イリヤ・クーリック　クリスマス・オン・アイス2014　(解説：なし)

夏の講習会でショーマ君の3A、4回転、今季の成功を導いてくれたのですね。
小塚選手も全日本フリーでやっと2本も決まったし。
無良選手も彼の指導で・・とかコメントあった。宮原選手も去年、習いに行ってたとか。
で、動画拝見しました。
クーリックさんのジャンプ、今は特に綺麗ではないけど、わかりやすい感じが？
素人目にもイン、アウトって。
多くの選手が夏、一緒に彼の指導受けたけど、ピンと来た人、来なかった人、いろいろなのですね。加菜子ちゃんは、まだ>多いし・・

長野五輪シーズンのNHK杯で彼の演技を見て一目ぼれ。
それから女子だけでなく男子の競技を見るようになりました。
私も彼も年を重ねましたが、
イリヤクーリック選手は私にとっては永遠の王子様です。

ボン・ジョヴィ。
競技でないスケート。
氷の上を道草をしながら、散歩のように滑る、滑る、滑る。
イリヤ・クーリック大好き。

October Project – Return To Me　ilia
上記のyoutubeを観た時、心地良かったのです。
家族と滑る時（夫婦の時も）脇に徹します。
ソロでの心地よいスケーティングが観たかった。（観れて嬉しい）
長野・・・２０世紀最後のolympic、Windows９８、夜空のムコウ。遠い昔。
クーリックは暗い、笑っても暗い。心の台風を抑えている暗さ。
あのソ連→ロシアの時代に思春期だったからか、タルコフスキーの映画の少年に思えました。
３歳年下の少年ヤグデンには感じない暗さ。（時代が動いている時の３年は大きい。
プルシェンコ５歳下）
イリヤがフリーを滑り終った時（最終グループ最初に滑った）点数も結果も未だなのに、あの笑顔。参りました心からの笑顔に。
後年知ったのですが、あの笑顔は「これで終わった」の笑顔だったそうです。
ネット環境など私には無縁の時代、私は忘れてしまいました。
後年「氷の娘」というフィンランドのミステリーを読みました。背景は次は長野Olympicという時代。
ペア→ゴルデーワ→クーリックに辿り着いてしまい記憶がよみがえりました。
もう忘れることはないでしょう。
ジャンプ、スピード、台風。スケーティング、正直な笑顔、風。

長野五輪の動画は今見てもクーリックはうまいと思います。ジャンプなどは今の選手に抜かれてるのかもしれません。が、クーリックの動きはキレイなのですよねえ・・・。着氷した時のフリーレッグの伸び。素晴らしいです。