宋楠[ソウ・ナン]　四大陸選手権2016　フリー演技　(解説：なし)

昨年末、ガチンスキー選手引退のニュースを聞いたとき、平昌五輪に出て欲しいスケート選手の1人に、ガチンスキー選手を挙げていただけに、大ショックを受けました。私は、平昌五輪に出て欲しい選手（ソチ五輪落選選手限定）のリストに日本の無良選手の次に宋楠選手を挙げていたので、今回の彼の引退劇は、ガチンスキーの時以上に大ショックですし、本当に悲しいです。

恐らく、来月の世界選手権で、ハン選手とボーヤン選手が、中国男子に3枠持ち帰ることが予想されます。もし、本当にそうなった場合、来年の世界選手権の3人目の中国男子代表は、昨年までは、4大陸選手権の常連だった、そして、まだ、引退していない王一選手か、この秋から、シニアデビューする張鶴選手になると思います。それにしても、バンクーバー五輪の翌年から、3年連続世界選手権に出続けていた宋楠選手が、五輪に出ることなく選手生活が終わるなんて、余りにも悲しすぎます。

引退情報、ガセネタだったみたいです。
ファンのウワサを元に中国で記事が書かれたそうで、みんなそれに振り回された形に。
今のところ、ナンソン君本人からは何のコメントもないみたい。
お騒がせしてすみません。

訂正、かたじけない。
まだ見られるのはうれしや。

dark eyesさん、KENさん、ののさん、そして、その他の宋楠選手のファンの皆様、申し訳ありません。
私は、彼の引退を知って、大ショックを受け、とても悲しい思いをしましたが、その後、間もなく、それがデマであることが分かり、1度は、それを受け入れました。しかし、4大陸を、現地で、あるいは、Jスポで観戦された方の話を総合すると、本来なら、彼は、出場権を、補欠の王一選手に譲ってもおかしくなかったのに、引退を決心していたので、無理やり出場したという結論に達しました。また、彼が国の世界選手権メンバーに動揺を与えないために、今のところは、彼の引退発表はありませんが、世界選手権終了後に、正式な引退発表があると思っています。
私は、30年近く、スケートを見てきましたが、彼ほど、試練の多い選手を見たことはありません。そして、彼のこの6年間の歩みを思うと、胸が痛くてたまりません。
長文失礼しました。

私は、宋楠選手引退の記事が出てからというもの、彼の事で辛い思いをしながら、毎日毎日、家の外ではスマホで、家の中ではパソコンで、あの手この手で、彼の記事の検索をしています。そして、世界選手権終了後に彼の正式な引退発表があると確信してからは、彼の引退がデマだと思っておられるファンの皆様の記事を読むたびに、この人達は、本当に、彼の引退発表があった後、どんなにがっかりなさるのかと思うと、心が痛みます。
ところで、私は、この３０年近くの間、多くの男性スケート選手の引退を見てきましたが、苦しい思いをしたことがありませんでした。しかし、彼の場合、世界選手権に４回も出場しながら、五輪の経験がないままの引退なので、とても、苦しい思いをしています。本当は、彼には、このまま引退してほしくありません。少なくとも、彼には、日本の無良選手のように、平昌五輪の選考会まで、選手を続けて欲しかったです。

小塚くん引退の報を見て、こちらのブログに伺ったら、ナンソンくんの記事が上がっていたので、久しぶりに覗きました。
Disney鴨さん、お知らせありがとうございます。
四大陸後？ジジュンちゃんと楽しそうなお写真等を拝見していたので、『ああ、やっぱりデマだったんだ〜』と思ってました。
その後はこちらのブログはたまにチラっと覗くらいになっていましたので、Disney鴨さんのメッセージに気付きませんでした。
本当に寂しい事ですが、心の準備をしておきます。

1999年に、4大陸選手権が始まって以来、五輪年に開催された大会の表彰台メンバーの内、誰か1人は、必ず、次の五輪に出場していました。しかし、小塚選手が引退し、現時点では、宙に浮いているものの、世界選手権終了後、本当に、宋楠選手が引退を発表した場合、2014年の表彰台メンバーで平昌五輪の可能性のある選手は、無良選手1人になってしまいます。彼には、何としてでも、平昌五輪の代表を掴んで、ジンクス解消を回避して欲しいです。
ところで、私は、この2年間、宋楠選手については、中野選手の二の舞は御免だ、と思い続けて来ました。だから、彼が、4大陸選手権限りで引退だと結論づけるのは、本当に、辛かった。Jスポの小林アナの彼の引退を示唆する言葉は、私の心を刺しました。本当に、彼が、このまま、引退だなんて、私には、耐え難いことです。これが、夢なら、覚めて欲しいです。

拝啓dark eyes様
私は、宋楠選手の引退が正式に発表されたことは、昨日の夜遅くに、スケートブログ「やっぱりスケートが好き」で知りました。その夜は、彼が、不本意ながら、10番のコメントで、書かせて頂いた通りになってしまったことが、心の底から、悲しくて、ほとんど眠れませんでした。そして、今、私の頭の中では、中島みゆきの「時代」、イルカの「海岸通」、杏里の「悲しみが止まらない」がぐるぐる回っています。
思えば、彼の25年の人生を振り返ると、苦難が多かったように思います。
その1、漢民族でなかったとはいえ、一人っ子で生まれなかったために、辛い思いをしたこと。ご存じの通り、彼の国では、彼の年代は、一人っ子が多数派ですから。私には、家族構成が少数派であることの辛さがよくわかります。
その2、世界中のスケオタから、一人っ子と間違えられたこと。彼の国では、彼の年代は、一人っ子が多数派であることは、世界的に、有名ですから。私の経験で言うと、一人っ子は、先入観で、見られがちなのです。
その3、病弱な幼年期を過ごしたこと。ただ、それがスケートを始めるきっかけになったのではありますが…。
その4、スケートを始めてからは、この6年間、人一倍試練が多かったこと。
私は、今、彼の引退に際して、彼に、失恋した気持ちになっています。今まで、多くの男性スケーターの引退を見て来ましたが、こんな気持ちになったのは、彼が初めてです。彼が、五輪に出られずに引退したからかな。