにこの曲を演じるにあたって、この年齢だから出せる儚さもうまく表現されています。
シーズン後半になったら、この曲はグバノワにしかできないと言わせるくらいになりそうです。
フリーも楽しみですね。

せっかく綺麗なスケーティングなのに。この子も、後数年後にはどうなっているか。
ロシア女子は今は良くても未来が見えない。
この子も、今の段階でこんなジャンプの軸とは。

美しい容姿と演技。ミスしてもこの点というのは、実は相当すごいことだと思います。
ただし、唯一にして おそらく最大の弱点になりそうなのは ジャンプかなという気も…。極端に前傾姿勢から思い切り腕を振って跳ぶジャンプは、今は良くても 後々苦労する跳び方に見えて気になります。
せっかく美しい演技の世界に浸っていたのが ジャンプによって現実に引き戻されちゃうというか、流れがそこで途切れちゃうのが 勿体ない。
ジャンプの癖って そう簡単に直るものでもないでしょうけど、FSは特にジャンプが多いので どうなるのかな…。ジャンプの癖がなければ、もっと高いPCSが出そうな気がするのですが。

以前から注目されていましたが、やっとジュニアに登場で、楽しみにしてました。
愛嬌いっぱいのヌグマノワもいいけど、
儚げで繊細なグバノワも素敵ですね。
もともとセカンドトウに踏み切るときの腕の動きに無駄が多く、トウジャンプがあまりあがらない子なんですが、だいぶよくなったかな・・・
このプロはバレエなどで白鳥の腕の動きを研究したのかな？
隙がなく、流れがあって、美しい容姿も相まって魅了されました。