安藤美姫　世界選手権2011　エキシビション演技　(解説：ラトビア語)

どちらのプログラムも大好きですが今回は特にレクイエムが感動しました。日本のことを想って滑ってくれている　気迫と慈愛に満ちたオーラを感じることかできました　感動で見るたびに涙がでます。

何度も何度も見ています。そして見るたびに涙がこぼれます。
スケートを見てこんなに泣けてきたのは初めてです。
本当に美姫ちゃんの気持ちが伝わってくる演技でした。
きっと被災地の人、日本中の人、世界中の人に伝わる演技だったと思います。
ありがとう！美姫ちゃん！

安藤選手がレクイエムを演じてくれるのではと願っていた者としては感無量です。しかし、今季のEXはfall in Loveであり、実現の為には優勝してアンコールを行うことが必要でした。
今回、自分の為に、この曲をちょっと調べてみました。
レクイエムは、ラテン語で「安息を」という意味であり、ミサ曲本来の目的である死者の追悼のために使われています。
（例えば合衆国大統領ジョン・F・ケネディの追悼ミサ）
使用した曲はモーツァルトのレクイエムで、
前半は、8番目の曲ラクリモーサ（Lacrimusa　涙の日：モーツァルトの絶筆）
http://www.youtube.com/watch?v=P6riJuxfPIY
後半は、3番目の曲
ディエス・イレー（Dies irae　怒りの日）
http://www.youtube.com/watch?v=lrXdyJzHpE8
をカットしたものを使用しています。（ご紹介のものは音源ではないです。）
曲順を入れ替えたことで、本来のキリスト教的なミサ曲の意味は薄まり、レクイエム即ち「安息を」という追悼の祈りを象徴した演技になったのではないかと思います。
したがって、この曲を知っている会場のロシア人やテレビ観戦していた世界中の人たちなら、安藤選手が何故この曲をアンコールに選んだか、この演技が何を意味するかすぐに理解したはずです。
安藤選手もこの重さを知っているが故に、インタビューで亡くなられた方とは言えず「被災者の方に・・心をこめて滑らせて頂きました。」となったと思います。フジのアナウンサーは残念ながらそのことを知らず、インタビュアーも知らなかった、それがあの放送であったと改めて思いました。

女子フリーの放送終了後、変なドタバタコントをお笑い女性タレントがスケーターになってしていましたよね。壁には順位表-1位○○ヨナ続いて2位○○ミキ3位に○○マオ-がかかっていました。ご覧になられた方いますか。

豊かな表現力　確かな技術　強い精神力に元からの優しい心
心・技・体すべてが揃ったんだね・・　美姫ちゃん
　

見られた方多いはずです。
おそらくこのコントを書いた構成作家は日本人ではないでしょう。

空気の入れ替え

50のohana様の文に私も同じ気持ちを抱いていたのでスッキリしました。
美姫ちゃんには震災後のこの世界選手権で精神的成長を感じました。何か一つ階段を上がっただけでなくありのままの気持ちをスケートにもマスコミにも伝えようとしてるような自然体の強さを感じたんです。
いつも衣装も楽しみです。均整のとれたプロポーションだから眼福させてもらってます。
63のakoさんはどなたのファン?あなたが美姫ちゃんのファンでなくて私は良かったです。

安藤選手のEXを拝見して勇気を頂きました。
東北は負けません、必ず復興いたします。
一部心無い在日と思われる方のコメント。。。残念です。
一年間も試合から遠ざかっては金メダリストといえど
厳しいのでは？スポーツはそんなに甘くありません。
キムヨナ選手はすばらしい素質と実力を持った方です。
ですからガチンコですべての試合に出るのが女王の責任です。
自国や自分の事だけを考える選手は女王を名乗る資格はありません
世界のフィギア界を背負って初めて女王になれるのです。
金メダリストと女王は違います。

