りくりゅう、全国10都市「ありがとうツアー」開催を発表

ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケート・ペアで金メダルを獲得した「りくりゅう」こと三浦璃来・木原龍一組が9月15日、都内で『りくりゅうのありがとうツアー presented by 木下グループ』の開催発表記者会見に出席しました。2027年1月の大阪公演を皮切りに、全国10都市・各都市4公演という大規模な全国ツアーが発表されています。
会見では先日発表した婚約についても触れられ、祝福を受けた2人が照れ笑いを見せる場面も。ツアーのタイトルに「ありがとう」を選んだ理由、オリンピックサイズのリンクにこだわる理由、チケットを「親しみやすい価格」にした思いまで、約30分にわたって語られました。

動画の主な内容

  • 00:26 三浦璃来・木原龍一から会見の挨拶
  • 01:02 婚約の祝福に「心から嬉しい」「今まで通りのりくりゅう」
  • 01:36 全国ツアーを企画した理由
  • 03:09 タイトルを「ありがとうツアー」にした理由
  • 04:01 ツアーのコンセプト
  • 05:05 五輪で初めてペアを知った人に見せたい演技
  • 06:04 開催時期と規模、「3週間に1度」のペース
  • 07:01 ツアー日程と開催都市の発表(大阪・広島・旭川・熊本)
  • 07:35 開催都市を選んだ理由
  • 08:41 「THE DESTINY」との共通点
  • 09:40 「THE DESTINY」の特徴と2027年開催について
  • 10:58 出演者は10名ほど、シングル選手も参加予定
  • 12:39 公演時間は「THE DESTINY」より短く
  • 13:22 体力面とトレーニングへの意欲
  • 14:08 チケットは「親しみやすい価格」に
  • 15:07 スケート教室の企画と「ペア大国」への思い
  • 16:24 60m×30mのリンクにこだわる理由
  • 17:04 プロデュース経験をどう生かすか
  • 19:53 【質疑応答】過去プロか、新プログラムか
  • 20:49 【質疑応答】ショーで挑戦してみたい技
  • 22:16 【質疑応答】引退後の「スピード感」に込めた思い
  • 24:28 【質疑応答】ロゴ・舞台装置のこだわりと今日の衣装
  • 27:08 ツアーを楽しみにしている人へ、2人から一言

要点まとめ

『りくりゅうのありがとうツアー presented by 木下グループ』は、2027年1月からスタートする全国ツアーです。1月上旬の大阪を皮切りに、1月下旬に広島、2月下旬に旭川、3月に熊本と巡り、各都市4公演、全10都市を予定。3月以降の日程・会場・チケット販売方法・発売日などは、今後イベントホームページなどで発表されます。「3週間に1度」というペースは、休養期間と準備期間を確保して毎公演で最高のパフォーマンスを届けるため、と木原が説明しました。

企画の出発点は「ペアの素晴らしさをもっと知ってほしい」「支えてくれた皆さんに直接お礼を伝えたい」という2つの思い。カナダを拠点にしていた現役時代は試合での帰国がほとんどで、日本で演技を披露する機会が限られていました。タイトル候補には「サンクスツアー」もあったものの、「普段2人で言っている『ありがとう』の方が私たちらしい」ということで自然に決まったといいます。

リンクは「THE DESTINY」と同じオリンピックサイズ(60m×30m)。リンクが小さいとペアは怪我のリスクが高くなるという理由に加え、ペアならではのダイナミックさとスピード感をそのまま見せたいという狙いがあります。この条件を満たす常設リンクがある都市から、これまでアイスショーが開催されてこなかった街も含めて選ばれました。出演者は現時点で10名ほどが最終調整中で、「THE DESTINY」とは違いシングル選手も参加予定。公演時間は2時間半だった「THE DESTINY」より短くなる見込みですが、その分りくりゅうが滑る時間を増やしたいとしています。

