アリッサ・シズニー 　スケートカナダ2008　フリー演技　(解説：カナダ英語)

　Dr. Zhivago をリバテイーサマー大会で初めて見た時、なんて素敵なんだろうと思い、スケートカナダで改めて拝見させて頂き、嬉しくてたまりませんでした。いつまでも心に残る作品です。これから何度も繰り返して見させて頂きます。
　今年は表現力の高い選手が上位に来ていますね。長年滑り込んできた方々の美しいフィギュアが評価されされたことは大変嬉しく思います。
これはジャンプのＤＧの減点が大きいことも影響しているのでしょう。若い方々の点数が上がらないのも、そのためと思います。スポーツである以上、難度の高い技への挑戦は、進歩する上では必要かつ、また評価されるべきものです。難度の高い技に挑戦させない現行制度を改めるためには、様々な種類の踊りを比較し採点するのは難しいと思いますが、技術点と構成点のバランスを見直して、構成点の比率を引き揚げたほうが良いように思います。
シズニーさんの点数は、技術点：56.18 構成点：52.08 でしたが、この演技でしたら、構成点の方が上になってもいいような気がします。

テレビ放映を見逃してしまったものには、この映像は本当に有難い限りです。
管理人さん、ありがとうございます。
マスコミから解説者まで表現、表現って、
どの選手にもキャッチフレーズの頭には必ずこの言葉を入れなくてはならない、という決まりでもあるような、
この言葉の乱用で、もう、アレルギー・・。
基本線をしっかり鍛えている（バレエ技術）選手ほど、見ていて美しいし、表現のバリエーションも沢山持つことができる、という目でフィギュアを見ています。
バレエとは一線を画するフィギュアですが、クラシックの美しさを存分に見せてくれたシズニー選手の演技、久しぶりもあり、何度もリピート。
今期は他の選手もバレエを題材にした演技が多いですね。
バレエステップやバレエジャンﾌﾟが随所に見られます。
フィギュアは美しさだけでは勝てないスポーツと十分認識していますが、
表現力を語るのなら、まず一番に美しさが土台でなくっちゃ！と言いたくなるような演技です。

はぁ。。。
なんと美しく、優雅な演技なんでしょう
今シーズンは、ジャンプの調子もまずまず良いようで、スケート・カナダだけのエントリーではもったいないなと思いました。

シズニー選手も復調が嬉しい選手の一人です。
優雅で美しい彼女の所作に加えて、ジャンプが安定してきたせいか、100点越え素晴らしいですね。
若手選手の台頭もわくわくしますが、ベテラン選手の頑張りも胸に響きます。
今年のGPSは本当に楽しいです。
ただテレビ放送が少ないですよね。
男子もかなり省略されている気がしますが、ペアもアイスダンスもテレビで見たいです。