ジェレミー・アボット　四大陸選手権2011　フリー演技　(解説：中国語)

アボット君、とりあえずは銅メダルおめでとう。。。
今年の四大陸で今までのところ、「涙が出てしまう」ほど感動したのは、レイチェル嬢のショート、「エデンの東」の後半、イナバウアーからの怒涛のステップシークエンスにおけるストレートな感情表現、と、このアボット君のフリー、「人生は美しい」です。
アボット君のフリーは「悲喜交々」の涙でした。おそらくこれを披露する最後であろうこの舞台で、是非アボット君にはこの最高に大好きな作品のパーフェクトな完成形を魅せてほしかったんです。。。
冒頭の４回転の転倒（これには顔を覆いました）、３Aでバランスを崩したり、３＋３が入らなかったり、サーキュラーステップで少し詰まったりと、細かいミスもいくつかありました。
ただこの作品の持つ叙情性といったものは素晴らしく表現されていたと思います。美しいグライドのスケーティングをベースに、大手をふって勇んで歩くようなしぐさ、ポケットに手をいれて喜んでみせたりハニかんでみせたりするところ、そして今回特に涙したのは、コレオステップから２A、そしてジャッジ席に向かってにっこり微笑んで手を差し伸べるラストの場面、手を差し伸べたあと、アボット君、寂しそうにうつむいて手をひっこめるんですよね……ここがたまらなく切なくて……目から雫が落ちました。いろんな失敗はあっても、彼が氷の上に描いた風景はほんとに美しかった。まさに「人生は美しい」でした。
もちろんパーフェクトは観たかったです……ただパーフェクトだけが美しいわけではないということを改めて今回教えられた気がします。

なお様、僕の稚拙な文章にうるうるいただきありがとうございます。
すみません、ちょっと訂正させてください。ラストの場面、ジャッジに向かって手を差し伸べたあと、僕、「寂しそうにうつむいて」と書いたんですが、再見したらアボット君、「うつむいていません」でしたね(笑)。あの場面で「うつむいて」涙してしまったのは僕の方でした(汗)。あのときのアボット君の表情があまりにも切なそうで。。。シンクロし過ぎて、勘違いしてしまいました。。。
そうですね、アボット君ならばこれからもきっと素晴らしいプログラムをたくさん魅せてくれることでしょう、ゆっくり休養をとって来シーズンに向けて英気を養って欲しいと思います。ずっと応援していきます、愛してます！

まだ物足りない。もっともっと見たい。
アボット様、来期もこのプロやってくれないかしら？
これで終わりだなんてもったいない！
美しく大胆で繊細・・スタイルもパーフェクト。
飽きることがありません。
pちゃんだって他にも２年くらい続ける選手もいるから・・・
だめかしら？

繊細なスケート、感性豊かな表現が素敵です。キラキラしています
ワールドに来られないのがとても信じられませんがラストの笑顔に射抜かれました
来季のプロもとても楽しみです