チケットは「THE DESTINY」より親しみやすい価格に設定。「ショーに来るハードルを少しでも下げて、ペアの素晴らしさ、スケートの素晴らしさを届けたい」という思いからです。あわせてスケート教室の開催も企画中で、「将来的にペア大国にしたい」「そのためにはまずシングルのスケート人口を増やすことが必要」という引退後のビジョンも語られました。

会見の冒頭、婚約の祝福に「心から嬉しい」

00:26
挨拶

三浦璃来:皆様こんにちは。三浦です。

木原龍一:木原龍一です。本日はお忙しい中、多くのメディアの方にお越しいただき誠にありがとうございます。本日は私たちが企画・制作にあたります全国ツアーの意気込みや概要についてお話しさせていただけたらなという風に思っております。本日どうぞよろしくお願いいたします。

01:02
質問

お2人は先日ご婚約を発表されました。おめでとうございます。

三浦璃来:ありがとうございます。ようやく皆様に発表することができまして、本当に心から嬉しく思っております。

木原龍一:とにかく、特に婚約したからと言って大きな変化はないんですけど、今まで通りのりくりゅうになってます。

全国ツアーを企画した理由

01:36
質問

今回の全国ツアーを企画しようと思った理由をお二方教えてください。

三浦璃来:私たちはいつもカナダを拠点に練習をしていて、日本に帰国することはあまりなくて、試合に出場する形で日本に帰るといった形がすごく多くて。やっぱり皆様に見に来ていただくことが多かったんですけど、今回は私たちが日本全国に赴いて、ペアの魅力をもっと伝えたいなという思いで企画させていただきました。

木原龍一:まず初めに、ペアの素晴らしさ、ペア競技の素晴らしさを皆様にもっともっと知っていただきたいなっていう風に思ったことが最初のスタート地点だったんですけれども。その中でも、僕たちりくりゅうはたくさんのファンの皆様に支えられて現役生活を続けてきました。その中で、何か皆様に直接お礼をお伝えすることができないかなっていう風に思いました。そしてその中で、またスケートの素晴らしさ、ペアの素晴らしさをお届けしていきたいなという風に思ったことです。

タイトルに「ありがとう」を選んだ理由

03:09
質問

「りくりゅうのありがとうツアー」というタイトルになります。これはどちらが決められたんですか?

三浦璃来:「ありがとう」か「サンクス」を絶対こう題名・タイトルに入れたいねっていう話をしたんですけど、「サンクスツアー」よりも「ありがとう」の方が私たちらしいよねっていう話が2人ともなって、そういった形に自然になりました。

03:34
質問

「私たちらしい」というのは、木原さんどういうことでしょうか?

木原龍一:常に自分たちっていうのは感謝の気持ちを大切にしようっていう風に話してきたんですけど、やっぱりその「ありがとう」っていう気持ちを常に持っていたので。もちろん「サンクス」も同じ意味なんですけど、やっぱり普段2人で言っていた「ありがとう」がいいんじゃないのかなっていうことで、今回このツアーのタイトルにもさせていただきました。

ツアーのコンセプト

04:01
質問

今回のツアーはどんなコンセプトで作っていかれるんでしょうか?

三浦璃来:まずは「ありがとう」といった気持ち、競技生活をずっと支えてくださった方たちに「ありがとう」といった気持ちを伝えたい。そういった思いを第一に、これから作り上げたいなという風に考えております。

木原龍一:本当に、なかなか日本の皆様の前で演技を披露させていただくということが、自分たちは海外拠点でしたので難しい場合もあったんですけど。今回、自分たちが現役を終えたことで、皆様のところに直接足を運ばせていただいて感謝をお伝えしたい。そしてその中で、自分たちが普段から大切にしている楽しさ、嬉しさ、そんな気持ちを皆さんにお届けしたいっていうのがコンセプトになってます。

05:05
質問

オリンピックのお2人の演技でペア競技の魅力について初めて知った方もいらっしゃると思います。そういう方たちに向けて、どんな演技を見せたいという風にお二方思ってらっしゃいますか?

