小塚崇彦

中京大大学院の修士課程を修了した小塚崇彦のインタビュー動画です。


中京大大学院の修士課程を修了したフィギュアスケート男子の2010年バンクーバー五輪代表、小塚崇彦選手(27)(トヨタ自動車)が19日、名古屋市内で行われた同大の学部生と院生の卒業式に出席し、「旅立ちの場でもあるので、晴れ晴れとした気持ち」と笑顔で話した。

 4月からはトヨタ自動車の社員としてスポーツに関わる仕事に就くという。競技に集中するために休学した時期もあり、5年をかけて大学院を修了した。

 15日に今月末での現役引退を発表した小塚選手は、選手生活にピリオドを打つ契機になったのは、5位に終わった昨年12月の全日本選手権だったことを明かした。「演技後、本当なら悔しいはずなのに、その気持ちがスッと抜けていた。最後なのかなと感じた」と打ち明けた。将来は「(スケート界に)恩返しするだけの力をつけて、いつかは小塚が必要だと思われる存在になれたらいい」と話した。

(2016年3月19日掲載 読売新聞「今月引退のフィギュア・小塚選手 晴れ晴れ卒業」より)