NHK杯 記者会見

2008年グランプリシリーズ今季第6戦、NHK杯国際競技大会に出場する日本人選手の記者会見の動画です。


フィギュアスケートのGPシリーズ最終第6戦、NHK杯(11月28~30日、国立代々木競技場)に出場する男女の日本選手6人が8日、都内で会見。男子で大会3連覇を狙う高橋大輔(22)=関大大学院=は、ライバル・織田信成(21)=関大=の復帰後初の直接対決へ火花を散らした。

 

高橋が「久しぶりの彼(織田)との対戦なので楽しみ。負けるつもりはない」と言えば、壇上で並んだ織田も「絶対優勝できるよう頑張る」。高橋が2位になった07年世界選手権(東京)以来、1年9か月ぶりのライバル対決に健闘を誓い合った。

 

昨年7月に酒気帯び運転で検挙された織田は2季ぶりのGPシリーズ復帰。現在は高橋と一緒に関大リンクで練習し、「高橋選手のうまいところを見て吸収したい」と刺激を受けながら完全復活を目指している。高橋は新ショートプログラム(SP)で4-3回転の連続ジャンプに挑戦。フリーも昨季と同様、2本の4回転を組み込む予定で「スピンもステップもすべてパーフェクトにできれば」。1年半後のバンクーバー五輪王者を目指し、男の戦いが火ぶたを切る。

◆真央連覇へ「自信」 ○… 昨季世界選手権女王の浅田真央(17)=中京大中京高=は「集中して1つ1つの技を決めたい。世界選手権に向けて試合慣れしていければ」と来年3月の世界選手権(ロサンゼルス)2連覇へ照準を定めた。今季初戦はGP第4戦・フランス杯(11月13~16日)で、タラソワ・コーチの住むロシアと日本を往復して調整する予定。トリプルアクセル(3回転半)も「自信を持って絶対跳べると思って跳ぶ」と貫録たっぷりだった。

(スポーツ報知より)