三浦璃来:こちらのアイスショーも、以前の「THE DESTINY」と同じような大きさのリンクでやる予定ですので、試合同様のペアの魅力を多くの方に伝えたいなと思っております。

木原龍一:やっぱりペア競技ならではの、そのダイナミックさであったりスピード感っていうのは本当に大切にしてきましたので。今までなかなか演技を披露することができなかったので、皆様にはそういったダイナミックさ、ペアならではのスピード感っていうのはお見せしたいなっていう風に思ってます。

開催時期・規模と、発表された日程

06:04
質問

ツアーの開催時期、それから規模についてご説明いただけますでしょうか?

三浦璃来:こちらは予定なんですけれども、2027年からスタートをしたいなと思って、予定では10都市、1都市4公演で、今のところは3週間に1度を予定しております。

06:35
質問

「3週間に1度」というのは、何か意味というのはあるんでしょうか?

木原龍一:やっぱり見に来てくださった皆様に最高のパフォーマンスをお届けしたいなっていう風に考えた時に、ショーが終わった後の休養期間、そして準備期間っていうのを考えた時に、3週間に1度が自分たちにとってベストなんではないかなっていう風に思いまして、この3週間に1度っていう風にさせていただきました。

07:01
司会

司会:本日発表のツアー日程と開催都市をご紹介いたします。まず始めに1月上旬に大阪でツアーを開始します。1月下旬に広島に行き、その後2月下旬に旭川で公演を行います。3月には熊本での公演も予定しています。各都市で4公演ずつを予定しています。なお3月以降の日程・会場・チケット販売方法・発売日などは、今後イベントホームページなどを通して発表していきます。

07:35
質問

この都市を選んだ理由というのは何かあるんでしょうか?

三浦璃来:やはりオリンピックサイズ、その60m×30mのリンクでアイスショーを行うとなると、特設ではなくて常設のリンクでないと開催できないので。それを含めて、現在あるリンクでできるだけ全国を回ろうといった形で、そういった風になりました。

木原龍一:あとは、なかなか普段のアイスショーですと大きな都市に限られてしまうんですけれども。今回このツアーの1つの目的でもあったんですけれども、なかなか今までショーが開催されていなかった都市の皆様にも直接お礼を伝えに行きたいっていうことで、この全国の都市を選ばせていただいて、今回その10都市に足を運ばせていただくことになりました。

「THE DESTINY」との共通点と違い

08:41
質問

お二人が携わった「THE DESTINY」との共通点などはありますでしょうか?

木原龍一:共通点はオリンピックサイズリンクっていうことは一緒で、そのあとは、ペアの素晴らしさを、スケートの素晴らしさをお届けしたいってことは共通点かなっていう風に僕は思ってます。

三浦璃来:同じで、ペアの魅力を、たくさんの方に全国を赴いてペアの魅力を知っていただきたいなと思っております。

09:40
質問

「THE DESTINY」の特徴としては、どんなことが挙げられるでしょうか?

三浦璃来:「THE DESTINY」はトップのペアスケーターとアイスダンサーが約30名ほど集まって、すごく素晴らしいアイスショーでした。

木原龍一:本当に世界トップのチームの方々に集まっていただいて、30名近くという、今までないスタイルのショーだったんで、僕たち自身もすごく記憶に残りましたし、素敵な思い出になりました。

10:22
質問

来年も「THE DESTINY」を開催されるそうですね。いかがですか?

木原龍一:またデスティニーを開催させていただけるということで、今年も素敵なショーになったと思うんですけれども、来年もまた素敵なショーをみんなで作り上げられたらなっていう風に思ってます。

司会:「THE DESTINY」の2027年の開催については、本日12時にデスティニーホームページに情報解禁予定です。

出演者は10名ほど、シングル選手も参加予定

10:58
質問

気になるのは出演者数、それからどんな方が出られるのか。ファンの方も気になるかなと思うんですが、お二方いかがでしょうか?

