本田4兄妹 京都のアイスショーに登場

京都アクアリーナで行われたアイスショーに登場した本田太一、真凜、望結、紗来兄妹を特集した動画です。映像は共同通信社のYouTube公式チャンネルで配信されたものです。


女優とフィギュアスケートを両立する本田望結(12=大阪・関大中)が4日、姉真凜(15=大阪・関大高)が2位に入った世界ジュニア選手権(3月、台北)の裏側を明かした。

 京都アクアリーナで行われた「京都フィギュアスケートフェスティバル」にきょうだい4人で参加。ファンを前にしたインタビューで「世界ジュニア選手権はどこで見ていましたか?」と問われ「実は飛行機の中だったんです」と答えた。

 同選手権のフリーでは真凜が133・26点をマークし、初の合計200点超えを記録した。試合は生中継されており、真凜は演技後に「(留守番する)妹たちに『憧れのお姉ちゃん』と言ってもらえるような演技をしなさい」と浜田コーチに送り出されていたことを明かしていた。だが実はその時、望結は機上の人。「(スマートフォンが)機内モードだったんですけれど(友人らから反応の)メッセージがたくさん来ると思っていた。降りてから、解除するのがドキドキでした」と思い返した。

 この日はエキシビション演技で会場を盛り上げ、ジュニアに上がる来季へ思いを新たにした。「お姉ちゃんに追いつけるように、妹(紗来)に負けないように、自分を信じて頑張りたい」。中学生になっても、全てに全力を尽くす姿勢は変わらない。
([2017年4月4日掲載 日刊スポーツ「本田望結、姉真凜の選手権2位の瞬間は飛行機にいた」より)