2014年イタリアのミラノ(Milan )で開催された競技会「ロンバルディア杯(LOMBARDIA TROPHY 2014 )」、アメリカ代表-アンジェラ・ワン(Angela WANG)のショートプログラム演技の動画です。
Date:2014年9月20日
曲名:ローリング・ストーン 「黒くぬれ」~ 「悪魔を憐れむ歌」 (Paint it Black by The Rolling Stones + Symphony for the Devil by The Rolling Stones)
技術点:30.80
構成点:24.08
合計:54.88
- 女子シングル・ショート得点詳細(英語)
- 女子シングル・ショートジャッジスコア(英語)
- 女子シングル総合結果(英語)
Infernal Violins
Angele Dubeau & La Pieta
あれ、彼女ってこんなに大きかったっけ、と思いました。去年のファイナルでカレンチャンの代わりに出て、結構メタメタでかわいそうと思って見ていましたが、そのころの雰囲気ではないように感じます。
3Lz+2Tは、高さ流れともいいですね。当然+3Tも用意しているのだと思いますし、決まれば2を中心に加点がついてもおかしくないと思います。Loはアンダーは取られませんでいたが足りな目に着氷してので、バランスを崩しましたが、流れは悪くないと思います。
その他、つまずきなどありましたが、良くまとめていて、曲と振りも合っていました。特別難しいことやすごいことをやっていませんが、できることをちゃんとやって表現にも反映できるというのは好印象です。二個目のスピンが終わり、次のジャンプへ移るまでつなぎはぞくぞくしました。気になったのが、アップライトの姿勢を保てているのはいいのですが、背中や上半身が固く感じます。使い方も十分ではないでしょう。もともと固いと柔軟性を出すのは容易ではないですが、その影響もあって、表現が直線的に感じる箇所がありました。もっともこの直線的な処理がステップではいい感じでになっていました。
この大会に出ているというのはシニア参戦だと思いますが、米国の女子をかき回せる存在になれるといいですね。フリーに期待します。