三浦璃来:現時点では10名ほど決まって……調整中です。

木原龍一:現在10名のスケーターを予定させていただいていて、今、最終調整中になっていて。今回はデスティニーと違いシングルスケーターの方にもぜひ参加していただいて、またデスティニーとは違ったスタイルにはなるかもしれないんですけど、その方向で今進めさせていただいてます。

12:21
質問

どんな方と一緒に滑りたいなというのは、改めてそこだけヒントいただけるとありがたいです。

三浦璃来:私たちと、一緒に頑張ってきたというか、仲間というか、そういった感じのメンバーです。

公演時間と、体力面への意欲

12:39
質問

公演時間、長さというのはどの程度、今決まっているんでしょうか?

三浦璃来:「THE DESTINY」が2時間半だったんですけれども、その時間よりは短くなると思っております。やはりメンバーも少なくなっているので、その中でも私たちがたくさん滑る時間を増やしたいとも思っていて。まだ決まってはないんですけれども、これから作り上げていきたいなと思っております。

13:22
質問

そういう意味では、非常に体力面もこれから大事になってきますね。ある意味こう、体力勝負になるかなと思うんですが、いかがですか?

木原龍一:通常のショーもやはり、自分たちが滑らせていただく回数・時間っていうのを増やしたいなっていう風に考えていますので、現役と同じようなトレーニングをまたしていきたいなっていう風に思ってますし。今この夏、ショーが終わってから少し、怪我だったりがあったので少し練習ができてなかったので、また1つこのショーに向けて頑張っていくんだぞっていう、そのモチベーションが今2人に出てきていて、すごく今ワクワクしています。

チケットは「親しみやすい価格」に

14:08
質問

そしてチケット料金についても、今回はこだわりがあるという風に聞いています。

三浦璃来:本当に多くの方にペアの魅力を伝えたいなという風に思っているので、「THE DESTINY」より、低いと言ったらあれなんですけど……親しみやすい価格となっております。アイスショーのハードルを、なかなか下げたくて。

木原龍一:デスティニーに比べてその値段設定っていうのは少し低い価格で、なんとか開催させていただきたいなっていう思いを持っています。やはり通常のショーよりも、ショーに来るっていうハードルを少しでも下げて、ペアの素晴らしさ、スケートの素晴らしさっていうのをお届けしたいっていうところから、今回その値段設定にさせていただきたいなっていう思いを持っております。

スケート教室と「ペア大国」への思い

15:07
質問

親しみやすい価格ですと、小さなお子さんも来やすいかなという風に思いますけれども。りくりゅうさんは将来指導者になることも考えていらっしゃいますけれども、今回のツアーで、そういった子供たちに例えばスケートを教えたりとか、そういう機会っていうのはあったりするんでしょうか?

木原龍一:スケート教室の方も企画させていただきたいなっていう風に思っていて、まだ細かい企画っていうのは調整段階なんですけれども。やはり自分たちは引退をしてからペアの人口を増やしたい、将来的にペア大国にしていきたいっていう思いがあるっていうのを何度もお話しさせていただいたんですけれども。実際のところ、やはりペアをやるにはまずシングルのスキルを学ばないといけないってことは事実であるので、シングルのスケート人口自体を増やすっていうことも、ペア大国を作るっていうことにもつながるっていう風に私たちは考えていますので。何かそのスケート教室で、スケートを始めるきっかけになったらいいなっていう風に考えていることもあります。

60m×30mのリンクにこだわる理由

16:24
質問

60m×30mのリンクを使うということにこだわりも非常に伝わってきました。これを使うことによって、ショーの構成とか演技にどういう影響を与えるという風に思いますか?

三浦璃来:やはりペアスケーターは、結構こうリンクサイズが小さくなってしまうと怪我のリスクが高くなってしまうと私たちは思っているので。「THE DESTINY」と同様リンクをオリンピックサイズにして、私たちのスピード感であったり、そういったところを見ていただきたいなと思っております。

プロデュース経験をどう生かすか

17:04
質問

「THE DESTINY」でプロデュースも経験されました。お2人はその経験を今回のショーにどのように生かしていきたいと思ってらっしゃいますか?

