2011年4月23日関西テレビ放送(KTV)で放送された高橋大輔と織田信成のドキュメンタリー動画です。


高橋大輔

高橋大輔

4月9日。神戸で行われたチャリティー演技会。
髙橋大輔は、このイベントの発起人の1人だった。
震災後、自らスーツに身を包み、会場の予約、スケーターの招へい、そしてすべての座席に座りチケットの値段までを決めた、チャリティーイベント。
トップスケーターとしての自覚が、彼を動かしていた。

バンクーバー五輪で銅メダル。そして、世界選手権で金メダル。
去年、一気に世界の頂点へと駆け上がった髙橋大輔。
そんな彼の今シーズンの見せ場は、去年12月の全日本選手権のフリースケーティングだった。鬼気迫るステップと気合あふれるジャンプは、まさに勝負師の演技。…しかし全日本を迎えるまで、髙橋は、髙橋でなくなっていた。世界王者と呼ばれる日々、目標のない大会…。
「ある意味、オリンピックより難しいシーズンだった。」そんな1年に密着した。

 



織田信成

織田信成

バンクーバーで靴ひもが切れるという、まさかのアクシデントに見舞われた織田信成。その直後の世界選手権では、まさかの予選落ち。華々しかったフィギュアスケート人生は、一気に転落の瞬間を迎えた。引退も考えたのち、戻ってきたのは、「やっぱりスケートが楽しい」から。
そのために織田はまず、師事するコーチを変えた。それは、小さい頃から自らの礎を築いてきた場所への逆戻りだった。つまり、ゼロからの再出発。

しかし勝負の世界は、そんなに甘くはない。シーズンが始まり、勝てない日々。「いったい、自分には何が足りないのか…」。
10月に誕生した長男・信太朗くんの存在を励みに、根っからの「負けず嫌い」が歩んだ、この1年に密着した。


(2011年4月23日放送 KTV「高橋大輔・織田信成 五輪からの再挑戦」より)


(Part1)

(Part2)

(Part3)

(Part4)