安藤選手祈りのこもった演技ありがとうです。
私は東北の被災地に住んでいます。電気はいつ復旧するのか…フィギュアスケート見れないかもしれないなぁ…と思っていましたが、なんとかライフラインも復旧し見ることができました。
上のほうで、どこかの選手が賞金を義援金として寄付したとか。。。だからこの選手も当然寄付するよね。。。的なコメントがありましたね。
もちろん義援金はとてもありがたいです。でも、個人的には支援物資のほうが嬉しいです。とくに子供たちへ。。。
この人の偽善者ぽいコメントが嫌い。。。と言っている方もいるようですが、私は嬉しかったです。笑顔になれました。

「おろしあ国夢日記」さんのブログ主様が、安藤選手のインタビューを日本語訳してくれています。
その内容が実に感動的でしたので、ブログ主様の了解を得てこちらに一部だけご紹介いたします。
もしご興味がありましたら全文の内容は上記ブログに直接行かれて御覧下さるようお願いします。
……………………
スポーツ紙「エキスプレス」の記者エレーナ・ヴァイツェホフスカヤが安藤美姫選手にインタビューを行う記事が掲載されていましたので、ご紹介します。ヴァイツェホフスカヤさんは、高飛び込みの元オリンピック金メダリストで引退後、スポーツ記者に転身されました。ロシアの歴代のフィギュアスケート選手のことを描いたノンフィクション「スリョース・ナ・リドゥ（仮訳：氷上の涙）」等の作品があります。
以下、ヴァイツェホフスカヤ記者と安藤選手のインタビュー記事をご紹介いたします。
ニコライ・モロゾフの教え子、安藤美姫選手が、今シーズン２勝目をあげた。１勝目は、昨年１１月末に開かれた「ＩＳＵグランプリシリーズ」ロシア杯、２勝目は、同じモスクワのスケートリンクで開かれた今回の世界選手権である。実は、２年前のロシア杯でも安藤選手は優勝している。こうなると、彼女がいつもモスクワで運に恵まれていることを確かめるしかない。
―美姫、１年間、休養を取ろうとしているのは本当ですか？もしかしたら、アマチュアスポーツからの引退を考えていらっしゃるのでは？
今は、そんなことは考えていません。バンクーバーオリンピックが終わったら、１年間休もうと思っていたんですが、オリンピックが終わった後で、考え直したんです。ニコライ（モロゾフコーチ）が、休みを取るのはあまり賢明でないし、ご存じのとおり、当初、２０１１年の世界選手権は東京で開かれる予定だったので、日本のファンに対して誠実でないと言って、私を説得したんです。
…続く

まずは、みきちゃんおめでとうございます！！本当に感動する今大会でした。
それから・・・みきちゃんをよく思われない方が書き込みしていることにがっかりです。偽善と言う方、心の狭い人間ですね。呆れました。
フィギュアのファン歴が長い、私から言わせてもらいますが、みきちゃんは、正直なので、バッシングも受けやすいですが、人一倍感受性が強く心の優しい人なんだと感じました。
被災者を思う気持ちが強いのは、彼女がスケートを始めた直後に、お父さんを事故で亡くしてしまい、大切な人をいきなり失う事の悲しさが分かるから、重ねてみてしまうんです。
２位のキムヨナは全額寄付したのに、みきちゃんは？と言う方、フィギュアは、かなりのお金のかかるスポーツです。キムヨナがしたことは、たしかにすばらしいです！なかなかマネはできません。でも、日本人選手と違い、CMに引っ張りだこです。また、現役続行の可能性は薄いと思われます。よって、余裕もできるんです・・
みきちゃんは、まだまだ先を目指しています。これからも、かなりの額がかかります。
寄付というのは、額じゃないと思いますが。じゃあ、あなたはどうなの？芸能人のように、わたしはいくら寄付したとか言う方のほうが、みえみえだと思いますが・・・本当の優しさというのは、いちいちメディアに報告しません。
誰でも、好き嫌いはあるかとおもいますが、バッシングに費やす時間があるなら、あなたの心の成長のために時間を費やしたらいかがですか？

ﾆｺ動より失礼致します
ｲﾀﾘｱ語解説を翻訳して下さっています
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14325988
≪イタリア語(翻訳付き)≫安藤美姫 2011 世界選手権 EX：Why do People fall in Love
(SP FSも翻訳して下さっていました)
…ｲﾀﾘｱ解説の方の表現が素敵です