木原龍一:デスティニーっていうのは初めて自分たちがプロデュースさせていただいたショーだったんですけれども、なかなか自分たちが経験のないことでしたので、最初の頃はどういう風にプロデュースというものをさせていただいたらいいのかなっていう、少し分からないことが多くて。自分たちでよくミーティングをしていく中でも意見のぶつかり合いっていうものはあって、本当に自分たちがプロデュースさせていただくショーって大変だなっていう風に感じまして。今までその、呼んでいただくショーとはまた違って、いろんなところに気を配らなければいけないんだなっていうことを本当に学んで。途中でもう一度ちょっと心が折れそうになった時、大丈夫かなっていう風に思ったことがあったんですけど。デスティニーの千秋楽でスケーター全員と、終わった瞬間にこのショーを全員で完走できたことを喜び合えたのは、本当にプロデュースさせていただいた自分たちにとって最高の経験になったなっていう風に感じました。

三浦璃来:初めてのプロデュースとして「THE DESTINY」、結果的にはすごく素晴らしいアイスショーで終わることができたんですけど。やっぱり初めての経験で、2人ともぶつかり合うこともありましたし、やっぱりアイスショーなので、見てくださる方の期待に応えたいっていった気持ちを持って挑んでいたので、すごく私たちのいい経験になったアイスショーだったなと思っております。今回の「りくりゅうのありがとうツアー」も、今回は「THE DESTINY」よりも少し時間があるので、考えて考えて、皆様に満足していただけるショーを作りたいなと思っております。

質疑応答:プログラムは過去プロか、新プログラムか

19:53
質問

(毎日新聞)プログラムだとかショーの詳細はこれからだと思うんですけれども、やはり今までりくりゅうが演じてきたプログラムを見ることができるのか、それとも新プロも見ることができるのか、なんかそういう構想があればちょっと教えていただきたいなと思うんですが。

三浦璃来:過去プロはいくつか入れたいなと思っております。そして今回、デスティニーで2公演しかお見せすることができなかったプログラムを組み込もうかなとも思っております。

質疑応答:ショーで挑戦してみたい技

20:49
質問

(Number)オリンピックは本当に最好調の技術の状態で迎えて今に至ると思うんですけれど、この新しいアイスショーの中で挑戦してみたい技とか、特に試合だとやれなかったけどこういうのをやってみたいなと思ってた技があるとか、なんかそういうのがあったら教えてください。

木原龍一:やっぱり現役の時とは違う、そのショーならではのリフトっていうのはお見せしたいなっていう風に思ってるんですけれども。今シーズンから取り入れているリフトも、まだなかなかたくさんの方にお見せできていないので、そのリフトもしっかり踏み込んでいきたいかなっていう風に思ってますし。他は、そうですね、私たち自身あまりアイスショーに出演する機会がやっぱり競技生活の中では少なかったので、アイスショーならではのグループナンバーにちょっと凝ってみたいなっていう気持ちもあります。

質疑応答:引退後の「スピード感」に込めた思い

22:16
質問

(日刊スポーツ)オリンピックがあって、引退とプロ転向も発表されて、「THE DESTINY」も開催されて、で、この「ありがとうツアー」ということで、かなりこうスピード感というか、引退されてからのこのスピード感がすごいなっていう風な印象も受けるんですけど。これだけこう早い段階でいろんなことにこう挑戦されていることに込める思いとか理由みたいなのを教えていただいていいですか?

三浦璃来:やっぱりオリンピックでたくさんの方に見ていただいたので、ペアの魅力をもっとこうさらに伝えたいなっていう思いもありますし。やっぱり自分たちが競技と同じくらい体が今は動かせると思っているので、体が動くうちは、全国に赴いてアイスショーを開催したいなと思っております。

木原龍一:自分たちがオリンピックの後にたくさんの方に注目していただけるようになったと思うんですけれども、やはりこのペアへの注目を今の一瞬だけで終わらせたくないなっていう思いが2人ともあって。もちろん現役を続けていたら違った形になったかもしれないんですけれども、こうして皆様に注目していただける間にたくさんのことに挑戦させていただくことによって、よりペアの注目が、この一瞬だけの熱ではなく長い間見ていただけるようにしたいなって思いで、今年たくさんのことに挑戦させていただいてます。

質疑応答:ロゴ・舞台装置のこだわりと、今日の衣装

24:28
質問

(ワールド・フィギュアスケート)デスティニーの方で、Tシャツだとか、あとフィナーレの時の衣装とかで演者の方々もすごく楽しんでらっしゃるのが印象に残ってるんですけど。今回のツアーで、舞台装置とか衣装とか、自分たちらしさを出せたらいいなと思ってることがあったら教えていただきたいのと。あとその流れで、今日はリンクコーデという感じですが、今日の召し物について一言いただけますでしょうか。

三浦璃来:まだ決まってないんですけれども、ロゴを今2人で考えていて。その色々考えている中で、りゅう君が「ツアーだから、あれを10匹入れよう」って。デザインも色々あるんですけど、ちょっともう可愛くて面白くて、もう本当にそれにしようか今悩んでて。

木原龍一:もしこれが採用されてたら僕の意見が通ったんだなっていうことを皆さんぜひ……。それがロゴになったら、もうTシャツにします、ぜひ。

木原龍一:デスティニーのようにロゴもどういった形になるかは分からないんですけど、自分たちでまたプロデュースさせていただきたいなっていう風に思ってますし。舞台装置だったり、まだ細かい調整っていうのはこれから始まるんですけど、今回の「ありがとうツアー」でしかできない、そのような仕掛けも何かできたらいいなっていう風に思ってます。

三浦璃来:コーデは、色は2人とも合わせて。1人3着ほど用意していただいて、その中から選んだ感じになりますね。やっぱり2人とも色を近いものにしたいねっていうことで、今回このコーデにさせていただきました。

ツアーを楽しみにしている皆さんへ

27:08
挨拶

三浦璃来:今回のアイスショーは、今まで応援してくださった皆様に「ありがとう」の気持ちを最大限込めて、これからアイスショーを作っていきたいと思っていますので、これからも応援のほどどうぞよろしくお願いいたします。

木原龍一:本当に、たくさん応援してくださった皆様への感謝や、ペアの素晴らしさ、スケートの素晴らしさをお届けしたい、そんな素敵なショーを作り上げたいなっていう風に思っています。これからまた体を現役の時のようにしっかり作り上げて、素晴らしいショーを作っていきたいという風に思ってます。どうぞぜひ足をお運びください。

まとめ

婚約発表後、初めて公の場に揃って登場した2人。「特に婚約したからと言って大きな変化はないんですけど、今まで通りのりくりゅうになってます」という木原のコメントに会場が和む一方、ツアーの話になると、企画の細部まで自分たちで考え抜いてきたことが伝わる密度の高い会見でした。タイトルを「サンクス」ではなく「ありがとう」にした理由ひとつを取っても、2人が普段どんな言葉を交わしてきたのかが垣間見えます。

特筆すべきは、オリンピックサイズ(60m×30m)の常設リンクという条件を崩さずに全国10都市を回るという設計です。ペアの怪我のリスクを避けつつ、試合と同じダイナミックさとスピード感を届けるための選択であり、結果として、これまでアイスショーが開催されてこなかった街にも足を運ぶことになりました。1月の大阪から広島、2月下旬には旭川、3月には熊本へ。北海道や九州のファンにとっては、待ち望んでいた機会になりそうです。

チケット価格を抑える、スケート教室を企画する、シングル選手も招く──いずれも「ペア大国にしたい」という引退後のビジョンにつながる一手です。出演者や日程の詳細はこれから順次発表されていきますが、この会見はツアーの設計思想がまとめて語られた貴重な30分。「THE DESTINY」2027年の情報とあわせて、続報を待ちたいところです。